俳優・長谷川博己さん(42)主演で、2020年1月からスタートするNHK大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』の追加キャスト12名が8日に発表され、ナインティナイン・岡村隆史さん(48)が大河ドラマデビューを果たすことが明らかになりました。
今回発表された追加キャストはナイナイ岡村隆史さんのほか、俳優・染谷将太さん(26)、高橋克典さん(54)、伊藤英明さん(43)、西村まさ彦さん(58)、尾美としのりさん(53)、上杉祥三さん(63)、堺正章さん(72)、本木雅弘さん(53)、門脇麦さん(26)、沢尻エリカさん、石川さゆりさん(61)で、高橋さんと沢尻さんも大河ドラマ初出演です。
<↓の画像は、会見に出席した『麒麟がくる』キャストの写真>
(後列左から尾美としのりさん、西村まさ彦さん、石川さゆりさん、高橋克典さん、上杉祥三さん。
前列左から沢尻エリカさん、堺正章さん、本木雅弘さん、長谷川博己さん、門脇麦さん、岡村隆史さん、染谷将太さん。※伊藤英明さんは欠席)
『麒麟がくる』は、戦国時代~安土桃山時代にかけての武将・明智光秀の生涯を描いた内容となっており、ナイナイ岡村隆史さんが演じるのは、光秀が美濃で出会う三河出身の農民・菊丸役(架空の人物)で、神出鬼没で光秀の敵か味方かは分からないものの、常に光秀の危機を助けるという役どころとなっています。
8日に行われた会見に出席したナイナイ岡村隆史さんは、「ド緊張しております。そして皆さんもお手元の資料で分かる通り、写真の段階から浮いておりますが、とにかく大抜てきであります。スタッフ、演者の方に叱られないよう台本だけはしっかり覚えたい」
など、ボケを入れながら意気込みを語っています。
「私の場合、ほぼほぼチコちゃんのおかげでございます。チコちゃんが大河出るわけにはいかなといことで、私が選ばれたのではないかと。チコちゃん様様です。叱られないように」
『麒麟がくる』の制作統括を担当するNHKの落合将チーフプロデューサー(50)は、ナイナイ岡村隆史さんの起用について「チコちゃんは関係ない」と笑いながら否定し、「(脚本の)池端俊策さんと一緒に作っていく中で、謎めいた人物だが、コミカルな役としての菊丸という存在が必要になった。今の予定では、菊丸はずっと後半も出てくる予定で、コミカルな存在で軽妙なお芝居も(必要)。体の動きも運動神経抜群ですから」
と起用理由を説明しています。
なお、その他のキャストが演じる役は、光秀の母・牧役を石川さゆりさん、光秀のおじ・光安役を西村まさ彦さん、光秀の主君・織田信長役を染谷翔太さん、斎藤道三役を本木雅弘さん、道三の娘・帰蝶(濃姫)役を沢尻エリカさん、道三の息子(嫡男)・義龍役を伊藤英明さん。
光秀を生涯にわたって導く京に暮らす医師・望月東庵役を堺正章さん、光秀と京で出会う娘で東庵の助手・駒役を門脇麦さん、土岐頼芸役を尾美としのりさん、織田信秀役を高橋克典さん、織田家老臣の平手政秀役を上杉祥三さんが演じます。
そして、今回の追加キャスト発表を受けてネット上では、
- 来年の大河は今から楽しみ
- 岡村さんが農民役とか面白そうだな。
- 岡村さんの役が農民の菊丸。もうすでに面白いな。
- 岡村は何気に結構演技力あるからな 来年は見ようっと
- 『いだてん』よりは視聴率稼げそう
- 岡村さん農民役とは、豪華すぎるな。身長は時代背景的にジャストフィットだね。
- 岡村しっかり演技しないとチコちゃんに叱られるよ。
- 染谷将太が信長ってどうなの?
- 早く見たいです 発明家まんぺいさんが次は明智光秀 いまから楽しみでしょうがない
などのコメントが寄せられており、ナイナイ岡村隆史さんの出演決定でより注目を集めている様子です。
ナイナイ岡村隆史さんはテレビタレントとしての活動がメインではありますが、20年以上前から俳優活動も行っており、1999年公開の主演作『無問題(モウマンタイ)』は、『第23回日本アカデミー賞』の話題賞を受賞し、その後も『踊る大捜査線シリーズ』、『妖怪大戦争』、『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』、『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』など複数の作品に出演。
最近では、堤真一さん主演で今年冬公開予定の映画『決算!忠臣蔵』(監督・脚本:中村義洋監督)に出演し、堤さん演じる大石内蔵助を支える貧乏なソロバン侍・矢頭長助役に抜擢されています。
<↓の画像は、今年冬公開『決算!忠臣蔵』キャストの写真>
ナイナイ岡村隆史さんは演技の評価もそこそこで、『麒麟がくる』でもナイナイ岡村さんのキャラクターを活かした役となっている様子から、長谷川博己さんとどのような絡みをするのか楽しみですね。
現時点で長谷川博己さんを含めてキャストが13人しか発表されておらず、今後さらに豪華キャストが続々と発表されるとみられ、『麒麟がくる』には他にどういった方が出演するのか引き続き注目したいところです。