トレンディエンジェル優勝のM-1グランプリ2015が高視聴率! 関西では平均20%超え、瞬間最高も約30%を記録!
漫才日本一を決定する『M-1グランプリ』が2010年以来5年ぶりに復活し、6日に『M-1グランプリ2015』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が生放送されましたが、関東地区では平均視聴率17.2%、関西地区では21.4%と高視聴率を記録した事が明らかとなりました。
瞬間最高視聴率は関東地区が20時54分に記録した21.8%で優勝者発表の前ふりをした場面、関西地区は20時57分に記録した29.2%で優勝が決まった場面でした。
2010年12月26日に放送された第10回大会は関東地区が18.7%、関西地区が23.4%を記録しており、若干数字がダウンしているものの、5年ぶりの復活、お笑い番組が冬の時代を迎えている中で見事高視聴率を記録。
視聴率獲得をにらんで大きなスポーツ行事、同時間帯に特番の無い6日を選んだそうで、これが功を奏したかたちです。
5年ぶりに開催された同大会で優勝を果たし、第11代王者となったのは敗者復活から勝ち上がったよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のトレンディエンジェルで、予選を勝ち抜き決勝進出を果たした銀シャリ、ジャルジャル、タイムマシーン3号、スーパーマラドーナ、和牛、メイプル超合金、馬鹿よ貴方は、ハライチの計8組のコンビを下し、今年参加した3472組の頂点に立ち賞金1000万円を手にしました。
前大会から引き続き、お笑い芸人の今田耕司さん、女優の上戸彩さんが司会進行を務め、今大会ではこれまでとは違い同大会の歴代王者で、コンビのネタ作成をしている9人が審査を担当。
2004年の第4回大会で優勝したアンタッチャブルは、スケジュールの都合で審査員を務めず、初代王者の中川家・中川礼二さん、2代目王者のますだおかだ・増田英彦さん、3代目王者のフットボールアワー・岩尾望さん、5代目王者のブラックマヨネーズ・吉田敬さん、6代目王者のチュートリアル・徳井義実さん、7代目王者のサンドウィッチマン・富澤たけしさん、8代目王者のNON STYLE・石田明さん、9代目王者のパンクブーブー・佐藤哲夫さん、10代目王者の笑い飯・哲夫さんが審査を行いました。
そして、この結果に対してネット上では、
- まぁ、5年前とは時代が変わってるだけに十分な視聴率だな。未だにM-1のブランドは通用するんだな
- 全体のレベルは上がったけど、突き抜けた奴がトレンディエンジェルしかいなかったって印象。普段がどうこう、ネタ作りがどうこう、言っても結局当日の場の空気持ってけるかどうかだけ
- 復活したからとりあえず見てみようのご祝儀もあるから、次あるならどうなるかな
- M-1ならではの緊張感はあったな。
- M-1ってなんで10年縛りから15年に伸ばすんだよ。トレンディエンジェルのネタとか正直見飽きた。これからのM1は権威が無くなるな
- 5年ブランクがあってこの数字はすごいな。高齢化しているから一度実績があったほうが強いのかな
- 決勝ラウンドは放送事故みたいだったけど久し振りもあってか取ったねえwwwじゃあ5年に1回やるかwww
などのコメントが寄せられていました。
10月に放送されたコント日本一を決定する『キングオブコント2015』(TBS)は、過去最高の平均視聴率15.0%、瞬間最高視聴率は19.1%(関東地区)となっており、5年ぶりに放送されたにも関わらずここまでの数字を記録するというのはさすがで、注目度が高いコンテストであることが分かりますね。
ちなみに、第1回大会は関東地区が9.0%、関西地区が21.6%、第2回は関東10.9%、関西17.5%、第3回は関東10.7%、関西20.6%、第4回は関東11.0%、関西18.0%、第5回は関東12.6%、関西22.4%、第6回は関東18.0%、関西31.1%、第7回は関東18.6%、関西30.4%、第8回は関東23.7%、関西35.0%、第9回は関東20.6%、関西30.3%となっていました。
今回関西では20%超えの数字を記録し、来年も開催される可能性が高いのではないかと思いますが、来年はどのような戦いとなるのか楽しみですね。
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個性的すぎて、先行き不安でもある。
M-1をキッカケに、ファンが増えるとは限らない。