月刊漫画雑誌『月刊コミック@バンチ』で連載中のマキヒロチさんによる漫画『いつかティファニーで朝食を』が実写ドラマ化され、10月10日より日本テレビ系の土曜深夜ドラマ枠（毎週土曜日1時25分～1時55分）で放送されることが9日に発表されました。
同ドラマで主演を務めるのはモデル・女優のトリンドル玲奈さん(23)で、トリンドルさんは今回初めて連続ドラマで主演を務めるのですが、これに対してネット上では厳しいコメントが寄せられています。
『いつかティファニーで朝食を』は、現時点で7巻まで単行本が発売され累計発行部数は100万部を突破している人気コミックが原作で、高校生時代からの同級生である4人の女性たちが「朝食」をきっかけに自身の仕事、恋愛、ライフスタイルなどを見直していく姿を描いています。
トリンドルさんが演じるのは、アパレル会社に勤務している主人公の佐藤麻里子で、その他に高校の同級生でバーの雇われ店長をしている阿久津典子を森カンナさん、ヨガインストラクターをしている新井里沙を新木優子さん、仲間内で唯一の既婚者で、専業主婦をしている那須栞を徳永えりさんが演じます。
＜↓の画像左から、徳永えりさん（那須栞役）、トリンドル玲奈さん（佐藤麻里子役）さん、森カンナさん（阿久津典子役）、新木優子さん（新井里沙役）＞
今回初めて連続ドラマで主演を務める事になったトリンドルさんは2009年にデビュー後、ファッション雑誌『JJ』や『ViVi』の専属モデルを務め、2012年7月期放送の榮倉奈々さんが主演の『黒の女教師』(TBS系)で女優としてデビュー。
その後女優としての活動を本格的に始め、今年7月公開の園子温監督による映画『リアル鬼ごっこ』で、元AKB48の篠田麻里子さん、女優・真野恵里菜さんとともに初めて映画主演を務め、7月14日～8月4日にカナダ・モントリオールにて開催された『第19回ファンタジア国際映画祭』にて、トリンドルさんは「最優秀女優賞」を受賞しました。
しかし、同映画の評価は散々なもので公開初週末の興行収入は約3700万円と大コケしており、トリンドルさんに対しては「本当に演技下手。棒すぎで酷かった」「グロいだけで全然おもんなかった。トリンドルも気持ち悪かった」「トリンドルのガリガリにびっくり。痩せすぎなので女性の魅力はまったくなし」などの批判が。
そんなトリンドルさんが今回主演を務めることが決定したため、ネット上では、
- 映画もコケたのによくトリンドル玲奈に主役のオファーするね。あのプラチナム所属だし、事務所の力ってことかな
- 主演女優賞とかもらってるけど 正直この子は何がいいのかわからない。てか、トリンドルっていつから女優になったの？？
- これこそゴリ押しだわ。トリンドル玲奈は連ドラの主演を務める器ではない
- トリンドル主演じゃ視聴率は上がらないだろ。どう考えてもトリンドルは脇役の方がいいと思う
などの厳しいコメントが多数寄せられています。
トリンドルさんが今回連続ドラマ初主演を務めるにあたり、ゴリ押しといった批判が寄せられていますが、トリンドルさんは2012年より毎年ドラマや映画に出演しており、昨年は『ロストデイズ』(フジテレビ系)、『ごめんね青春！』(TBS系)、映画『呪怨 -終わりの始まり-』に出演。
今年は4月期放送の岡田将生さん主演の深夜ドラマ『不便な便利屋』(テレビ東京系)、7月期放送の藤原紀香さんが主演の『ある日、アヒルバス』(NHK BSプレミアム)、同じく7月期放送の蓮佛美沙子さん主演の『37.5℃の涙』(TBS系)に出演し、『いつかティファニーで朝食を』と映画『リアル鬼ごっこ』で主演と、特に演技力が評価されているわけでもなく、ここまで多くの作品に出演しているわけですから、ゴリ押しと批判されてもしょうがないでしょうね。
ですが、初の主演ドラマでいい演技を見せることが出来れば、こうした批判の声も減ってくるかと思いますので、『いつかティファニーで朝食を』での演技とこれからの成長に期待したいところです。