ビートたけしさんと女優・剛力彩芽さんが、3月6日放送回をもって『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系 水曜20時)を降板することが正式発表されました。
ビートたけしさんは番組がスタートした1997年10月からストーリーテラーを担当し、剛力彩芽さんは2012年10月から5代目MCを務めていました。
剛力彩芽さんは最後の収録を終えて、「11年半、長いですね! 20歳になった直後にこの番組が決まり、20代全部を一緒に過ごさせていただきました。いつも変わらず温かく迎えていただき、見守っていただいたスタッフの皆さん、バナナマンさんが家族のような存在でした。最後の最後までバナナマンのお2人には頼りっきりでしたが、この番組からは、人間として学ぶことがたくさんありました。今の剛力彩芽がいるのは、間違いなくスタッフの皆さん、バナナマンさんのおかげです。ありがとうございました!」
とコメントしています。
4月からは引き続き、『バナナマン』の設楽統さんと日村勇紀さんがスタジオメンバーを務め、新体制で放送するといいます。
<↓の画像は、番組レギュラーのバナナマンと剛力彩芽さんの写真>
そして、ビートたけしさんと剛力彩芽さんの降板発表を受けてネット上では、
- テレビ局は雇いたいがテレビ不況でギャラが高くて払えない事情がある。卒業とは聞こえ良くしといて実質は解雇になるんだよな。
- 剛力ってまだMCやってたんだ、そっちが驚き! 心霊とかいろいろあってちゃんとアンビリバボーだけど、ラテ欄見ても見たいと思わないし、別番組でやり直したらいい
- 昔からこの番組は見てたけど、時代と共に段々番組の雰囲気や趣旨が変わってきて、今は他の番組でも見かけるようなただネット上の動画を紹介するだけの番組みたいになってるのがなぁ そのうち番組自体も終了しそう
などの声が上がっています。
ビートたけしさんと剛力彩芽さんの番組降板は、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が先日報じ、番組の顔でもあったビートたけしさんの降板理由については、「年々視聴率は下がる一方で、3%台に低迷。4ヶ月前、木曜から水曜へ引っ越ししたばかりでしたが、視聴率の浮揚には繋がらなかった。結局、制作費を見直さざるを得なくなり、たけしさん側にギャラの値下げを持ちかけたものの、交渉がまとまらなかったことが降板の原因と聞いている」
とフジテレビ関係者が語っていました。
剛力彩芽さんに関しては、初代MCの女優・佐藤藍子さん(46)と同じ事務所『オスカープロモーション』に所属していたころに5代目MCに抜擢され、2020年9月に独立後も番組出演を継続していたものの、「フリーになってからは、特段、据え置く理由がなかったものの、露骨に切れば“大手事務所への忖度”と批判を浴びかねない状況でもあった。このタイミングで降りてもらい、さらに制作費を浮かそうという考え」
とし、後任は局アナが務める案もあるといいます。
アンビリバボーにはかつて、所ジョージさん、関根勤さん、そのまんま東さん、清水圭さん等がレギュラー出演していましたが、2012年10月に大幅リニューアルし、スタジオレギュラーも一新して剛力彩芽さんとバナナマンが出演していましたが、リニューアル後も視聴率は低迷を続けていました。
そのため、出演者の変更は当然の流れですし、番組のコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)が2%を下回っていることから番組内容のテコ入れも必要不可欠です。
バナナマンが出演の番組では、『沸騰ワード10』(日本テレビ系 金曜19時56分)、『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系 日曜19時)がそれぞれコア視聴率が4~5%台の好視聴率を獲得しているのですが、アンビリバボーは番組スタートから今年で27年となり、ここで再び大幅リニューアルを敢行しても大幅な数字上昇には期待できないものの、とりあえず4月からどのようなテコ入れを実施するのかに注目したいです。