今月15日に、サッカーワールドカップのブラジル大会で日本対コートジボワール戦が行われ、日本が前半戦に本田圭佑選手が先制点を取るも、後半戦に立て続けに2点を取られてそのまま試合が終了し1-2で日本代表は初戦を落としましたが、試合終了後に東京・渋谷のスクランブル交差点にサポーターが殺到し、ハイタッチをするなどのお祭り騒ぎ状態となりました。
以前もサポーターがスクランブル交差点に殺到し、警察が出動する事態となりましたが、今回は日本代表が試合に負けたにも関わらず大騒ぎとなったことから、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史さんが、19日深夜に放送されたラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にて怒りをあらわにしました。
岡村さんは以前にも同番組内で、W杯シーズンになるとサッカーに詳しくなさそうなタレントが、便乗していろいろとコメントしていると指摘し、「サッカー知ってんのか? それはちょっとやめて、と思うことが多い」と発言し、そういったにわかタレントと同じように思われたくないという理由で、W杯関連番組の出演オファーを断ったことを明かしていました。
そんな岡村さんは19日放送された番組冒頭で渋谷に集まり騒いでいたサポーターに対し「あそこで騒いでるの、本当のサポーターじゃない。アホやで。意味わからへん、恥ずかしい」と開口一番に批判すると、「別に、応援すんな、とかじゃないけど、負けてハイタッチって、意味わからへん。謎の行動ですよ」とコメントしました。
さらに、そのようなサポーターが多い理由について、「そういうの報道するから、アホが増える」とし、「アホの顔、映してやればいい。サッカー好きなんかな? 日本好きなんでしょうけど」と、そもそも彼らがサッカーを好きなのかどうか、疑問を呈しました。
また、W杯会場で日本のサポーターが掃除している姿が世界のメディアに絶賛されていることに触れると、にわかファンが騒いだことで日本の評判を下げてしまうと苦言を呈しました。
これにネットでは、
- 海外では負ければ暴動と戦犯探しで総叩き、対して日本はハイタッチ どっちが良いんだろうかな…
- マスコミが行くからだよ、沖縄の成人式とかと一緒。騒ぐから集まる
- にわかの応援を批判するなよ、にわかも取り込んでいかないとサッカー人気落ちるぞ
- 本当サポーターってなんなんですかねえ
- 地元の祭りでも、浴びるように酒飲んで奇声あげて、裸になって大暴れする連中いるけどそれと同じ。連中は文化の継承なんて何も考えてない。騒げればいいだけ
などのコメントがありました。
岡村さんの発言は批判を浴びることが多いですが、今回のにわかファンの行動に対する発言に関しては、同意している方が多いようです。
日本代表が負けたにも関わらず馬鹿騒ぎし、更には痴漢行為までしていたわけですから、サッカー好きの岡村さんが怒りをあらわにするのも分かりますね。
ちなみに岡村さんと同じくサッカー経験者である極楽とんぼの加藤浩次さんは、にわかファンがお祭り騒ぎすることに対して理解を示し、「近くでお祭りあったらワッて行くでしょ。それで盛り上がろうとするじゃん。それで良いんじゃないの」と語っていました。
にわかファンが増えるのは何ら問題無いことですが、人に迷惑が掛かるような盛り上がり方はしないようにしてもらいたいものですね。