15日に、鹿児島県・桜島の噴火警戒レベルが初めて「4」に引き上げられ、引き続き火山性地震や地殻変動なども観測されており、厳重な警戒状態が続いています。
そんな中で、15日の夕方にフジテレビ系で放送された報道・情報番組『FNNみんなのニュースWeekend』にて、噴火レベルが4に引き上げられたことを報じるリポーターが爆笑する映像が映り、謝罪する一幕があったことが分かりました。
この日の番組では、スタジオからフジテレビの生田竜聖アナウンサーが現場の中継先に呼びかけてカメラが切り替わったものの、中継先で一瞬カメラの切り替えに気づかずに、ヘルメットをかぶった姿でカメラ前に待機していた鹿児島テレビの小鍜治宏将アナウンサーがスタッフ等と談笑する姿が映りました。
その直後小鍜治アナは中継に変わったことに気づき、多少慌てた様子でリポートを始めたものの、その後は落ち着いてリポートをしていたのですが、中継が終了後に生田アナが「先ほどの中継でお見苦しい点がございました。失礼いたしました」と謝罪をしていました。
(↓の画像が、ヘルメット姿で談笑している小鍜治アナの写真)
(↓の画像は、切り替わりに気づきリポートを始めた小鍜治アナの写真)
これに対してネット上では、
- 所詮フジはそんなもん。震災の時もそうだったし。
- ヘルメット姿も要らないだろ。爆笑した点も問題かもしれないが、桜島から数キロ離れていて明らかに安全だと思う場所でのヘルメット姿にも異様に見えた。たぶん、カメラマンやスタッフはヘルメットしてないだろうが、わざわざ仰々しく報道するものどうかと思う
- フジテレビってそろそろ終わってもいいんじゃないか。フジテレビのアナウンサーは自分の局がなくなるって言っても笑ってそうだな
- 報道する側に、100%被害者に寄り添えというのも無理だとは思うが、被害現場で厳粛さに欠ける行動を取るのは、やはり認識がおかしいと思う。
- 報道機関の緊張感の無さがよくわかります。報道する人は、本当に現地の人の気持ちを考えて報道してほしい。危機感がないというか、他人事の感覚では伝えなきゃいけないことが伝わらない。
などのコメントが寄せられていました。
生中継でのこうした中継トラブルというのは時折目にしますが、緊張感のある現場で談笑をしているというのは不謹慎極まりなく、これは異常としか思えないですね。
これに対してネット上では多くの批判が寄せられており、フジテレビには呆れたという声が多く寄せられているのですが、2011年3月11日に東日本大震災が発生後の同12日、福島第1原発1号機で水素爆発が発生し、菅直人首相の記者会見をフジテレビが中継している最中に、男性がその裏で「ふざけんなよ、また原発の話なんだろ?どうせ」と発言。
その後女性が「だから、こっからあげられる情報はないっつってんの」とキレ気味答え、続けて「あー笑えてきた」と発言したことから大きな問題となり、海外のメディアにも取り上げられることに。
- 問題となった場面の音声動画(YouTube)
この声はスタジオの声だとみられており、ネット上では生田アナの妻で同局の秋元優里アナの声なのではないかという噂が囁かれ、台湾の一部メディアが不謹慎な発言をしたのは秋元アナだと報道。
この報道に対してフジテレビは、同局の社員による発言ではないと説明していました。
(↓の画像は、このニュースが台湾メディアに報道された際の写真)
この他にも挙げたらきりがないほど、フジテレビは度々トラブルを起こしていますが、偶然などではなく局に大きな問題があるとしか思えないですね。