一時期テレビ番組への出演が減っていたものの、昨年よりバラエティ番組に本格復帰したタレントのヒロミさん(本名=小園浩己 50歳)が司会で、今年4月にスタートしたトークバラエティ番組『美女たちの日曜日』(テレビ朝日系)が、6月28日の放送をもって打ち切られ番組が終了することが明らかとなりました。
同番組は日曜日の朝10時から放送されているのですが、同時間帯には、TBS系で爆笑問題が司会の情報・ワイドショー・バラエティ番組『サンデージャポン』、フジテレビ系ではダウンタウンの松本人志さんや東野幸司さんが出演のトークバラエティ番組『ワイドナショー』が放送され高視聴率を獲得しており、ヒロミさんは番組の制作発表会見で「ゆっくり始めていきますから」と語っていましたが、わずか3ヶ月で終了する事に。
番組終了後は、旅番組や地域の散策番組等を放送して調整されるとのことです。
ちなみに、『サンデージャポン』は平均視聴率10%以上、『ワイドナショー』は6~7%で推移している一方、『美女たちの日曜日』は初回平均視聴率2.5%、4月26日の放送で1.8%を記録。
今年3月まで同枠で放送されていた報道・情報番組『報道ステーション SUNDAY』(今年4月から16時半~に放送時間が変更)は、平均視聴率4~5%で推移していました。
そして、これにテレビ朝日の関係者は「裏番組が強すぎて視聴率がなかなか取れなかった。報道系では太刀打ちできないとヒロミさんを起用したのですが…。将来的には“勇気ある撤退”となればいい、としか言いようがない」と残念そうに語っています。
このような残念な結果となり、今後のヒロミさんの活動に大きな影響を及ぼすのではないかと心配になりますが、「さすがにヒロミさんに責任を押し付けるのはかわいそう。これは支えるスタッフの力不足と言わざるを得ないでしょう」とベテラン社員は言い、低視聴率の原因の一つとして視聴者を意識しすぎた内容だったことを挙げ、ヒロミさんの魅力を引き出し切れていなかったと指摘しています。
また、ある芸能プロ幹部は「ヒロミにはテレ朝の“補償”があるはず」と言い、他の番組にMCクラスで起用されるのではないかと推測しています。
これにネット上では、
- ラッスンゴレライなんかもそうだが、ちょっと話題になっただけのものにすぐテレビ局が飛びつき、今流行ってるとかブレーク中とかって、勝手に煽ってるだけ。冠番組持って視聴率がとれないようなら、それはブレークしてるとは言えないだろ。ヒロミって別に面白くもないし好感が持てるわけでもない。何処に需要があるのか謎
- テレ朝も旬を使ったつもりでしょうけど、視聴者はそんなにヒロミを見たい訳ではない。金持ちの道楽を自慢する様な番組ばかりで全く面白くもない
- ヒロミだからどうこうというより、あの時間枠じゃ何やっても厳しいと思う。普通に報ステサンデー続けていたほうが良かったんじゃない
- この人がMCをしている事に違和感しか無かった。ちらっと見たけど、進行もイジリも微妙でしたね。単純にキャスティングのミスだと思う
- あまり好感度があるわけでもないのに、なぜにまたブレイクしてきたのか…不思議。妻の松本伊代自慢もかゆくなる。有吉の再ブレイクのほうがよっぽども褒めたい。お金あるんだろうから、自分の事業で稼いでいればよかったんじゃない
などのコメントが寄せられていました。
ネット上の反応を見ると、番組自体が面白くなかったとして、低視聴率による打ち切りはヒロミさんの責任ではないと擁護する声もあるのですが、ヒロミさんに原因があるとする声が圧倒的に多いですね。
歯に衣着せぬ発言で再ブレークした有吉弘行さんに続き、俳優の坂上忍さんもブレーク、それに続いてヒロミさんもとなるのではないかとみられていましたが、視聴者からの支持を得られていない様子を見ると、かなり厳しいものがあるかもしれません。
そして、この報道に対してヒロミさんは24日に自身のブログを更新し、「毎日日曜日にやっていた 日曜日の美女たちが28日の放送で最終回なんだ。残念ですが、結果を残せなかった。俺の力不足です。向井くんや沢山の方に出演していただいたのに、もっと楽しませたかったな~。スタッフは寝る間もなく、毎週頑張っていたのに申し訳ない。」と綴っています。
自らの力不足だったと語っているヒロミさんは、以前の様なとげとげしさは無くなっておりそれを評価する声もあるのですが、もしかすると再びフェードアウトしていくことになるかもしれないですね…。