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北野武映画『首』ランキング結果と興行成績。次回作構想明かすもラスト作品の可能性も?

ビートたけし監督最新映画『首』興行収入大コケか。製作費15億円、豪華出演者に注目集まるも…

ビートたけしさん(本名=北野武 76歳)が、2017年公開の『アウトレイジ 最終章』以来、6年ぶりにメガホンをとった時代劇映画『首』の興行収入が伸び悩み、“大コケ”の可能性もあると『日刊ゲンダイ』が報じています。

『首』は、ビートたけしさんが2019年に出版した同名小説の映画化で、戦国時代の本能寺の変を、戦国武将や忍、芸人、百姓らの野望や裏切り、それぞれの運命をバイオレンスと笑いを交えながら描いた内容です。

主要キャストは、ビートたけしさんが羽柴秀吉役を演じ、明智光秀役を西島秀俊さん、織田信長役を加瀬亮さん、黒田官兵衛役を浅野忠信さん、羽柴秀長役を大森南朋さん、難波茂助役を中村獅童さん、千利休役を岸部一徳さん、徳川家康役を小林薫さん、その他に遠藤憲一さん、勝村政信さん、寺島進さん、桐谷健太さん、大竹まことさん、劇団ひとりさん、津田寛治さん、荒川良々さん、六平直政さん、木村祐一さん、柴田理恵さん等が出演しています。

映画『首』PR動画

キャストも非常に豪華で総製作費は15億円に上ると発表されており、公開前から大きな注目を集めましたが、公開初週の映画ランキングでは同日から公開の『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』などに及ばず3位で、公開3日間の観客動員数は17万5,200人、興行収入は2億6,100万円でした。

最終興行収入が15.9億円だった『アウトレイジ 最終章』は、公開2日間の観客動員数が25万人、興行収入は3億5,200万円を記録しており、『首』はこの数字を大きく下回るスタートとなっていました。

日刊ゲンダイによると、『首』は公開4週目の12月17日時点で累計興行収入が9.9億円で、『アウトレイジ 最終章』の興行収入を下回る可能性が高いといいます。

芸能ライターは『首』について、「映画ランキングも10位に落ちているので、15億円には届かない見通しです。製作に当たって、製作・配給元のKADAKAWAと揉めた経緯もあるだけに、いくら世界のキタノでも次回作のスポンサーを見つけるのはそう簡単ではない」と指摘し、このままいくと総製作費を下回り、大コケとなる可能性があるそうです。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

ビートたけしさんの映画は海外でも高い評価を受けていますが、これまでに製作した映画は国内での興行収入はそれほど高くなく、たけしさん監督映画の興行収入TOP3を見ると、3位が『アウトレイジ 最終章』で15.9億円、2位が2015年公開の『龍三と七人の子分たち』で16億円、1位が2003年公開の『座頭市』で28.5億円となっています。

ビートたけしさんの映画は万人受けはしない、見る人を選ぶ作品が多く、『首』に関しても暴力に加えて男性同士の性的な関係(男色)も描いており、興行収入の伸びが悪いのも仕方がないかと思います。

『首』は公開前から、製作・配給を手掛けた『KADOKAWA』と大モメしていることが週刊誌に報じられていましたが、15億円もかけて製作したにも関わらず大コケとまでは言えないながらも、かなり微妙な結果に終わりそうで、国内の劇場公開のみでは製作費を回収できないでしょうね。

そして、日刊ゲンダイは現時点での数字を受けて、「いくら世界のキタノでも次回作のスポンサーを見つけるのはそう簡単ではない」としていますが、ビートたけしさんは公開前の会見で次回作について言及し、「今度作ろうと思っている映画は、暴力映画における笑いというテーマで製作に入っています」と明かしていました。

次回作のキーワードは「パロディ」とし、映画の半分をギャング・暴力映画、もう半分は同じキャストとストーリーでパロディをするというのを考えているといいます。

また、バブル時代の台本作りもしていて、それを実現させようとしていると語っており、今後も映画製作に力を入れていくつもりのようですが、次回作はトラブル無く無事に公開を迎えてヒットとなるでしょうかね。

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