元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんと人気YouTuber・ヒカルさんが11日、それぞれのYouTubeチャンネルに新たな動画をアップし、ネット上で飛び交っている関係悪化、不仲説をキッパリと否定した上で、共同経営していた焼肉店『牛宮城(ぎゅうぐうじょう)』からヒカルさんが撤退したことを発表しました。
宮迫博之さんは【ヒカルくんとの焼肉屋の今後についてご報告させていただきます】と題して、10月1日にオープン予定だったものの、複数のメニューでクオリティに問題があることが明らかとなり、急遽オープン延期となった『牛宮城』の件に言及しました。
まず現在の状態について、「ヒカルくんとの試食会を経て、いろんな焼き肉のプロの方にお話をうかがって、その上で問題を洗い直して見直してみました。結果、今の状態でヒカルくんと掲げていたコンセプトのお店を作るのは難しいという判断に至りました」
と説明し、このままの形で継続した場合に、ヒカルさんのブランドを傷付けてしまうことや、これ以上リスクを負わせるのは絶対に違うと思い、宮迫さんからお願いして撤退してもらったとしています。
そして、「共同経営者としてヒカルくんが出したお金というのは、責任をもって全額返済いたします」
としています。
今後については、「宮迫チームとしても撤退を考えたんですが、達成できていない試みであったり、プロジェクトがある中で、その中で我々も撤退するのは違うのかなと。もっと真剣に向き合って『やりきるべきなのではないか』と考えました。最初のコンセプトは変わってしまうかもしれませんけど、迷惑をかけた人たちにも喜んでもらえる焼肉屋さんをつくるために頑張ります」
と、今後は宮迫博之さんとスタッフでオープンを目指すと報告しています。
また、ヒカルさんとの関係悪化、不仲説もキッパリと否定し、「ヒカルくんとケンカをしたとかではないですし、ヒカルくんからも『今後も楽しい動画を撮りたいですから、宜しくお願いします』という温かい言葉ももらいました。もちろん僕もヒカルくんが大好きですから、2人で楽しい動画を撮っていきますので、楽しんでいただけたらと思います」
と、現在も良好な関係にあることを強調しています。
一方のヒカルさんは【宮迫さんとの焼肉屋の今後と絶縁したというニュースについて】と題して、『牛宮城』からの撤退報告と宮迫博之さんとの不仲説を否定しています。
『牛宮城』からの撤退理由については、現状を見た限りでは自分やファンが求めるクオリティに達するのはかなり難しい、あと1年あっても足りないのではないかと思ったとし、自身が手掛ける他の事業などへの影響なども懸念し、リスクを最小限に抑えるためにこのタイミングでの撤退を決断したとしています。
そして、宮迫博之さんはヒカルさんが出した初期費用を全額返済すると言っているものの、これに関しては現在も協議中ながら、ヒカルさんは返済を求めておらず、そのまま費用を使ってもらいたいとの思いを明かしています。
さらに、自身のツイッターのプロフィール欄で尊敬する人物から宮迫博之さんの名前を消し、タイミング的なこともあって不仲説が浮上したものの、そうした憶測をキッパリと否定しており、現在も尊敬していることに変わりはなく、「あの人と一緒にいるだけで1億以上の価値があると思えるくらい、すごいものを持ってる」「天才的な技術・経験値を持ってる」
などと絶賛しています。
また、2人での焼肉店経営は上手くいかなかったものの、今後リベンジとして宮迫博之さんとはYouTube以外でも何かをしていきたいと語っています。
お互いにこのように語っていたのですが、『牛宮城』の経営からヒカルさんが撤退したことなどに対してネット上では、
- 最初から宮迫氏が一人で経営、ヒカル氏はただの援護射撃、すべて筋書き通り
- ヒカルが焼肉店から手を引き、宮迫に押し付けてる時点で良い関係とは言えんわ。大事な人間なら一緒にやると決めたなら、やる時も辞める時も一蓮托生だろ。
- 宮迫氏をお金で例えるあたり、やっぱりビジネスのみの付き合いなのですね
- 以前から仲が良いとか尊敬してるとか結構言いふらしてるから、今さら不仲ですとかまあ恥ずかしくて言えないよね。
- 人の価値を金で表現することに違和感を感じるし、尊敬という言葉を簡単に使っている気がして、なんだかなと思う。
- ヒカルが以前の動画で指摘していた切った方がいい関係者を宮迫が切れなかったのかな。
人間関係とビジネスを切り離さないと失敗しそう。試食動画からも。 - 宮迫がヒカルをどう思おうが、ヒカルにとって利用価値がなければ、宮迫に何の興味も愛情もない。
その程度の関係でしかないのに、宮迫は芸人仲間を敵に回してまで絶賛して擁護。ジュニアが批判していたのはまさにそこなのに、全く分かっていない宮迫の愚かしさ。 - 結局ヒカルの求めるクオリティへの問題を解決できる見込みがないから抜けてもらったという事だろう。
失敗のネガイメージ避けるためにヒカルだけ離して続けることにしたんだろうけど、それならここは撤退しとくべきだった。
続けるんなら絶対ヒカルを手放したらダメなのに、それに気づけないのはつくづく持ってない、典型的な落ちてく人のパターン。
などの声が上がっています。
『牛宮城』のオープンにあたって様々な問題があることは、9月下旬にヒカルさんがアップした試食動画で明らかにされ、店で提供予定の複数のメニューにクオリティの問題があり、ヒカルさんは酷評を連発していました。
その後『牛宮城』はオープン延期が決まり、ヒカルさんが10月にアップした動画では、もし自分の満足いくクオリティに達しなかった場合には、経営からの撤退も考えていると明かしていました。
そして、ヒカルさんの撤退が正式に発表され、今後は宮迫博之さんが1人で店の経営を担うとのことですが、オープン前からゴタゴタがあり、店のイメージはかなり悪くなっていることから、焼肉店の経営はやめておいた方がいいのではとの声が多いですね。
宮迫博之さんは『牛宮城』以外にも、タコ焼き・居酒屋の『みやたこです』の経営をしており、もともと親が大阪でタコ焼き屋を経営していて、2015年に暖簾分けの形で東京・五反田に店をオープンしました。
今年8月には、新潟に自身がプロデュースするタコ焼き・もんじゃ焼き店『みやたこです。もじや』がオープンするなどしています。
宮迫博之さんは以前から実業家としても様々な活動を行っており、『牛宮城』もある程度の勝算があると見込んで、自身は続けるという決断をしたのだろうと思いますが、ヒカルさんが撤退し、果たして経営は上手くいくでしょうかね。