「卑弥呼さま~」というギャグなどでブレークしたお笑いコンビ・ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎さん(本名=猪熊正志 41歳)が1日に、情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、生活費を入れてくれないと嘆く妻で元スタイリストの猪熊夏子さん(34)との離婚を防ぐため、改心することを誓っていたのですが、ネット上ではこれに対して「わざとらしい話題作り」「プライベートを切り売りするな」などの批判的な声が上がっています。
1日に放送されたカリスマ女探偵「地蔵の河口」のコーナーに相談者として登場した夏子さんは、自身の実家が祖父の代から続く有名企業で、Q太郎さんは志願して入婿として結婚した事、Q太郎さんは現在あまり仕事がなく生活費を入れないこと、内弁慶でキレることがあること、3年ほど夫婦生活がないことを涙ながらに明かし、これに対してカリスマ女探偵からは「離婚しなさい」と結論づけられることに。
(↓の画像が、夏子さんの写真)
スタジオでこのVTRを観ていた夫のQ太郎さんは、生活費を入れていないことについて確認されると「結婚した時に奧さんが働いていて、同棲してたまま(結婚生活を)やり始めたので僕が甘んじていました」と認め、催促されてもお金を入れない理由は「お金に余裕がなかったりとかして…」と語りつつ、「家賃は払っています」と話しました。
そして、MCの坂上忍さんから最も稼いでいた時の月収を問い詰められると、「中古の軽自動車1台くらい」と約60万円程度だったことを告白し、夏子さんとの今後については「今でも愛しています。離婚はしたくない」といい、「今日、帰ってからすぐお金を入れます」と誓っていましたが、ネット上では「生活費をいれないという考え方はおかしい」「家庭内でキレたりするのは最低でしょ」「この感じだと離婚間近だね」「お金目当ての結婚だったから働く気がないんじゃないの」などの批判が。
また、「芸人のくせに、こんなことでしか話題にならないなんて情けないな」「売れなくなるとこういったプライベート売りするだな」「わざとらしい話題作り。落ち目芸人感丸出しじゃん」「この夫婦はいつまでこのネタを引っ張るつもりなんだよ」といった声も上がっています。
このような批判を浴びることになったQ太郎さんは、2013年頃から夫婦の不仲や別居をネタにしており、2013年7月に『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)にて、夏子さんが結婚指輪を置いて出て行ったことを告白したことから、離婚危機なのではないかと指摘されていました。
その後同9月にイベントに出席した際に「妻とは別居中ですが、仲良しです。離婚は考えていません」と離婚危機を否定し、「妻が神奈川の実家に新しく家を建てたのですが、僕が『遠くて通えない』と言ったら、『来なくていい』といわれました。新居の空き部屋は僕の部屋ではなくゲストルームという扱いになっています(笑)。今は単身赴任という感じでいます」と状況を説明。
それからしばらく経ち、今年5月にイベントに出席した際には「(妻と)顔を合わせるだけでちょっとイライラしますよ」と切り出し、「この間も旅行中に大げんかして、帰ってから丸々1カ月口を聞かなかった。そしたら『離婚届を書け』って言われて。僕もイライラしたから書いてやりましたよ。まだ家に置いてあって、ありかは奥さんが知っている」と明かしつつも、離婚届は書いただけで提出はしていないと離婚を否定。
そして、「ちょっとイライラが募っただけ。いつ(離婚届を)出すのかなと思っていたら、奥さんが家の物をガンガン買い込んでるから、これは本当に別れる気はないなと思った」といい、「大丈夫。これをきっかけにちょっと話し合って、今はなんとか(一緒に)暮らしてるんで。“犬も食わない”やつです」とアピールし、子作りに関しても「前向きに話し合ったので、頑張ります」と語っています。
このように夫婦の不仲ネタを利用し、テレビやイベントに出席しているQ太郎さんですが、夏子さんもそれに便乗してテレビ番組に出演する事が増えているため、「嫁はテレビに出たがりなイメージ。良い印象がない」「奥さんヒルナンデスでスタイリストとして出てたけど、キュー太郎と結婚までは名ばかりスタイリストだったのにな」「勝手に家立てて出てったのにお金入れろってのもおかしな話でしょ」「嫁の実家の資産を当てにしている旦那と、旦那の名前を利用して分不相応な仕事をドヤ顔でする嫁でどっちもどっち」などと批判の声が上がっています。
夏子さんの母親は、セメントやコンクリート関連の専門紙などを発行している「株式会社セメント新聞社」の代表取締役社長を務めているのですが、夏子さんは次期社長となる予定で、以前より金銭的にはかなり余裕がある様子だったことから、今回番組で生活費を入れてくれないことを嘆いていたものの、そこまで大きな問題ではないのではないかと思われます。
恐らくですが、今回番組に出演しわざわざわ涙ながらに訴えたのは話題作りのためで、Q太郎さんの仕事が激減していることから夏子さんも協力したのではないでしょうかね。
一部ニュースサイトにこのネタが取り上げられ、ネット上で話題になっていることから、またしばらくは不仲ネタでメディアに出演することが出来るかと思いますが、プライベートの切り売りに対して批判の声も上がっており、イメージがより低下する可能性もあるので、お笑い芸人としての仕事を増やせるよう頑張ってほしいものです。