俳優・谷原章介さん司会の情報番組『めざまし8(エイト)』(フジテレビ系 平日午前8時)で、コメンテーターを務めているタレント・女優のトリンドル玲奈さん(29)に対して、番組視聴者からは厳しい声が上がっているようです。
『情報プレゼンター とくダネ!』の後番組として、3月29日からスタートした『めざまし8』には、『とくダネ!』から引き続きスペシャルキャスターとして、『メイプル超合金』のカズレーザーさんや社会学者・古市憲寿さん、その他に『3時のヒロイン』、武井壮さん、宮崎美子さん、歌舞伎俳優・尾上右近さんが出演しています。
他にコメンテーターとして、トリンドル玲奈さん、タレント・井上咲楽さん、女優・矢沢心さん、ピン芸人・小島よしおさん、俳優・山下真司さん、『flumpool』のボーカル&ギター・山村隆太さん等が出演しています。
トリンドル玲奈さんは、国際基督教大学高校に在学中にスカウトされて芸能界入りし、高校卒業後はAO入試(現・総合型選抜)で慶應義塾大学環境情報学部へ進学、一時休学して2015年9月に大学を卒業しているのですが、番組内でのコメントに対して視聴者からは「うっすいペラッペラ」などの声が上がっているようです。
<↓の画像は、『めざまし8』出演のトリンドル玲奈さんの写真>
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、20日放送の『めざまし8』では、コロナ禍に「レンタルスペース飲み」が増加しているという話題を取り上げ、貸し会議室のような場所で飲食物を持ち寄り、飲み会をする人が増えているという情報を伝えていました。
その際のトリンドル玲奈さんの言動について芸能ライターは、「『どうしてそこまで飲みたいんだろうって。私はあんまり普段お酒を飲まないので、そういうことをしたいという思いは、私には無いんですけれども……何かの会みたいなことなんですかね』とコメント。いまいち意図を汲めない発言に、スタジオの空気は一瞬“スン”と妙に静まり返っていました」
と明かしています。
また、自身がプレゼンする「ニュースMyプレゼン」というコーナーで、運動不足が新型コロナウイルスの重症化リスクを高めるという医学誌の研究結果を紹介した際には、原稿に目を落としたまま読み上げていたといいます。
さらに、「プレゼンで発表した内容は、継続的に運動する人の死亡率が0.4%であるのに対し、運動不足の人の死亡率は2.4%。また、入院率も運動している人が3.2%であるのに対し、運動不足の人は10.5%というものでした。トリンドルは『これだけ数字が違うと入院率、死亡率も何倍だろうというぐらい』と話しましたが、どちらも掛け算さえできれば暗算で出る数字。入院率は約3倍、死亡率は6倍と分かります。慶應大学卒で、この調子はいかがなものでしょうか」
と芸能ライターが指摘しています。
こうしたトリンドル玲奈さんのコメント内容に対して視聴者からは、
- 数字が何倍か分からないトリンドルさん
- トリンドルがしゃべると、シラけた空気が流れる
- なんでコメンテーターの仕事を受けた?
- うっすいペラッペラのコメントいらないよね。なんでいるの?
などと厳しい声が上がっていたとのことです。
トリンドル玲奈さんは『めざまし8』だけでなく、この春から情報番組『ひるおび!』(TBS系 平日午前10時25分)の月曜コメンテーターにも起用されているのですが、『ひるおび!』のコメンテーター起用も物議を醸していました。
<↓の画像は、『ひるおび!』出演のトリンドル玲奈さんの写真>
トリンドル玲奈さんは初出演後にインスタグラムを更新し、「この場でたくさんお勉強したいです。温かい目で見守っていただけたら、嬉しいです」と綴っていたのですが、ネット上では、
- 番組で勉強するの?勉強してからら番組に参加しなさいよ。
- 女性でもっと面白い意見を言える人が大勢いるのに、本当におかしな選択
- ちゃんと受け答えができるスキルがある人がコメンテーターになるべきでは?
- 薄っぺらい感想か、見当違いなご意見しか言わなそう
- コメンテーターって、きちんと自分の意見を方向性と切り口をもって視聴者を楽しませる人だと思ってるんだけど、勉強させていただきますというなら視聴者側でいいんじゃない?
- 視聴者目線のコメンテーターなんだろうけど、この人なんか信念が無いというか、嘘っぽいんだよね。
- この手のコメンテーター(ハーフタレント)は宮澤エマが走りだったとは思うけど、時代はトラウデン直美かな。
トリンドルにコメンテーターを求めるのは厳しいかなぁ。この人は、いいところ育ちのお嬢さん且つモデルさんってイメージ
などと、コメンテーター起用に対して否定的な反応が多く上がっていました。
『めざまし8』と『ひるおび!』の制作陣は、なぜトリンドル玲奈さんを起用しようと思ったのか、慶應大学出身でそれなりのコメントが出来るだろうと見込んでいたのか、それとも所属事務所『プラチナムプロダクション』の力でねじ込んだのかは不明ですが、今後も薄いコメントしかできないのであれば、今後視聴者から不要論が噴出するでしょうね。
ただ、民放各局の情報番組は女性タレントのコメンテーター起用を重要視しているようで、『スッキリ』では今年春からモデル・タレントの“みちょぱ”こと池田美優さんが、木曜コメンテーターとしてレギュラー出演しています。
また、『ひるおび!』はトリンドル玲奈さんだけでなく、バラエティ番組で活躍している元『アイドリング!!!』の朝日奈央さん、タレントの“しょこたん”こと中川翔子さん、モデルのトラウデン直美さんが曜日コメンテーターに就任しています。
こうした若い女性タレントを情報番組のコメンテーターに起用する理由は、スポンサーが求める若い視聴者を獲得したいと考えているからだそうで、若い女性タレントは視聴者目線でのトークもできて華もあることから、情報番組への起用が増えているとコラムニスト・テレビ解説者の木村隆志さんは語っています。
木村隆志さんによれば、みちょぱさんや朝日奈央さんら20代のタレントたちは、バラエティ番組で様々な芸人と絡み、コメント力や反応力の良さは芸能界でもトップクラスに位置しているといい、短い尺でもキッチリとインパクトのあるコメントをすることに長けているとしています。
確かに、みちょぱさん等は場数を踏み、『サンデー・ジャポン』などの生放送番組に出演していたこともあり、『スッキリ』でもきちんと自分の意見を言っているように感じますが、トリンドル玲奈さんはトークが上手いわけでもないので、なぜトリンドルさんを起用したと疑問の声や、否定的な反応が上がるのは当然かもしれません。
生放送の番組出演を重ねて、今後少しずつでもトークが上手くなっていったらと思う一方、トリンドル玲奈さんは好感度がとりわけ高いわけでもないですし、お嬢様育ちで一般人の価値観を持ち合わせているようには感じられないため、タレントを起用するにしても別の人にした方がいいのではと正直思いますね。