3日放送の音楽特番『ベストアーティスト2022』(日本テレビ系)に出演し、久しぶりに日本のテレビ番組で歌声を披露した歌手・女優のビビアン・スーさん(47)が、11日放送のトークバラエティ番組『おしゃれクリップ』(日本テレビ系 日曜22時)に初出演し、“空白の19年”を語るとのことで注目を集めています。
日本テレビの発表によると、ビビアン・スーさんは日本で活動していた当時の多忙な日々を振り返るほか、2003年に日本のテレビ番組から突如として姿を消し、台湾に戻って活動した理由、私生活の変化など、空白の19年間を語るそうです。
また、デビューから28年にわたり、マネージャーとして支え続けてきた姉・アンバーさんからメッセージが届き、知られざるビビアン・スーさんの素顔や姉妹の絆などが明かされるほか、母親から寄せられた手紙に涙を流す場面もあるとのことです。
<↓の画像が、『おしゃれクリップ』出演のビビアン・スーさんの写真>
台湾出身のビビアン・スーさんは、1990年に台湾で開催の「台湾美少女芸能コンテスト」でグランプリを獲得し、『少女隊』という3人組アイドルグループで歌手デビュー、1994年には女優業にも進出し香港でもデビューし、1995年に初来日し日本でも本格的に芸能活動をスタートさせました。
そして、1996年からスタートしたバラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)のレギュラーに抜擢され、人気企画「芸能人社交ダンス部」などに出演、そして1997年に結成された音楽ユニットの“ブラビ”こと『ブラックビスケッツ』のボーカルに起用されました。
ブラビはデビュー曲『STAMINA(スタミナ)』や『Timing(タイミング)』が大ヒットし、タレント・千秋さんがボーカルを務めるライバルユニットの“ポケビ”こと『ポケットビスケッツ』と共に、1998年の『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たす程の人気ぶりでした。
しかし、1999年5月リリースのシングルの売り上げが目標数に達しなかったことで、ウッチャンナンチャン・南原清隆さん等が脱退、これによりブラビは自然消滅し、ビビアン・スーさんは1999年に番組からも降板しました。
その後も日本で歌手活動を続け、2000年に『LUNA SEA』『X JAPAN』等で活動するギタリスト・SUGIZOさんも制作に携わったソロアルバム『Pretend Angel』をリリースしたり、2001年結成のロックバンド『The d.e.p』でボーカルを務めたり、2003年にロックバンド『SIAM SHADE』のギター&ボーカル・遠藤一馬さん(50)と共にユニット『Vivian or Kazuma』を結成し、楽曲がアニメ『機動戦士ガンダムSEED』の主題歌に起用されヒットしました。
ですが、足の親指が曲がる「外反母趾(がいはんぼし)」の悪化を理由に、日本から撤退し台湾に戻ったとされています。
この他にも、南原清隆さんとの不倫交際が原因でウリナリを降板、台湾に帰ったなどの報道もありますが、ビビアン・スーさんは1990年代後半から2000年代前半にかけてSUGIZOさんと交際しており、南原さんとの不倫関係については証拠等も一切なく、あくまでも噂レベルの話となっています。
<↓の画像は、LUNA SEA・SUGIZOさんと交際当時の2ショット写真>
<↓の画像は、2001年5月に『フライデー』が報じた半同棲愛報道の写真>
ビビアン・スーさんは2006年に外反母趾の手術を受け、同年に主演映画の記者会見で来日した際にはキャイ~ンの2人と共演していたほか、2010年から再び日本でも歌手活動を行っていたので、完全に日本の芸能界、テレビから姿を消していたわけではないのですが、様々な憶測や噂などが飛び交う中で、日本を離れた本当の理由などについて、どういったトークを披露するのかに注目したいですね。