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ニャンちゅうの声変わる理由…津久井教生が病気・筋萎縮性側索硬化症で筋力低下。動画で現状報告しネットで労いの声

ニャンちゅうの声優交代。津久井教生が難病ALSで降板、後任は羽多野渉に。番組30周年迎え来年4月に変更へ

子供向け教養バラエティ番組『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』(NHK Eテレ 日曜午前7時)で、ネコのキャラクター「ニャンちゅう」の声を担当している声優・俳優の津久井教生さん(つくい・きょうせい 61歳)が、来年3月をもってニャンちゅう役を降板し、後任を声優・歌手の羽多野渉さん(はたの・わたる 40歳)が担当することが発表されました。

津久井教生さんと羽多野渉さんが所属する『81プロデュース』は公式サイト上で、「ニャンちゅうの声を長らく津久井教生が担当しておりましたがこの度、羽多野渉へ交代することになりました。今年度の放送については、津久井が担当した回も放送されますが、来年度の4月放送回からは、すべて羽多野が担当します。なお、交代後も、津久井教生はアドバイザーとして番組に参加いたします。今後ともニャンちゅう、そして両名の役者を何卒よろしくお願いいたします。」と報告しています。

また、津久井教生さんは自身のブログを更新し、「ニャンちゅうの声を羽多野渉さんにバトンタッチすることになりました。30年間思いっきり走り抜けました本当に楽しかったです。たくさんの応援ありがとうございました。番組はまだまだ続きます、引き続き羽多野渉さんと番組への応援をよろしくお願いいたします!」と綴っています。

津久井教生さんが声を担当するニャンちゅうは、1992年4月から放送の番組『母と子のテレビタイム土曜版』に初登場し、初代・おねえさん役は歌手・女優の白石まるみさん(59)が担当していました。

『母と子のテレビタイム』の動画

ニャンちゅうが出演の番組はその後シリーズ化され、おねえさん役や番組名を変えながら30年にわたって放送が続いており、2012年~2018年には『ゴールデンボンバー』の樽美酒研二さんがニャルビッシュ役で出演するなどし、ニャンちゅう役の津久井教生さんは30年にわたり番組に出演していました。

<↓の画像は、今年30周年で集合した歴代おねえさんの写真>

津久井教生さんは2019年に国指定の難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を発症し、この病気は体の筋肉が徐々に衰えていく神経変性疾患で、10万人あたりの発症者数は約1~2.5人となっており、ALSを根治させる治療方法はまだ見つかっていません。

この病気によってまず足が動かなくなり、1年ほど前から手もほとんど動かない状態になって24時間介護を受けながらも、声は出ることで声優業を継続してきました。

しかし、病気発症から3年でニャンちゅう役を降板し、羽多野渉さんが後任を務めることが発表されネット上では、

などの声が上がっています。

津久井教生さんは2020年に自身のYouTubeチャンネルを開設し、ブログやYouTubeで現状の報告などをしており、10月に撮影した最新の動画では、手が完全に動かなくなるのは時間の問題だと語っているほか、呼吸筋なども衰えて話すことも少しずつきつくなってきていると明かしていました。

10月時点での津久井教生さんの現状報告動画

ニャンちゅうは津久井教生さんの独特なダミ声が大きな特徴で、降板は非常に残念ではあるのですが、ALSが原因で以前のように声が出なくなっていたことから、ニャンちゅうの声優交代は仕方がないとも思います。

そして、後任に抜擢された羽多野渉さんは、以前からニャンちゅうの声マネを披露し好評を得ていたようで、これから2代目ニャンちゅう声優としても頑張ってほしいですね。

羽多野渉さんのニャンちゅうの声マネ動画

発表によると、津久井教生さんは今後もニャンちゅうシリーズにアドバイザーとして携わっていくといい、ALSの進行が進んでいるとのことで活動はさらに制限されるとは思いますが、今後少しでも長く番組に携わっていってほしいです。

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