米倉涼子さん(43)主演の人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系 木曜21時)の第6シリーズが、テレビ朝日開局60周年記念番組として10月期に放送されることが明らかになりました。
<↓の画像は、『ドクターX 第6シリーズ』で主演する米倉涼子さんの写真>
2017年以来2年ぶり、令話初の放送となる『ドクターX 第6シリーズ』には、米倉涼子さんの他にも、内田有紀さん、遠藤憲一さん、勝村政信さん、鈴木浩介さん、岸部一徳さんらレギュラー陣も出演するといい、第5シリーズで収賄容疑によって逮捕された東帝大学病院の院長役の西田敏行さんも登場するとのことです。
また、勝村政信さん演じる外科医・加地秀樹を主人公としたスピンオフシリーズ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』の第4シリーズも放送決定しており、今秋に日曜21時の2時間ドラマ枠で放送予定としています。
<↓の画像は、2017年放送『ドクターX 第5シリーズ』の人物相関図写真>
第6シリーズの舞台は、引き続き東帝大学病院になるといい、かつてないほどの大赤字に見舞われ、“ハゲタカ”の異名を持つ投資家たちが打ち出した再生プランと共に、ビジネス最優先の新たな権力闘争が病院では激化しています。
そうした中で、投資家に呼ばれて東帝大学病院へ戻ってきた米倉涼子さん演じる大門未知子は、第5シリーズ終盤で重病によって余命3ヶ月と診断されたものの病気を克服しており、滞在先のキューバから日本へ帰国し、リストラや経費削減などの合理化を迫られた東帝大学病院で奮闘、「医療は誰のためにあるのか」を問う新たな戦いに挑んでいくというストーリーになっています。
『ドクターX』第6シリーズは9月上旬にクランクイン予定で、2年ぶりに大門未知子を演じる米倉涼子さんは、「そろそろ(『ドクターX』のメンバー)みんなと会いたいなって思っていたので、うれしいです!『ドクターX』をやっていない間も、みんなと会うと“チーム感”があって『みんながみんなのためのみんなでいられる空間だな』ということをすごく感じるんです。まだお芝居の仕事を始めて20年ですが、こんなにありがたい絆は、なかなか得られるものではないと思っています。」
と第6シリーズ放送決定への喜びを明かしています。
また、「最近では街中などでも、『米倉涼子だ』と言われるよりも『大門未知子だ』と言われることのほうが多くなりました。自分が思っている以上に『ドクターX』という作品や大門未知子というキャラクターはみなさんにとって身近なものになっているんだなと実感しますし、私自身も誰かと会話をするときに、無意識に未知子や蛭間、晶さんの話をしていることもあり、私にとっても今や身近で自然なものです。」
といい、「2年ぶりの『ドクターX』――ちょっと緊張していますが、自由で力強い大門未知子で帰ってきたいと思います。『令和も私、失敗しないので!』」
と意気込んでいます。
そして、『ドクターX』第6シリーズ放送決定に対してネット上では、
- リーガル視聴率の割りにイマイチだったしな
- リーガルVは微妙だったし、家政婦シリーズもダメだし、結局失敗しないドラマはドクターXだけだった。
- 白い巨塔みたら岸部一徳は具合悪そうだったな。これが最後のドクターXになるかもしらんから盛り上がるだろう
- 大門未知子のイメージつくのが嫌で米倉は新シリーズやりたがらないって話を耳にしてたけど、結局新シリーズやるのか。
- 脚本は中園ミホなのか?この前は脚本違うやつだったからかイマイチだった。中園ミホで見たい
- もう大門含めて病気になってない主要キャスト少ないんじゃないの?自分のオペマニュアル作ってやらせてた以上のインパクトねえだろうけど、まあ結局面白いんだろうな
- 段田、西田、草刈、岸部、内田ときて、シーズン5には最後の禁じ手、米倉まで手術した。なんで身内が皆、末期がんになるかな。そして治るかな。
もう、対象者いないよ。遠憲が病気になってもドラマにならないし。 - 米倉涼子や内田有紀はもちろん素敵だが、西田敏行のいやらしい演技を見るのが楽しみ
- ドクターXのイメージばかり付くのは嫌かもしれないけどやっぱり大門さんがいい。面白いし、キャラも好きだし。リーガルVはちょっと…ピンとこなかった…
引き続き主題歌はSuperflyでお願いしたい。
などのコメントが寄せられています。
『ドクターX』第6シリーズ放送決定の話は、週刊誌『女性自身』が4月の時点で報じており、2年ぶりの新シリーズ放送決定の裏では、テレビ朝日が米倉涼子さんサイドに高額なギャラを提示していたとしていました。
2012年からスタートした『ドクターX』は、第1シリーズから全話の期間平均視聴率が19.1%を記録し、2013年の第2シリーズは自己最高となる23.0%、2014年の第3シリーズは22.9%と2年連続で20%の大台超えを達成しました。
米倉涼子さんは第4シリーズ終了後の2014年12月に、2歳年下で広告代理店関係の仕事をする一般男性と結婚、これによってしばらく女優業を休止したことにより、『ドクターX』の放送も止まってしまいました。
しかし、2016年7月にはスペシャルドラマを放送し、平均視聴率22.0%と相変わらずの高い数字をマーク、同10月スタートの第5シリーズも20.9%と民放ドラマではダントツトップの視聴率でした。
それだけにテレビ朝日はシリーズの継続化を望んでおり、米倉涼子さんサイドの意向を汲んで、昨年は新たに米倉さん主演の弁護士ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』を木曜ドラマ枠で放送し、その後もテレビ朝日は『ドクターX』新シリーズ放送に向けて粘り強く交渉を続け、1本あたりのギャラを500万円以上から800万円以上にまで引き上げたと『女性自身』は伝えていました。
これによって、『ドクターX』第6シリーズで米倉涼子さんサイドが得るギャラは約1億円とも噂されており、これが事実だとすればテレビ朝日側はこれまで以上に高い視聴率獲得を狙い、脚本・演出などにはより力を入れるとみられます。
そのため、第6シリーズでは果たしてどういった新たな展開があるのか、レギュラー陣の他にどのような新キャストを迎えるのかなどに注目したいところですね。