2014年より芸能活動を再開し、現在数多くのテレビ番組に出演しているタレント・ヒロミさん(51)と松本伊代さん(50)夫妻の長男で、俳優の小園凌央さん(こぞの・りょう 20歳)と、写真家・関口照生さん(77)と女優・竹下景子さん(62)夫妻の次男で、俳優の関口アナムさん(27)が、4月19日よりスタートする連続ドラマ『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)に出演することが24日に明らかとなりました。
凌央さんは昨年、舞台『Letter 2015』で俳優デビューを果たし、3月からはスマホ向け放送サービスで配信されている連ドラ『サクラ咲く』にレギュラー出演しています。
<↓の画像が、小園凌央さん>
<↓の画像は、父親のヒロミさんと母親の松本伊代さん>
一方のアナムさんは、2012年3月に武蔵野美術大学造形学部映像学科を卒業後、2年間イギリス・ロンドンに留学し、2014年に俳優デビューを果たしており、昨年放送された向井理さん主演のスペシャルドラマ『磁石男2015』(日本テレビ系)、石原さとみさん主演の月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)やCMなどに脇役で出演。
<↓の画像が、関口アナムさん>
<↓の画像は、父親の関口照生さんと母親の竹下景子さん>
また、イギリスのアーティスト『TCTS』のデビュー曲「Games ft.K.Stewart」、『Wilkinson』の楽曲「Breathe ft. Shannon Saunders」のMVに出演しています。
- TCTS – Games ft. K. Stewart(YouTube)
- Wilkinson – Breathe ft. Shannon Saunders(YouTube)
ちなみに、アナムさんの名前は芸名ではなく本名で、父親が好きだという仏教の祖・ブッダの一番弟子のアーナンダから命名されたとのことです。
2人が出演するドラマ『僕のヤバイ妻』は、伊藤英明さんと木村佳乃さんが初めて夫婦役を演じ、伊藤さん演じる脱サラしてカフェ店を経営する主人公・望月幸平が、相武紗季さん演じるビジネスパートナーで愛人の北里杏南とともに、木村さん演じる裕福な令嬢の妻・真理亜を殺害しようと計画。
しかし、計画実行の日に帰宅すると妻は血痕だけを残して誘拐されており、犯人からは莫大な身代金を要求されることに。
幸平はいつしか誘拐事件に巻き込まれてしまい、その裏では真理亜の恐ろしい素顔が現れ…というストーリー展開となっており、このドラマで凌央さんとアナムさんが演じるのは主人公が営むカフェの店員。
凌央さんは俳優を目指した動機について、「父が元々芸人、母がアイドル、同じ土俵で勝負しても勝てる気がしなかったので、自分なりに父や母とは違うところでアプローチできることはと相談したところ、家族からは裏方で作品を作る方が向いてると言われたのですが、悔しくて役者になってやると思ったのがきっかけです」と語り、初めて本格的に連ドラに出演することに対しては、「とても緊張しますが、下手な演技をしたら両親から強烈なダメ出しがあるでしょう。想像しただけで家に帰るのが恐ろしい」
と告白。
しかし、「でも父は芸人?バラエティタレント?母はアイドル?歌手?なので芝居のことでとやかく言われたくないです。共演する諸先輩、監督さんやスタッフさんのいうことを理解し、負けないよう頑張りたいです」
とコメント。
父親のヒロミさんは「こんないいチャンスを頂いたので、息子には頑張りなさいと伝えました」と明かし、母親の松本伊代さんは「今回のドラマのお話を聞いた時は、正直驚きました。私やヒロミさんと同じ芸能界で働くということに、不安も少なくないですが、周りの先輩や、大人の方々に厳しく育てていただき、大きく成長してもらえたらと思います。ドラマは絶対に見ます。皆さまも見てください」と語っています。
一方のアナムさんは、「美大で映画作りを学び、イギリス留学で英語が話せるようになりました。帰ってきて、役者になると言いました。両親はちょっとの間沈黙していました。そして、甘い世界じゃないと言われました。それでも、役者がやりたいと言って、今の道に進むことを決めました。初めてのドラマレギュラー出演です。チームヤバイ妻の一員として、DNAを覚醒させて、皆さんの記憶に残る作品にしたいです」
と意気込みを語っています。
母親の竹下景子さんはアナムさんについて、「大学で映像を勉強していたので、父親を見習ってそちらの方面に進むとばかり思っていました。“演者になる”と言われてびっくりしましたが、自分で決めたことは貫いて欲しいと思っています。演技については何もいいません。ただ“寝坊しないように”」
とコメントしています。
そして、この2人のドラマ出演に対してネット上では、
- かっこよくもなく、たいした努力もしないでドラマに出れるなんていいですね。
- 芸能界に限らず、親の七光りがあると有利だよね。ただ本人にその仕事の適正がないといつの間にか消えていく・・・
- どっちも微妙すぎる。二世じゃなかったら間違いなく使われてないな…
- 親の七光りで、簡単に連ドラ初出演か〜。バイトしながら頑張ってる俳優さんたちが気の毒だなぁ
- いきなりキー局の連ドラなんて、甘い世界ですな
- 見た目はぱっとしないけど、柄本明さんの息子さん位実力があればおk
- 他にいなかったのかね。製作者側の都合でこういうキャスティングしてるからドラマの視聴率が上がらないのではないかと。
- 二世タレントのゴリ推しか、実力かわからないけど、簡単に主演が決まってしまうと地道な方達は、なんなんだろうなって思う。それも運の一つだろうけどな
などのコメントが寄せられていました。
俳優デビューしたばかりの2世俳優が同じドラマに出演するというのは珍しいことで、なぜこの2人が同時に起用されたのか気になるところですが、凌央さんが所属している芸能事務所『A-team』にはこの作品で主演を務める伊藤英明さんが所属。
一方のアナムさんが所属する『ボックスコーポレーション』には、伊藤さんの不倫相手を演じる相武紗季さんが所属しており、バーターということなのでしょう。
デビューしてまだ1、2年の新人が地上波の連ドラに出演するというのはなかなか難しく、2世だったことから抜擢された可能性が高く、ネット上では批判的な声が多く上がっているのですが、このチャンスを無駄にせずにこれから俳優としてステップアップし、2世だと言われないレベルにまで成長してほしいですね。