最終回で20%超えの視聴率を獲得したTBSドラマ『ドラゴン桜』が、映画化されるとの情報を『東京スポーツ』(東スポ)が報じており、第3シリーズの制作も計画しているとしています。
阿部寛さんが主演を務める『ドラゴン桜』は、2005年7月期に金曜ドラマ枠(金曜22時)で第1シリーズが放送され、生徒役を長澤まさみさん、山下智久さん、新垣結衣さん、紗栄子さん、中尾明慶さん、小池徹平さんが演じ、初回平均視聴率が17.5%、最終回で20.3%を記録し、全11話の期間平均視聴率は16.4%となっていました。
それから16年が経ち、今年4月期放送の第2シリーズでは引き続き阿部寛さんが主演し、生徒役はKing & Princeの高橋海人さん、元欅坂46・平手友梨奈さん、加藤清史郎さん、南沙良さん、鈴鹿央士さん、志田彩良さん、細田佳央太さん等が演じ、初回平均視聴率が14.8%、最終回で前作超えの20.4%を記録し、全10話の期間平均視聴率は14.8%でした。
<↓の画像は、『ドラゴン桜2』出演者の写真>
『ドラゴン桜2』の最終回には、第1シリーズで生徒役を演じたメンバーがサプライズ登場し、山下智久さんは声のみの登場だったものの大きな反響を呼び、山下さんが登場したタイミング等で瞬間最高視聴率22.7%を記録、ツイッターの世界トレンド1位に「#ドラゴン桜」がランクインするほどでした。
最終回終了直後からネット上では、続編の制作を望む声などが多く上がっていましたが、東スポは続編の情報を伝えており、「TBSは今回の高視聴率を受けて、映画版企画を始動させました。来年公開を視野に入れているとか。その後にドラマの第3シリーズという計画らしいです」
と、テレビ局関係者が語っています。
出演者については、「主演は阿部寛で変わらず、長澤まさみら主要キャストも継続出演させたい意向」
としています。
さらに、事情通は香川照之さんが出演に名乗りを上げているとし、「ドラゴン桜は、阿部演じる元暴走族の貧乏弁護士がユニークな勉強法で高校生を東大合格に導くストーリー。香川は本当の元東大生ですし、うってつけの存在。制作サイドも主人公のライバル教師役を考えているそうです。」
と語っています。
<↓の画像は、香川照之さんの写真>
香川照之さんは『ドラゴン桜2』への出演も希望していたそうで、制作陣に猛烈な売り込みをしていたといい、「香川とTBSドラマ班は『半沢直樹』などでタッグを組んでおり、今も強い絆で結ばれています。そこで本人から直接売り込んだそうですが、最近あまりにも多くの作品に出ているので、あえて今回は出演を見送ったらしいです」
との裏側を事情通が明かしています。
東スポはこのように、『ドラゴン桜』の映画化や第3シリーズの制作、さらに香川照之さんが登場するとの情報を伝えているのですが、これに対してネット上では、
- 映画化まではいらないかな。生徒個々のスピンオフは見たいけど
- 映画をやるよりやっぱりドラマがいいね。映画だと2時間位で終わってしまうし。
ドラマは来週の楽しみって言う期待感もあるので。そして共演者も同じメンバーがいい - 良い最終回だったんだから、これで大円団ということでいいのでは。
- 映画ではなくドラマ希望。スピンオフ的な話をスペシャルドラマ、別の学校の話なら数年後にまた連ドラやってほしいな。
1クールにバタバタ詰め込むより、2クール希望! - スピンオフ的な映画なら、2時間ほどでいけるんじゃないかな。来年とは言わず今年度末までに間に合えば、藤井クンとヤンキー二人の進路まで決まりそうな気がする
当初は散々な言われようだったけど、阿部ちゃんの存在感と、生徒たちの成長が人気ドラマに押し上げた。率直に面白かったと言えるドラマだった
叶うなら、桜木先生の教え子全員が出演できると良いな。山Pも万難を排して登場できたら素敵だな - 香川照之出るならライバル教師なんかより、健太の天才性を無限に高めてくれる教授役がいいな。
香川照之の昆虫好きは有名だし現実世界とリンクする面白さもある。 - ライバル教師とかは求めてないなぁ。変なテコ入れはせず藤井・小橋・岩井の3人が、水野先生と共に東大合格を目指し、再受験に挑む、ドラゴン桜2そのままの続編となるスピンオフ作品が見たい。
藤井&ヤンキーコンビが見事東大合格をし、瀬戸や楓・健太などの専科メンバーと再会するストーリーを望みます。
などの声が上がっています。
『ドラゴン桜2』の最終回では、東京大学合格を目指す「東大専科」の生徒のうち、文科3類に出願した小杉麻里(志田彩良さん)、文科2類の瀬戸輝(高橋海人さん)、理科2類の原健太(細田佳央太さん)、天野晃一郎(加藤清史郎さん)、岩崎楓(平手友梨奈さん)は見事合格となりました。
文科3類で不合格となった早瀬菜緒(南沙良さん)は、共通テストによって青山学院大学経営学部に合格、藤井遼(鈴鹿央士さん)、岩井由伸(西垣匠さん)、小橋辰徳(西山潤さん)の3人は留年し、来年の合格を目指すという結末となっていました。
この結果から、藤井、岩井、小橋の3人が、東大合格を目指す内容のスピンオフドラマを希望する声が最終回終了時点から上がっていました。
東スポによれば、『ドラゴン桜』の続編は映画を公開後に、第3シリーズを放送する計画といい、これが実現すれば映画で3人のその後が描かれることになりそうですが、香川照之さんも登場の完全オリジナル脚本で、第3シリーズも含めてどういった内容になるのか気になりますね。
『ドラゴン桜2』は、放送開始前の時点では生徒役を巡って物議を醸し、前作の数字を大きく下回る結果になるのではと懸念されていましたが、結果的には最終回で前作超えを達成するほどの数字を獲得しており、続編制作が実現するかは不明ながら期待したいところです。