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米倉涼子ドクターX7出演拒否も? 内容マンネリ化、脚本に不満の声も噴出。視聴率下がり終了危機の噂

ドクターXに打ち切り終了説、理由は視聴率低迷? 米倉涼子が第7シリーズ放送に難色でテレビ朝日が必死の説得か

1月からゴールデン・プライム帯(19~23時)でスタートしたドラマ17本のうち、6本が医療ドラマ、さらに刑事ドラマも6本という偏った異例の編成となっており、これに対して視聴者からは不満の声など様々な反応が上がっています。

そうした中で、医療ドラマブームを作った米倉涼子さん(44)主演の『ドクターX 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)に、打ち切り終了説が浮上していると夕刊紙『日刊ゲンダイ』が報じています。

『ドクターX』シリーズの1作目は2012年10月期に放送され、米倉涼子さん演じるフリーランスの天才外科医・大門未知子が様々な患者の命を救うだけでなく、権力争いが渦巻く大学病院に立ち向かっていき、悪を成敗していく勇敢な姿が視聴者から高く評価され、第1シリーズの最終回はテレビ朝日系の木曜ドラマ枠では当時過去最高、2012年放送の民放ドラマでもトップとなる24.4%を叩き出し、全8話の期間平均視聴率も19.1%と高い視聴率を記録しました。

大門未知子の決め台詞「私、失敗しないので」なども話題となり、2013年10月期放送の第2シリーズは、初回から22.8%、その後も第2話を除いて20%以上の高視聴率を記録し、最終回では自己最高の26.9%、全9話の期間平均も23.0%となっていました。

2014年10月期放送の第3シリーズは全話20%超えを達成し、最終回では27.4%を記録、全11話の期間平均は22.9%で、同年に放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』を上回り、2014年放送の全ドラマで1位を獲得しました。

その後も高視聴率を連発しており、米倉涼子さんの代表作となったのですが、『日刊ゲンダイ』によると現在「終了する可能性が浮上している」といい、その原因は昨年10月期放送の第6シリーズの視聴率がイマイチだったことにあるとしています。

2017年10月期放送の第5シリーズ以来、2年ぶりの放送となった第6シリーズは、初回に20.3%と大台超えとなりましたが、第2話以降は20%を下回り、11月放送の第5話ではシリーズ過去最低の15.9%を記録、その後は17~19%台で推移し、最終回視聴率も伸び悩み19.3%、全10話の期間平均視聴率は18.5%で、シリーズ過去最低となっていました。

<↓の画像は、『ドクターX』第6シリーズ出演者の写真>

しかし、2019年放送の民放ドラマではトップの高視聴率で、高い人気を維持しているのは間違いないのですが、芸能ライター・吉崎まもるさんは、「今のご時世、18%台でも快挙なのですが、数字が落ち目になったことに、米倉本人がご機嫌ナナメらしい。本来なら、今年10月期に放送されるはずの第7弾の主演に、まだ“OK”していないようです。」と明かしています。

米倉涼子さんは『ドクターX』がシリーズ化した当初から、大門未知子のイメージが付きすぎることで役柄が限定されてしまうことを嫌い、『ドクターX』からの卒業を希望しているとの情報も出ていたのですが、「『ドクターX』の大成功で“視聴率女王”の称号を手に入れただけに、数字が下降線をたどり始めることはプライドが許さず、シリーズにもう出たがらない可能性が十分あるのです」と吉崎まもるさんは語っています。

そのため、現在ドラマ関係者たちは『ドクターX』の第7シリーズ実現の有無を巡ってハラハラし始めているといい、今後のテレビ朝日側の対応について吉崎まもるさんは、「6年連続で年間視聴率3冠王を走る日テレに、テレ朝は2位で肉薄しています。悲願の“打倒日テレ”を果たすための最強コンテンツが『ドクターX』や『相棒』などの人気連ドラシリーズ。そんな時に『ドクターX』がなくなれば、3冠王奪取の夢も遠ざかる。これから局を挙げて、何とか続けてもらうように米倉の説得を試みると思われます」と推測しています。

『日刊ゲンダイ』はこのように『ドクターX』の打ち切り終了説を伝えているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

『ドクターX』は『水戸黄門』シリーズのような勧善懲悪のストーリー展開によって、高齢層の視聴者からも支持を受け、スタートからすでに7年経つものの、未だに20%前後の高視聴率を記録する唯一無二の医療ドラマとなっています。

『ドクターX』シリーズはテレビ朝日にとって、DVD・ブルーレイなどの関連商品などでも稼げるドル箱コンテンツで、2018年10月期に米倉涼子さん主演の弁護士ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』を放送しワンクッション置いたのも、米倉さんに『ドクターX』を続けてもらうためだったという話もあります。

そして、2年ぶりに放送した『ドクターX』の第7シリーズは、各話に様々なゲストを呼ぶなどして話題作りを行っていたものの、これまでと比較するとイマイチ盛り上がりに欠け、完全にピークを過ぎたと感じざるを得ませんでした。

しかし、現在も15%以上の視聴率を獲得できる民放ドラマは『ドクターX』か『相棒』シリーズぐらいで、非常に多くの固定視聴者が付いているからには、テレビ朝日側が必死に米倉涼子さんを説得するのは当然でしょうね。

視聴者の間でも賛否両論あるものの、現時点では放送継続を望む声の方が多いと感じられるので、毎年放送とはいかなくても2年置きに放送するなどして、マンネリ化を防ぎながら少しでも長く放送をしてもらいたいです。

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