関西ローカルで放送の情報・バラエティ番組でナレーターを務めていたきしめんさん(本名・年齢非公表)が、亡くなられたことが分かりました。
<↓の画像が、ナレーター・きしめんさんの写真>
きしめんさんの訃報は、17日放送の旅番組『おとな旅あるき旅』(テレビ大阪 土曜18時30分)で伝えられ、番組最後にテロップで、「番組開始からのナレーターであったきしめんさんが旅立たれました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。15年間本当にありがとうございました。 出演者・スタッフ一同」
と追悼しました。
<↓の画像が、番組最後に表示されたきしめんさんを追悼するテロップの写真>
きしめんさんの死因、いつ亡くなったのかなど詳細は明らかにされていませんが、『おとな旅あるき旅』の6月22日放送回が終了後、番組の公式X(旧ツイッター)が更新され、「実はナレーターのきしめんさんが、今週事故に遭われました。幸い一命は取り留めたのですが、現在ICUで治療中です。いち早今回復と、また軽やかな声を聞かせて欲しいとスタッフ出演者一同願っています。(中略)みなさまも、きしめんさんの回復を一緒にお祈りしてください。よろしくお願いいたします」
と、きしめんさんが交通事故に遭い入院していることを明らかにしました。
それから2週間以上経っても意識は戻らなかったそうで、『おとな旅あるき旅』に出演の三田村邦彦さんは7月8日に自身のXで、「おとな旅あるき旅のナレーション担当のきしめんさんが、まだ意識が戻りません。三週間になります。みなさんで[回復]を念じて下さい! よろしくお願いします!」
と綴っていたのですが、きしめんさんの容態について綴った各投稿に加えて、この話題を扱ったニュースの記事も間もなく全て削除され、様々な憶測が飛び交っていました。
それからさらに1ヶ月以上経ち、きしめんさんの訃報が伝えられネット上では、
- おとな旅のラストのテロップ見てびっくりした。もうあの高くて張りのある声が聞かれへんのかと思ったら寂しくてしかたない。
- 落ち着いてホントに心地よい声の方でした。事故に遭われたと聞いて復活を待ち望んでいましたが…つくづく残念な限りです。心からご冥福をお祈りいたします。
- 『そこまで言って委員会』のナレーターで、独特の言い回しと言いますか、とても親しみのあるナレーションでした。
前回から委員会のナレーションが変わっていたので、もう少し復帰まで時間が掛かるんだろうとは思っていましたが、まさか亡くなるとは非常に残念です。
などの声が上がっています。
きしめんさんは、ナレーター・声優の畑中ふうさん(本名=畑中啓司 65歳)と同様に、関西のローカル番組を中心に活躍していた方でした。
生前担当していた番組は『おとな旅あるき旅』の他に、『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)、『痛快!エブリデイ』(関西テレビ)、『ちちんぷいぷい』(毎日放送)、『知っとこ!』(同)などでナレーターを務め、他に対戦格闘ゲーム『ザ・ランブルフィッシュ』(サミー)の主人公・ゼン[Zen]の声も担当していました。
<↓の画像は、2013年撮影のきしめんさんの写真>
関西ではお馴染みのナレーターの1人で、明るく落ち着いた語り口などから視聴者に支持されており、6月に交通事故に遭っていたことが公表された際には心配の声が相次いでいました。
交通事故の詳しい原因など詳細は一切公表されておらず、車やバイクなどを運転中に事故に遭ったのか、歩行中などに事故に巻き込まれたのかは不明ながら、きしめんさんの過去の発言からまだ50代前半だったとみられており、まだまだこれからの年齢で、事故によって命を落としてしまったのは残念でなりません。
きしめんさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。