女優・桐谷美玲さん(27)が主演し、現在ブレーク中のお笑い芸人・ブルゾンちえみさん(26)が出演していることで注目を集めていたドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系 木曜22時)の第1話が13日に放送され、初回平均視聴率が9.5%(関東地区)だったことが明らかとなりました。
今年1月期に同枠で放送された香里奈さん主演『嫌われる勇気』は、第1話の平均視聴率が8.1%となっており、1.4%も視聴率が上昇しているのですが、第1話終了時点で視聴者からは批判的な声が多く上がっています。
『人は見た目が100パーセント』は、女性向け漫画雑誌『BE・LOVE』で連載されていた大久保ヒロミさん原作の同名漫画を実写ドラマ化した作品。
主演の桐谷美玲さんは、製薬会社に勤務する真面目で見た目が冴えない主人公・城之内純を演じ、純は研究に没頭するあまり、オシャレや美などに背を向けてきた女子力ゼロの理系女子研究員。
そんな主人公が、ブルゾンちえみさん、水川あさみさん(33)演じる美に背を向けてきた同僚とともに、流行のメイクやファッション、美容など、美の特別研究をしてステキ女子を目指すというコメディタッチのドラマとなっています。
<↓の画像が、『人は見た目が100パーセント』出演のブルゾンちえみさん、桐谷美玲さん、水川あさみさんの写真>
13日放送の第1話は、子供の頃からファッションやメイクなどに興味が無く、自分に自身もない地味な城之内純(桐谷美玲さん)や、研究員仲間の前田満子(水川あさみさん)、佐藤聖良(ブルゾンちえみさん)らが所属する八王子製紙の第3研究室が、大手化粧品メーカー「クレエラジャパン」に吸収されることが決定する。
「クレエラジャパン」は、東京・丸の内にオフィスを構えており、イケメン美容師が揃った人気美容室もあるオシャレな世界にある会社で、その後行われた顔合わせを兼ねた新年会に出席した純たちは、あまりの華やかさに圧倒されてしまう。
<↓の画像は、『人は見た目が100パーセント』第1話のワンシーン>
そして、純は同社の人気化粧品がクジ引きで当たったものの、使い方が分からずに大恥をかき、そんな姿を見ていたクレエラジャパン丸の内研究センター長・國木田修(鈴木浩介さん)から、「これからはもう少し身なりに気を遣った方がいいんじゃないですか?人は見た目が100パーセントなのですから」と告げられる。
その言葉を受けて、純と同僚の満子、聖良が美について学び、スキルアップを図ることを決意し、流行のメイクに関する研究をスタートさせるのだが…というストーリー展開となっていました。
こうした内容だった第1話に対して、ネット上では好意的な声も上がってはいたものの、
- 面白かったけど、桐谷美玲は初めから出来あがってたので無理がある。
- 桐谷美玲や水川あさみレベルの顔が、ドラマ内では地味扱いされている。一般人はどうなるの?
- 桐谷美玲が『見た目悪いから自信ない』なんて全く感情移入できないし、世界中のブスに謝れって気持ちになる
- 桐谷が白目を剥いたり鼻血を流したり、いかにも笑いを狙ってる感じが伝わってきて恥ずかしい
- こんな美人が女子もどきってなんなの? じゃあ私はがんもどき??
- メガネをかけても、ダサい服着ても、暗い顔をしても、桐谷美玲は可愛いから、この役は無理。だって初めから、美人だってみんな知ってるもの。
などと、実際には容姿のレベルが高い桐谷さんらが、冴えない女性を演じていることに対して批判的な声が上がっており、キャスティングミスという指摘もあります。
こうした声はドラマ放送前からネット上では続出しており、予想通りの結果ではあるのですが、こうした批判に対しては、
- 誰なら納得のキャストなんだ?ブスばかりのドラマなんて誰が見る?
- でも本当のブサイクではドラマにならんしな…
- ブス使ったら着飾ったところで美人にできないからしょうがない
という声も上がっています。
ネット上ではこのような物議を醸している『人は見た目が100パーセント』なのですが、女性をメインターゲットとした作品でこれから数字を伸ばしていけるのか、それとも第2話以降に右肩下がりとなり、大コケドラマとなってしまうのか、果たしてどちらになるでしょうかね。
桐谷さんが近年主演を務めたドラマは微妙な結果に終わっており、昨年7月期放送の主演ドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系 月曜21時)は、全10話の期間平均視聴率が8.9%でした。
その他にも、昨年放送の『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレビ朝日系)、2015年放送の『アンダーウェア』(フジテレビ、Netflix)も低視聴率に終わっており、そろそろ結果を残しておきたいところですが…。