人気コミックが原作でアニメ、実写映画化もされている『デスノート』の実写ドラマが日本テレビ系で5日よりスタートし、初回の平均視聴率は今期スタートした連続ドラマ中トップの数字となる16.9%と高視聴率を記録し、12日に放送された第2話は初回から約4%数字を下げたものの、12.3%と2桁台をキープしていました。
そして、19日に放送された第3話はどれほどの数字を獲得できたのか気になるところですが、21日に第3話の平均視聴率が発表され、関東地区での平均視聴率は8.7%となっており、初回から連続して数字を下げてついに1桁台にまで数字を落とした事が明らかとなりました。
第3話は、尚玄さん演じるFBI捜査官による尾行をまくため、窪田正孝さん演じる“キラ”こと夜神月はデスノートを使い、自身が乗車したバスが凶悪犯によってバスジャックされるように仕向ける。
ノートに書いた通り凶悪犯によってバスジャックされ、犯人から乗客全員の荷物を1箇所へ集めるように命じられた月は、FBI捜査官の身分証明書を見ることに成功し、名前はレイ・ペンバーだったことが分かる。
顔と名前が分かった月はデスノートに「バスジャックに遭遇したことをLに報告した際、『危険な任務を降りたい』とLに申し出たことで口論になり、所持していた拳銃でLを射殺した後、心臓麻痺で死亡する」と書いたが、この名前は偽名だったことから計画は失敗に終わる。
これに動揺する月に対して山崎賢人さん演じるLは、月こそがキラではないかと指摘。月は万全を期して練った計画の裏を指摘され呆然。
さらに、月の父親で警視庁捜査一課に所属する刑事・総一郎(松重豊さん)がキラ対策室の室長だと知った死神リュークから、生き延びるためには父親の名前をデスノートに書くしかないとけしかけられ、月はデスノートに手を伸ばすが…という展開となっていました。
これにネット上では、
- 今回のドラマのリュークは喋りすぎて鬱陶しい。。しかも性格ももっと中立な感じだったのに残念。
- 女性Pがカナリ痛い人だったからね。マイナスイメージがつきすぎた。それ以上に、配役もダメだし何よりも原作を壊しまくってるよね。悲しいね。
- いくら前回ヒットしたからって、二番煎じで配役変えて、ストーリーも変にいじって・・・あかんに決まってるやん。ちょっと見たけど続けて見る気にならんわ。前回と同配役で続編ならまだしも。
- 頑張っている役者さんとかスタッフには悪いけど逆にこれで8.7%よく取ってるなって感じです。ドラマが好調なら原作にも新しい展開があるかもと期待をしていたのですが…。残念極まりない
- 3話目にして初回の16から8へ半分に落とすってある意味凄いなwまあ元々ヒトケタの作品だと思うね。主演は奮闘してるとはいえ他の配役と内容が酷い
などのコメントが寄せられていました。
原作の『デスノート』を読んでからしばらく経っているので、どのような展開だったのか忘れてしまっている点が多々あり、改めてドラマで思い出しながら楽しんでいこうと思っていたのですが、やはり月やLの設定変更が受け入れることが出来ず、更にドラマのオリジナルストーリーも盛り上がりに欠けていて楽しめないですね…。
初回こそ大きな注目を集めたことから16.9%と今期最高の高視聴率を獲得したものの、このままでは再び2桁を超える数字を獲得するのは難しいのではないでしょうか。
ちなみに、今期日本テレビ系で放送されている同じく原作が漫画の『ど根性ガエル』は、初回平均視聴率13.1%とまずまずの数字を記録したものの、第2話は8.5%と大きく数字を下げて1ケタ台となっており、やはりご祝儀視聴率だったということなのでしょうかね。