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羽生結弦選手が阿部サダヲ主演映画『殿、利息でござる!』で仙台藩の藩主・伊達重村役に! 画像あり

フィギュアスケート羽生結弦選手が俳優デビュー! 映画『殿、利息でござる!』で殿様役に挑戦し、ちょんまげ姿を披露!

フィギュアスケートの羽生結弦選手(21)が、5月14日公開予定の映画『殿、利息でござる!』(中村義洋監督)に出演し、俳優デビューすることが明らかとなりました。

この作品は阿部サダヲさんが主演を務めており、その他に妻夫木聡さん、瑛太さん、松田龍平さん、千葉雄大さん、西村雅彦さん、竹内結子さん、山崎努さんといった豪華キャストで注目を集めています。

『殿、利息でござる!』は、2010年に森田芳光監督によって映画化された『武士の家計簿』などの作品で知られる歴史学者・磯田道史さんの『無私の日本人』の一編「穀田屋十三郎」を映画化したもので、監督は『ゴールデンスランバー』『予告犯』『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』などの作品で知られる中村義洋監督さんが務めます。

250年前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台にしており、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために阿部さん演じる穀田屋十三郎、瑛太さん演じる茶師・菅原屋篤平治ら住人9人が、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」というのを立てて奔走する姿を描いています。

羽生選手が演じるのは、仙台藩の藩主・伊達重村(だて・しげむら)で、昨年夏に撮影は終えているとのこと。

出演シーンは少ないそうなのですが、物語のキーになっている重要な役柄で、困窮している庶民の前に颯爽(さっそう)と現れる殿様という姿を見せるそうです。

<↓の画像が、伊達重村を演じた羽生選手の写真>

羽生選手が映画に出演するのは今回が初で、これまでCMに出演する程度でほとんど芸能活動は行ってこなかったのですが、地元の仙台に実在した人物たちの秘話に感動し、出演を快諾したそうで、「緊張してしまいましたが、映画製作の雰囲気を感じられて、素敵な俳優さんたちにもお会いできて楽しかったです。この物語は実話をもとにしているとのことですが、地元・宮城にこんな素晴らしい話があったということに驚いています。殿様として、威風堂々とした姿と優しさを兼ね合わせるそのギャップを、自分なりに表現できればと思い一生懸命やりました」と振り返り、「試合のプログラムだけではなくエキシビジョン、ショーなどでも、表現者として今回の貴重な経験をいかすことができたのではないかと思っています」とコメントしています。

また主演の阿部さんは、「殿役が誰か、なかなか明かされず、役者同士で予想をしてたのですが、まさか羽生結弦さんとは思いませんでした……」と、羽生選手が殿役を演じることを知り驚いたといい、「現場リハーサルでいきなりぶっつけ芝居だったにもかかわらずセリフも完璧に入っていて素晴らしかったです」「本来、殿様を庶民が見てたら『頭が高い』と言われるんでしょうけど、もう、ずっと笑顔で見つめてしまいました(笑い)。キレイでした(笑い)」と語っています。

そんな羽生選手を起用した理由について中村監督は、「ついつい豪華キャストにしてしまったため、彼らが『殿様=雲の上の人』と仰ぐ俳優さん、というのがなかなか見つからなくなってしまいました。そんな時に出たのが羽生さんのお名前。」と明かし、「これはもう問答無用の雲の上の人で、かつ、この映画の舞台となる宮城県のご出身ですから、どこかで伊達の殿様との縁やゆかりがあったとしても不思議じゃありません」と説明。

さらに「現場では、その立ち居振る舞いから目力の強さ、澄んだ声まで、殿様としての説得力に満ち溢れておりました。」と絶賛し、「それにしても、この伊達の殿様は、今や仙台藩どころか日の本一となり、果ては世界までも征服されておられるわけですから、本当にとんでもない人をキャステングしてしまったもんだよなあと、僕ら自身も今だにおののいている次第です。」と語っています。

そして、羽生選手が俳優デビューすることに対してネットでは、

などのコメントが寄せられています。

あの羽生選手が映画に出演し俳優デビューすることに驚いたのですが、公開された写真を見てみると、ちょんまげ、着物の姿に違和感はなく様になっており、出演シーンは少ないというものの、そこでどのような演技を見せてくれるのか非常に楽しみです。

撮影はオフシーズンの昨年夏に行われたそうで、本業の方に影響が出ないように調整をして撮影に臨んだと思われるのですが、選手たちの新シーズンはオフからすでに始まっているとも言われ、新たな振付を覚えたり調整を行ったりなどで忙しかったと思われるものの、昨年11月のNHK杯のショートプログラムでノーミスの演技を披露し、自身が持つ世界最高得点を更新。

さらにフリーでも完璧な演技を披露し、世界歴代最高得点を大幅に塗り替える前人未到のトータルスコア(322.40点)で優勝を果たすなど、素晴らしい成績を残しており、さすがとしか言いようがありませんね。

そして、今回俳優デビューを果たしたことによって、映画やドラマへの出演オファーが殺到する可能性がありますが、あまり無理はしないようにしてほしいところです。

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