ドラマ『キャスター』続編で永野芽郁は降板説。最終回が好視聴率記録、TBSは続き放送を否定せず

2025年6月16日（月）16:45

TBSドラマ【キャスター】出演の道枝駿佑、阿部寛、永野芽郁

阿部寛さん主演ドラマ『キャスター』（TBS系日曜21時）が15日に最終回を迎え、平均視聴率は初回に次ぐ高い数字を記録し、続編化にも期待の声が上がっているのですが、ヒロインを務める永野芽郁さんは消える可能性が報じられています。

『キャスター』は、視聴率低迷にあえぐ報道番組を舞台に、公共放送の元社会部記者・進藤壮一が番組のメインキャスターに就任し、周囲を巻き込みながら闇に葬られた真実を追求し、悪を裁いていく内容オリジナル脚本作品でした。

初回への平均世帯視聴率は14.2％、個人視聴率は8.7％、コア視聴率（13～49歳の個人視聴率）は4.8％を記録し、今期民放で放送のドラマ中ではトップの数字でスタートを切り、第2話は世帯視聴率11.7％、個人視聴率7.2％、コア視聴率3.6％でした。

第2話放送後にヒロインを務める永野芽郁さんが、週刊誌『週刊文春』に田中圭さんとの不倫疑惑、『キャスター』で共演しているキム・ムジュンさんとの二股交際疑惑を報じられ炎上し、それぞれ交際を完全否定しましたが、永野さんと田中さんの手繋ぎ2ショット写真などが証拠として公開されており、疑惑を完全払拭できずに炎上状態が続きました。

その後放送された『キャスター』の第3話は世帯視聴率が10.9％、個人視聴率は6.7％となり、第4話は世帯視聴率10.4％、個人視聴率6.5％、第5話は世帯視聴率10.8％、個人視聴率6.5％、第6話は世帯視聴率10.2％、個人視聴率6.2％、第7話は世帯視聴率10.3％、個人視聴率6.2％、第8話は世帯視聴率9.5％、個人視聴率5.6％、第9話は世帯視聴率9.9％、個人視聴率6.0％と、終盤になって世帯視聴率が2ケタを切りました。

キャスター第9話のダイジェスト動画

これは報道による影響かは不明ながら、日曜劇場のドラマとしては低い数字で推移していたのですが、15日放送の第10話（最終回）は世帯視聴率12.0％、個人視聴率7.1％と、初回に次ぐ好数字で有終の美を飾りました。

そして、最終回の放送を終えて視聴者からは、

終わり方が続編ありそうな予感
最後の最後に伏線回収を無理やり入れ込んだ割にはモヤッとした終わり方
いろいろ未回収があるどころか続編を匂わす感じで終わってムズムズ
timelesz寺西くんの演技すごく良かった　続編期待

などと、まだ明らかにされていない伏線や謎が複数あるとして続編化に期待の声が上がっています。

『キャスター』を手掛けた伊與田英徳プロデューサーはメディアの取材に対して、最終回で意味深なセリフがあったことについて、続編の伏線なのではないかと問われると「現状、今はノーコメントです。でもできたらいいなとはもちろん思っています」と回答し、続編化に前向きな姿勢を見せています。

しかし、一連の騒動によって永野芽郁さんは降板になる可能性があると『ピンズバNEWS』（双葉社）は報じており、「『キャスター』での永野さんの場合、正義感の強い“崎久保華”という役柄上、続編でもまた、セリフが“ブーメラン”だとなってしまう可能性が高い。それを考えると、継続出演はなかなか難しそうです」とワイドショー関係者は指摘し、続編があったとしても永野さんは消えるのではないかとしています。

これに対してネット上では、

阿部さんのドラマだし、別に交代でもいい
第二部では元気な永野芽郁さんを見たい
セカンドシーズンは海外に赴任とかそんな理由で出さないでほしい
途中から永野芽郁の演技やセリフが全部嘘っぽく感じて楽しみが半減した。続編があるなら彼女は退職した設定で違った女優を起用してもらいたい。
永野芽郁さんなしでの続編に向けて、最後の方は続編への影響を最小限にするために出番を極限まで削ったんだろうな
続編では異動してるか退職してるかわからないけど、出演はないだろうな

などの声が上がっています。

『キャスター』は元々、続編ありきで制作されたドラマだったものの、永野芽郁さんの不倫疑惑スキャンダルによって作品にも悪影響が及ぶ事態になっていたため、続編化の話が消えたとの情報を『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』が先月伝えていました。

ちなみに、『キャスター』は永野芽郁さんの不倫疑惑が報じられた時点で第8話まで撮影が終了していたとされ、それによってストーリーを大幅に変更することができず、最終回も続編を匂わすようなラストになったとも考えられます。

そして、最終回を終えて視聴者からは続編に期待の声が上がっていることや、伊與田英徳プロデューサーも続編を否定はしていないことから、続編制作の可能性は十分ありそうです。

続編がもしあった場合、間違いなく注目を集めるのは永野芽郁さんの扱いで、何か理由をつけて番組から外されたり、海外に飛ばされるなどの設定で出演シーンが激減している可能性もありますし、一切登場しない可能性もあるかもしれません。

過去には斉藤由貴さんが医師とのW不倫スキャンダル直後に、レギュラー出演していた『警視庁・捜査一課長』シリーズ（テレビ朝日系）から姿を消し、ほとぼりが冷めたころに復帰しました。

また、東出昌大さんは不倫スキャンダル後に主演ドラマ『ケイジとケンジ』（同）の続編から姿を消し、共に主演を務めた桐谷健太さんの単独主演に変更されていました。

ただ、永野芽郁さんは不倫疑惑を完全否定しているので、続編では完全排除することなく多少なりとも出演するのではないかと思いますが、続編制作が決定した際に、永野さんは引き続きヒロインとして登場するのかどうかに注目ですね。