フジテレビ系で放送のバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』のレギュラーメンバーで、“三ちゃん”の愛称で親しまれている三中元克さん(さんなか・もとかつ 25歳)の再オーディション企画が2月27日に放送された番組内で行われ、視聴者からの投票の結果「不合格」が過半数を超えたことからレギュラーをクビになり、これは大きな反響を呼ぶことになりましたが、番組レギュラーのナインティナインの岡村隆史さん(45)がこの企画が行われた背景を明かし話題になっています。
3日深夜に放送されたラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で岡村さんは、「まさか、まさかの不合格と言いますか(笑)卒業という形になってしまったんですけど。」と予想していなかった結果だったというものの、三中さんの降板について「『三中、可哀想や』とか言う人もいるかもわからないですけども、このままずっと『めちゃイケ』におってもね、正直、ロクな人間にならなかったと思う」と語っています。
<↓の画像左がお笑いコンビ『dホタン』の三中元克さん、右は相方の臼杵寛さん>
岡村さんによると、これまでに様々な人が三中さんに「しっかりやらなアカンよ」と言っていたものの、それがなかなか本人には伝わらなかったそうで、「三中の根っこにある悪い部分が、4~5年でチラホラ見え始めてですね。それを、上手いこと『めちゃイケ』では切ってきて、可愛らしい三中を見せてきたんですけど、段々、それも何かできないようになってきて。」と明かしています。
三中さんは2014年10月に、東北を拠点に活動しているプロレス団体「みちのくプロレス」の練習生として入団させられ、プロレスラーになるための修行する企画に挑戦したのですが、厳しい指導に耐えられるはずもなく東京へ戻ってしまい、その後再チャレンジの機会も設けられたものの、またも逃走したことからこの企画は終了となりました。
せっかく番組が用意した企画を放り出してしまうなど、三中さんにはこれまでにも問題点があったものの、それでも番組側は三中さんのイメージを崩さないようにするため、試行錯誤を繰り返して上手いようにやっていたそうなのですが、「それが、あんまり三中のためになっていないな」「『もうちょっと、ちゃんとせなアカンのちゃうか』ということも含め、『ちゃんとやりましょう』」ということになり、オーディションをしてどうするのか決めようとなったとのことです。
また岡村さんは一番驚いたこととして、三中さんが靴紐を結べないことを明かしており、番組で行われた縄跳び企画で三中さんの靴紐がほどけ、それに対してアシスタント・プロデューサー(AP)が代わりに靴紐を結んであげていたといいます。
それを見た岡村さんがAPに「どうしたの?何で靴紐結んであげてんるの?」と聞くと、「三中、結べないんですよ靴紐」といい、三中さんに「えっ?!結ばれへんの?靴紐、結ばれへんってどういうことなん?」と聞くと、「いや、結んだことが1回もなくて。そういう靴の買い方をしている」と答えたとのこと。
その際に三中さんが靴を結んでもらったAPに感謝の言葉も言わなかったため、「三中、お前、靴紐結んでもうてんやから、せめて『ありがとうざいます』って言わんと。どんだけしんどかっても、『ありがとうございます』って言わなアカンで」と注意したそうで、さらに一般人代表の“素人”として番組に出演していたものの、自身より後に入ってきたアシスタント・ディレクター(AD)に対してもの凄いAD扱いをするそうで、そうした根底にある悪い部分が見え始めたことも明かしていました。
この岡村さんの告白に対してネット上では、
- 面白くもないし、それでいてツラも悪いし性格も悪い。救いようがない、これからはテレビで見ることは無くなるかな。
- こんな人間だったらどうせお笑いも途中で投げ出すね。たとえ相方がいても
- 例え本人に悪いところがあったとしてもこういうハシゴの外し方は卑怯だ。力の強い人間が自分の番組で一方的に悪口を言って正当化するって胸糞悪いわ。レストランで店主が店員を大声で叱り付けてるのを見せ付けられたような気分。せめてもっと楽しいワクワクするような幕引きにしろよ。これからもめちゃイケは見ない
- 相方への言葉遣いも悪かったから、そんなもんだと思ってました。
- ならばもっと早い段階で普通に切れば良い。そういう素人の人間性を笑いに使ってたんでしょ。
- 三中の事好きじゃないけどこういう事を後々ラジオで言うのはずるいと思うな
- 裏の顔…かどうかしらないけど、そんな感じはとっくにオモテに出てたよ。不合格は当然の結果
- 芸人もすぐにダメになりそうだけどね…。相方には歌が残ってるから良いけど。イケメンと組めばチヤホヤされるとか思ってるのかな。
- 芸人になってもめちゃイケがあるからとりあえず収入は大丈夫と思ってたんやろうけど、アテが外れたな。売れずに5年以内に芸人辞めそう
などのコメントが寄せられています。
ラジオでこのようなことを明かすのもどうかと思いますが、それほど三中さんの態度は目に余るものがあったため、今回このように明かしたのかもしれませんね。
三中さんは再三注意を受けていたものの、それを聞かずに改善することがなく、さらにはスタッフ等のサポートにも感謝することなく天狗のような状態になっていたそうですが、これがもし本当なのであれば恐らく芸人としても上手くはいかず、数年以内にはコンビを解散し、芸人も辞めてしまうのではないでしょうか。
三中さんは2010年10月に行われた新メンバーオーディションで、プロのお笑い芸人も数多くいる中で唯一素人から選出されたメンバーで、5年以上番組に出演したことから知名度も高く、かなり恵まれている状況にあるわけですから諦めずに頑張ってほしいと思いますが、果たしてどうなるのか引き続き注目していきたいですね。