「私、失敗しないので」という決めセリフで知られる米倉涼子さん(43)主演のテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の続編(第6期)が、今年10月期に放送が決定したと16日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
記事によると、続編放送はテレビ朝日内でも幹部以外ほとんど知らない超極秘情報といい、それだけ上層部は並々ならぬ思いで続編制作に向けて動いているとのことです。
<↓の画像は、『ドクターX』シリーズで天才外科医・大門未知子を演じている米倉涼子さんの写真>
『ドクターX』シリーズは2012年10月からスタートし、第1期は期間平均視聴率19.1%、2013年10月放送の第2期は23.0%、2014年10月期放送の第3期は22.9%、それから2年間が空き、2016年7月放送のスペシャルドラマが22.0%、同10月期放送の第4期は21.5%、2017年10月期放送の第5期は20.9%と高視聴率を記録し、テレビ朝日にとってはドル箱コンテンツとなっています。
しかし、昨年は『ドクターX』ではなく、米倉涼子さん主演の新弁護士ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』が放送されました。
その背景について芸能プロダクション関係者は、「米倉さんは女優として『ドクターX』の色がつきすぎることを良しとせず、続編に難色を示していたんです。一時は『もうやらない!』とも言っていたそうで、シリーズ終了の噂も浮上していました」
と語っています。
『リーガルV』には、『ドクターX』でも共演した勝村政信さんや菜々緒さんのほか、向井理さん、林遣都さん、荒川良々さん、安達祐実さん、三浦翔平さん、小日向文世さん、高橋英樹さんなど豪華俳優陣が顔を揃えており、初回平均視聴率は15.0%、第2話で自己最高の18.1%を記録し、全9話の期間平均視聴率は15.6%と、『ドクターX』シリーズまではいかないものの、好記録を残しました。
<↓の画像は、昨年10月期放送『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の写真>
これによって『ドクターX』シリーズの続編制作は遠のくかに思われたものの、テレビ朝日は続編に向けて米倉涼子さんに熱烈なラブコールを送り続けていたといい、その裏側についてテレビ朝日関係者は、「『リーガルV』もヒットしましたが、やはり『ドクターX』は確実に視聴率20%超えを見込める超優良コンテンツ。今年は開局60周年という記念イヤーでもあるため、米倉さんサイドと極秘裏で『ドクターX』の復活を粘り強く交渉してきました」
と明かしています。
米倉涼子さんサイドはそれでも当初は難色を示していたそうですが、テレビ朝日が提示した「破格の待遇」によって話が進んでいったといい、「米倉さんの『ドクターX』のギャラはこれまでも女優トップクラスで、“1本500万円以上”といわれていました。しかし今回はさらにアップ。1本800万円以上が提示されたそうです。ドラマが放送される3ヶ月間で、総額約1億円!これほどの額は聞いたことがありません。そうした局の本気度に、米倉さんもついに首を縦に振ったそうです」
とテレビ局関係者が語っています。
この報道に対してネット上では、
- 開局60周年だからテレ朝側はどうしてもやりたいんだね。だからギャラを積んだ
- 弁護士がビミョーだったからあれだけ消極的だった米倉も納得したみたいだね
- 楽しみが増えてうれしい!!仕事が嫌になったときにドクターX見ると気分がスカッとするから待ち遠しい。過去のシリーズも是非再放送希望
- 岸部さん、西田さん、内田さん、勝村さん等のレギュラー陣がまた揃われることを期待
- 他の主要メンバーが健在なうちに続編を出していってほしい。段々と高齢化すると突然の交代とかあるしね。
- 神原晶さんこと、岸部一徳さんがいつまで出来るかが心配。晶さんは一徳さんにしか務まらない。
- なんだかんだでドクターXの続編は楽しみ。
正直、第三シリーズで北大路欣也を出したところで終わるのが理想だったと思うけど、水戸黄門的な展開がドクターXの魅力。
マンネリであっても、他のドラマをやるよりは需要があるのだと思う。 - 色がつきすぎるのを嫌う俳優さんもいるけど、沢口靖子さんや水谷豊さんみたいに長年続けるのも良くないですかね。『相棒』と『科捜研の女』はずっと評判がいい。
- 決して飽きたとは思わないし、やるんなら楽しみにして観るけど、一昨年のシーズン5で全てやり尽くしたというか、完全燃焼しつくしたと思うんですがね…。
東帝大の連中とこれ以上仲良くなっちゃうと馴れ合いでしかなくなるし、一応は後継者的な人間も育てたわけで、さらには最終話で誰をオペするのか…
などのコメントが寄せられています。
米倉涼子さんは第5期の最終回時点で、「長く続くシリーズものだからこその、終わる寂しさを今回初めて体感しました」「最後だと思うと、心の中では不思議な気持ちや悲しい気持ちが入り乱れる」
などと、シリーズ終了を匂わす発言をしていました。
『ドクターX』に出演して以降、米倉涼子さんが主演した作品はスペシャルドラマがメインということもあり、米倉さんのイメージは『ドクターX』の大門未知子で定着しているため、続編に消極的になるのも分かります。
米倉涼子さんは日本で女優活動をする一方で2012年に、ブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ(CHICAGO)』でアメリカ・ニューヨークのブロードウェイデビューを果たし、その後2017年にも同作品で主演し、女優人生20周年となる今年3度目の舞台に立ち、7月にニューヨーク公演、8月には大阪と東京で来日公演が行われます。
5日と12日に放送された『アナザースカイ2』(日本テレビ系)に出演した米倉涼子さんは、悔しいと思うからこそヤル気が出るとし、海外での活動などを経て、もっと悔しいことを探していきたいなどと目標を語っていました。
新たな挑戦をしていきたいと考えていることもあり、『ドクターX』の続編には消極的になっていたとも考えられますが、多くの視聴者が『ドクターX』の放送継続を望んでいるため、需要がある限りは続けてもらいたいですね。