フジテレビ系で放送されているバラエティ番組『ペケポンプラス』が、23日の放送をもって終了することが明らかとなりました。
人気お笑いコンビ『くりぃむしちゅー』と『タカアンドトシ』、お笑いタレントの柳原可奈子さんがレギュラー出演している同番組は、2007年4月に『タカトシ×くりぃむのペケ×ポン』というタイトルで深夜番組としてスタートし、2009年4月にはゴールデンタイムに昇格して毎週金曜19時から放送され、川柳を使った穴埋めクイズなどのゲーム企画で人気を博しました。
昨年4月には、放送時間が毎週火曜19時からに変更となり、番組名も『ペケポンプラス』にリニューアルして放送していたのですが、視聴率は伸び悩んでおり、1月12日放送分は4.5%、26日は5.4%、2月2日は5.0%、9日は5.4%とゴールデン帯の番組にも関わらず5%台で数字が推移していました。
そんな『ペケポンプラス』終了に対してネット上では、
- 深夜時代が一番面白かったわ。
- よく今まで続けたなって感じ 全然面白くないし フジは完全に終わってるな
- ゴールデンでつまんなくなったとよく言われる番組は幾つも有るが、金曜の時はそれでもまだよかった。火曜になって親バカ2世タレントが蔓延ってから全く観る気にならなくなった。
- ペケポン火曜日移動後の番組内容が金曜日のときに比べて格段に落ちてしまっていた。最終回にして当然だ
- 最近迷走してたもんね。どうせ4%しかないなら後番組はもっと斬新な企画出してほしいもんだ
などのコメントがありました。
『ペケポン』は視聴率が低迷していたことから以前より打ち切りの噂が浮上しており、放送日を変更するなどのテコ入れを行ったようですが、やはりダメだったようで…。
この番組は深夜番組からスタートしたもので、視聴率アップとともに少しずつ時間帯や番組の内容が変更され、ゴールデンに昇格してからつまらなくなってしまったという声が多いのですが、これは昨年1月をもって終了となってしまった『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』(テレビ朝日系)と同じパターンで、タカトシは両番組にレギュラー出演しており、2年連続でそこそこ続いていた番組が打ち切りになったダメージは大きいでしょう。
深夜で視聴者にウケていた番組をゴールデンにもっていくことで企画内容が制限され、その結果勢いが無くなりマンネリ化するといったケースは多く、このパターンで多くの番組が失敗しているのですが、果たして『ペケポン』の後番組としてどのような番組が新たにスタートするのかに注目したいですね。
しかし、今のフジテレビでは新たに放送される番組にも期待できませんが…。
ちなみに、後番組についてフジテレビ広報部は未定としています。