大谷翔平選手がフジテレビと日本テレビの自宅報道に激怒。取材パス凍結否定もトラブルは事実、Live News イット!で謝罪も炎上

3日放送の情報・報道番組『Live News イット！』（フジテレビ系）でメインキャスターの元NHK・青井実アナウンサー(43)が、『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手(29)の新居報道を謝罪しました。

フジテレビは『Live News イット！』などの情報・報道番組で、大谷翔平選手が現地で12億円の豪邸を購入したとの情報を伝えたほか、独自に現地取材した模様を放送し、記者が大谷選手の自宅前からリポートしたり、近隣住民に取材するなどしていました。

日本テレビも同様の報道を行っており、これらの行為を大谷翔平選手サイドが問題視し、局に対して「大谷の過去素材を使用しないよう通達」したほか、球団サイドが両局の「取材パスを凍結した」との情報を週刊誌『週刊現代』が報じ、大炎上騒動に発展しました。

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フジテレビはその後、「取材パスを失いドジャースの取材ができなくなったという事実はない」と否定しつつも、大谷翔平選手サイドが報道に激怒しているのは事実だと認め、謝罪コメントを発表しました。

それから10日以上経ち、3日放送の『Live News イット！』で大谷翔平選手の最新ニュースを取り上げた後に、青井実アナが報道を巡るトラブルに言及し、「当番組では、大谷選手の新居について取材、報道しましたが、大谷選手とそのご家族、代理人をはじめとする関係者の皆さんにご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます」と謝罪し、宮司愛海アナと木村拓也アナも頭を下げました。

＜↓の画像が、大谷翔平選手の新居報道を謝罪した青井実アナらの写真＞

続けて、「新居には、多くの観光客や地元の方が訪れる状況が発生しております。大谷選手の自宅をはじめ、プライベートな空間を訪れることはお控えいただき、大谷選手に会いたい時は、球場に足を運んでくださるようお願い申し上げます」と、一連の報道が原因で、観光客らが殺到する事態になっていることを明らかにしました。

• 3日放送『Live News イット!』大谷翔平選手の新居報道を謝罪シーンの動画（X）

そして、番組での謝罪や視聴者への呼びかけに対してネット上では、

• やっとかよ　スルーし続けた癖に本当に悪質な局だな
• もう観光名所になっちゃったんでしょ　謝って終わり？
• 社長が出てこいよ　フリーアナにそんなの言わせんな
• アナウンサーに謝罪させるのいい加減やめたらいいのにな　経営陣が出てくるのが筋だろ
• お前らが招いた種なのに何お願い申し上げてんだよ
• もう新居をフジと日テレに買い取らせろよ
• ほんと迷惑だろうなせっかくの新居なのに　お詫びに365日警備員つけてやれ
• 日テレは謝罪しないの？
• 謝る素振りさえない日テレはどうなってんだ
• チーム内で相次ぐ空き巣被害、地元ではペット誘拐多発　ロハスは車上荒らしの被害にあってるというのに自宅紹介したらどうなるのか想像もできないのか
  大谷さん引っ越ししたいだろうな　訴訟もんだわ

などの批判が噴出しており、再び炎上状態になっています。

大谷翔平選手の12億円豪邸を最初に報じたのは、現地の大手メディア『ロサンゼルス・タイムズ』で、Google Earthを使って豪邸の空撮を掲載していたほか、不動産業者などにも取材して以前の持ち主などに関する情報も伝えていました。

また、物件の詳細に関しては不動産サイトに掲載されており、豪邸の間取りなどは誰でも閲覧可能な状態ではありました。

ただ、フジテレビと日本テレビは独自に現地で取材を行い、セレブを狙った強盗や家族の誘拐事件などが多発している中で、豪邸周辺の風景などにモザイクをかけることなく放送したり、現地の人に大谷選手が豪邸を購入したことなどを伝えていただけに、問題視されるのは当然かと思います。

そして、新居に多くの人が集まって観光地化してしまっているとのことですが、『フラッシュ』が先日報じた記事によれば、すでに警察沙汰のトラブルも発生していて、日系アメリカ人のYouTuberが大谷翔平選手の新居付近に車を長時間停めて撮影を行っていたため、近隣住民に通報されたそうです。

YouTuberはその後、現場に駆けつけた警察から撮影した動画を削除するよう求められ、もし拒否すれば徘徊罪（1年以下の懲役もしくは1,000ドル以下の罰金）で逮捕すると告げられたといい、動画を削除した後も早急に市内から出ていくことを要求されたとのことです。

すでにこうしたトラブルも発生している状況で、今さらフジテレビが自宅などに行かないようにと呼びかけても効果はほとんどないでしょう。

結局のところ、今後の大谷翔平選手への取材などへの影響を懸念し、形だけの謝罪と呼びかけとしか思えませんが、今後またプライベートに関する報道などで、大谷選手や家族ら関係者に迷惑をかけることがないようにしてもらいたいです。