ニュースキャスターの安藤優子さん(56)と俳優の高橋克実さん(54)がMCを務めている情報・ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』が、来年3月にも打ち切られる見通しだとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
同番組は、フリーアナウンサー・宮根誠司さんがMCの『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に対抗するため今年3月30日からスタートしましたが、初回への平均視聴率は第1部(13時55分~)が3.6%、第2部(14時55分~)が2.5%で、ミヤネ屋はこの日7.3%を記録。
また、4月20日には第1部が2.5%、第2部が1.7%とついに1%台に突入し、さらに7月14日には第2部が自己ワーストとなる1.1%(第1部は1.7%)を記録したほか、10月15日には第1部が1.3%、第2部が1.2%となっており、番組放送開始以来一度も4%を超えたことがなく、打倒ミヤネ屋を掲げてスタートしたものの、全く刃が立たない状況となっています。
そうしたことから番組開始当初から低視聴率による打ち切りが囁かれており、7月の段階では9月打ち切り説が浮上していたのですが、同番組はフジテレビの亀山千広社長の肝いりでスタートした番組であるため、そう簡単には打ち切ることはせず、7月の定例会見では「事件モノでいくのか、ワイドショーの要素でいくのか。もう何か光脈を見つけて、視聴習慣をつけるところに入っているとは思う。そういう意味でも、夏休みが正念場だと思う」と話し、自己最低の視聴率を記録したことに対しては「一番こたえているのは現場。今は一喜一憂するなと現場には言いたい」と語り、打ち切ることなくその後も番組を継続。
しかし、その後も視聴率は伸びず、現在でも1%台の数字を記録している状況にあり、さらには他局の番組に比べて予算が倍近いようで、他局のワイドショースタッフは、「とにかくウチの番組と経費の使い方が違う。『グッディ』の予算は、ウチの倍はあるかも。ウチはインターネットの簡易中継だけど、あちらは中継車を持ってきている。視聴者に届けられる映像の画質が違う。羨ましいことばかりですよ」と語っており、視聴率が取れないにもかかわらず番組の制作費がかかるとなると、打ち切りは免れないでしょう。
また、視聴率が低いことによって番組の出演者やスタッフたちのモチベーションも下がっているようで、同番組の出演者が「番組自体が終焉を迎える雰囲気になっている。スタッフも、自分も含めた出演者も、みんな暗くなっているからね」と愚痴を言っていたそうなのですが、そうした影響からか番組では安藤さんがミスを連発しており、視聴者からは批判の声が寄せられ悪循環となっていますね。
ちなみに、グッディのエンディングでは、出演者全員が右手の親指を立てるポーズをして締めるのがお決まりとなるっているのですが、9月に週刊誌『週刊ポスト』が報じていた記事によると、フジテレビ内では指先を下に向ける“バッディポーズ”が流行っているといい、フジテレビの番組制作スタッフは、同番組があまりにも低視聴率であることから、なにか悪いことがあるとこのポーズをして「本当にバッディだよ」と自虐的に使っているということを明かしています。
<↓の画像が、ポーズを取る出演者の写真>
フジテレビの社員がここまでこき下ろすのは、安藤さんのギャラがあまりにも高いことにもあるようなのですが、、別のフジテレビの社員は、番組が1年で打ち切りになるかもしれないという見方もあると明かし、引き続き低視聴率だった場合に安藤さんは、BSの報道番組に異動になるなんてこともあるかもしれないと話しています。
1%台の視聴率をこれまでに何度も記録しているため、打ち切りはほぼ間違いないとみられますが、今のフジテレビには視聴者が求めるような番組を作る力はなく、新番組もまた大コケするのが目に見えていることから、再びこの時間帯は過去のドラマの再放送をした方がいいのではないかと思いますね。