ビートたけしさん(77)と女優・剛力彩芽さん(31)が、3月をもってレギュラー番組『奇跡体験！アンビリバボー』（フジテレビ系 水曜20時）を降板すると週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。
『奇跡体験！アンビリバボー』は、『平成教育委員会』（1991年10月～1997年9月放送）の後番組として1997年10月から土曜19時枠でスタートし、ビートたけしさんはストーリーテラーとして26年にわたって出演、一方の剛力彩芽さんは女優・大政絢さん(33)の後を継いで2012年10月から4代目MCを務めています。
デイリー新潮によれば、そんな2人が3月をもって降板することが決定し、バナナマンの日村勇紀さんと設楽統さんは4月以降も出演を継続するそうです。
＜↓の画像は、スタジオレギュラーのバナナマンと剛力彩芽さんの写真＞
番組の顔であるビートたけしさんの降板決定の理由についてフジテレビ関係者は、「年々視聴率は下がる一方で、3％台に低迷。4ヶ月前、木曜から水曜へ引っ越ししたばかりでしたが、視聴率の浮揚には繋がらなかった。結局、制作費を見直さざるを得なくなり、たけしさん側にギャラの値下げを持ちかけたものの、交渉がまとまらなかったことが降板の原因と聞いている」
と語っています。
スタジオ出演者とは別撮りのビートたけしさんの出演分はすでに収録が終了しているといい、3月は特番が入ることで1回しか放送が無く、たけしさんが番組に登場するのは残り3回で、番組降板は2月末に正式発表する予定とのことです。
ビートたけしさんと同時に剛力彩芽さんも降板する理由、後任について前出のフジテレビ関係者は、「2020年に彼女がオスカープロモーションを飛び出してフリーになってからは、特段、据え置く理由がなかったものの、露骨に切れば“大手事務所への忖度”と批判を浴びかねない状況でもあった。このタイミングで降りてもらい、さらに制作費を浮かそうという考えです。今後はMCを局アナに代える案も出ています」
と明かしています。
デイリー新潮はフジテレビに対して、ビートたけしさんと剛力彩芽さんのアンビリバボー降板は事実なのか確認したところ、「制作の詳細に関してはお答えしておりません」と回答したとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- 活舌が最近悪く何を言っているのか聞き取りにくかったし丁度いいんじゃない
- そもそも「アンビリバボー」自体が需要がないだろ。もう役目を終えたよ
- まあ、VTRメインで高ギャラのたけしがいる必然性ないもんなぁ 最初は”たけし”のネームバリューをフックにしたと思うけど、極論この番組は局アナだけでも成立する
- 昔のアンビリバボーの方が面白かった。ほっこり映像みたいのは他でもやってるし、まったくつまらない
- 水曜に移動したら内容が『なんだコレミステリー』とかぶる事が多くて、見る必要性を感じない だから最近はTVerの時間になってる
木曜で始まった『オドオドハラハラ』の方が面白いし、水曜のこの時間なら林先生の番組の方が好きだった - たけしは好きなんだけどアンビリバボーやタックルは殆ど観ない。タックルは座ってるだけだし、ニュースキャスターの時々言う冗談が面白かったんだよな。
TVも面倒くさい時代になったし、年齢的にもだんだん執筆や映画製作のほうにシフトしていくんじゃないかなぁ。
などの声が上がっています。
アンビリバボーは番組のマンネリ化等による視聴率低迷によって、かねてから番組打ち切り終了説やビートたけしさん等の番組降板の噂が流れていました。
そして、ビートたけしさんの降板理由として挙げられていたのは高額なギャラ問題で、昨年6月に『ピンズバNEWS（双葉社）』が報じた記事によれば、たけしさんは出演時間が非常に短いため、1度の収録で4本撮りしているそうなのですが、1本分のギャラが300～400万円とも言われているといい、番組の視聴率低迷や番組制作費の削減によって厳しい状態にある中で、こうした高額なギャラがネックになっているとのことでした。
また、アンビリバボーはVTRがメインの番組であるため、スタジオレギュラーは3人も必要ないことから、剛力彩芽さんの降板も仕方がないと思いますが、出演者を減らしたところでここから視聴率が上昇することはないでしょうし、放送枠を変更後も視聴率に変化はなく低迷を続けているとのことから、やはり番組終了も時間の問題でしょうか。