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フジテレビのカンテレドラマ枠移動は失敗?『逃げるは恥だが役に立つ』視聴率に惨敗で番組終了の危機に

フジテレビ『有吉弘行のダレトク!?』低視聴率で打ち切り終了? TBSドラマ『逃げ恥』好視聴率の裏で5%以下の大コケ連発

“ガッキー”こと新垣結衣さんが主演、シンガーソングライター・俳優の星野源さんが相手役を演じているTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(通称:逃げ恥 火曜22時)が大きな反響を呼んでおり、初回平均視聴率は10.2%だったものの、第2話は12.1%、第3話は12.5%、第4話は13.0%、第5話は13.3%と初回から右肩上がりになっており、これからさらに数字を伸ばすのではないかとみられています。

『逃げ恥』が放送されているTBSの火曜ドラマ枠(火曜22時)は、2014年4月に設けられた枠で、舘ひろしさん主演の『なるようになるさ。』第2シリーズから始まり、堀北真希さん主演の『まっしろ』、木村文乃さん主演の『マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜』、香里奈さん主演の『結婚式の前日に』などを放送。

今年に入ってからは1月期に深田恭子さん主演の『ダメな私に恋してください』、4月期に黒木華さん主演の『重版出来!』、7月期は武井咲さん主演の『せいせいするほど、愛してる』を放送。

同枠で放送されたドラマはほぼ1ケタ台と低視聴率で、最高視聴率は『マザー・ゲーム』で記録した10.5%で、数字が取れない枠として知られていたのですが、『逃げ恥』が第2話で最高視聴率を更新し、その後も記録の更新を続けています。

<TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』>

このドラマがヒットしたのは、新垣さんと星野さんの演技やキャラ、ドラマの脚本・演出などが良いという条件が揃い、ここまでの好視聴率を獲得しているとみられるのですが、もう一つあることが大きな影響を与えているとみられています。

それはフジテレビで1996年から続いた関西テレビ(カンテレ)制作の火曜22時ドラマ枠が、今年7月期に放送された波瑠さん主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』を最終作として廃枠となり、バラエティ枠に変更されたこと。

廃止後の10月からは、有吉弘行さん(42)がMCの『有吉弘行のダレトク!?』が放送されており、この番組はもともと火曜23時からの30分番組だったのですが、ゴールデン昇格によって1時間番組に変更となりました。

<MCの有吉弘行さんとアシスタントの高橋真麻さん>

こうしてTBSとフジテレビのドラマ視聴率対決が無くなり、数字を持っている有吉さんが司会の『ダレトク!?』がゴールデンに昇格し、好視聴率の獲得が期待されましたが早くも低視聴率を連発、大コケしていることが明らかとなっています。

ゴールデン昇格1発目に1時間半スペシャルとして10月18日に放送された番組は、平均視聴率7.8%(逃げ恥:12.1%)を記録。

初回2ケタに届かなかったものの、バラエティで数字が獲れない現在のフジテレビにしてはそこそこ良い数字で、翌週の数字も期待されていましたが、同25日放送分は早くも5%を切って4.4%(同12.5%)、11月2日は4.6%(同13.0%)、8日は5.1%(同13.3%)。

『逃げ恥』には3倍近い差を付けられ、テレビ東京系で同時間帯に放送の『ガイアの夜明け』の数字を下回り、同時間帯最下位だったことがすでに2回あります。

ドラマを放送していた頃よりも数字を下げており、TBSにドラマ視聴者を流す結果になっているのは明らかです。

今後どうなるのかまだ分かりませんが、テコ入れを行っても数字が上がらなければ来年にも打ち切りとなるでしょうね。

また、火曜21枠に移動したカンテレ制作のドラマについても数字が良くなっているわけでもなく、1発目としてスタートした吉田羊さん主演の『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』は、初回8.8%、第2話8.0%、第3話8.5%、第4話8.5%、第5話が8.0%となっており、波瑠さん主演の『ON』とそこまで差はみられません。

そのため、昨年火曜22枠で放送され大コケしたEXILE・AKIRAさん主演の『HEAT』、AKB48・渡辺麻友さん主演の『戦う!書店ガール』など、酷い低視聴率を記録するドラマがまた出てくるかもしれないですね。

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