人気お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さん(34)が、情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系 平日午前8時)を降板、卒業する可能性が浮上しているという話が出ています。
近藤春菜さんは昨年3月末に、日本テレビの上重聡アナウンサーの後任として『スッキリ!!』に出演し、極楽とんぼ・加藤浩次さんの隣に座ってサブMCを務めています。
近藤春菜さんは相方の箕輪はるかさんとコンビで、2014年7月から『ヒルナンデス!』(平日午前11時55分)に水曜レギュラーとして出演しているのですが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、『ヒルナンデス!』を担当していたベテランのスタッフとともに、『スッキリ!!』に進出したという経緯があるとのこと。
『スッキリ!!』では政治・社会などの時事ネタを多く扱うことから、それなりの知識やコメント力が求められますが、近藤春菜さんは以前から「置物状態」だと指摘されています。
<ハリセンボン・近藤春菜さんがサブMCを務めている『スッキリ!!』>
『サイゾーウーマン』によれば、番組に起用されてから1年ほどは加藤浩次さんや共演者、スタッフらに助けられていた部分があったものの、共に『スッキリ!!』に進出したスタッフが今年5月に番組を離れてしまったため、後ろ盾を失ったような状態になっているといいます。
そして、近藤春菜さんの番組での振る舞い、言動についてスポーツ紙の記者は、「政治や事件系でなくとも、例えば、芸人の不祥事のニュースでは、まだまだ若手である近藤は、“先輩の批判はできない”といった意識が働くようで、ダンマリになってしまう。」と指摘。
その結果、番組前半に放送されるニュースの場面で近藤春菜さんは存在感が薄く、番組後半のエンタメコーナーから本格的に参戦するという形になるため、番組スタッフからは「それだったら番組を2部制にして、近藤の出番は後半だけにしてもいいのでは?」という案も出ていたそうです。
スタッフらからこうした声が上がっている原因は、それなりに支払われているギャラにもあるようで、テレビ局関係者は「現状、かなり“無駄遣い”している状態と言わざるを得ない」と指摘しており、具体的な金額については「近藤のギャラは週で100万円近い」としており、1本あたり20万円前後のギャラが事務所側に支払われているようです。
そのため、「このままでは、番組の後半のみ出演どころか、来年3月の改編で、卒業となる運びになる可能性も高い」といいます。
近藤春菜さんはマジメで男女からの好感度も高く、それなりにトークも出来ることから、『スッキリ!!』の司会に決定した直後には期待する声が上がっていましたが、そのうち視聴者からは「面白いコメントがまったくない」「借りてきた猫だね」などと、当たり障りのないコメントばかりしていることに対しての批判が目立ちます。
また、近藤春菜さんは『よしもとクリエイティブ・エージェンシー』に所属していることから、先輩芸人であるNON STYLE・井上裕介さんがひき逃げ事故を起こした際にも歯切れが悪く、親友・ベッキーさんの不倫スキャンダル時にも擁護するようなコメントをして批判が寄せられるなどしています。
前任の上重聡アナウンサー、テリー伊藤さんらに対する批判と比べると、そこまで多くの批判が寄せられているとは感じないのですが、番組に出演している近藤春菜さんが全く面白くないのは確かで、コメンテーターとしてならまだ良いものの、サブMCを今後も続けるのは厳しいのではないかと感じます。
実際に、近藤春菜さんが番組に出演して以降、番組の視聴率が特に上がっているというわけでもないので、早々に卒業させて新たな人を入れた方がいいのかもしれないですね。