俳優・歌手のディーン・フジオカさん(本名=藤岡竜雄 36歳)が、4月からスタートする生放送の報道情報番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系 土曜20時54分)に出演、エンディングテーマを担当することが明らかとなりました。
ディーンさんは、様々なニュースに対してコメントするインフルエンサー(人々の消費行動に影響を与える人物)として不定期に出演するといいます。
日本以外でも俳優・歌手として活動し、日本語、英語、中国語(北京語・広東語)、インドネシア語などを操るマルチリンガルなディーンさんは、グローバルな視点を持っていることから抜擢され、国内外のニュースの現場にも足を運ぶ予定とのことです。
同番組は、これまで『土曜ワイド劇場』などが放送されていた『土曜プライム』枠で4月からスタート。
メインキャスターは元フジテレビのフリーアナウンサー・高島彩さん(37)が務めることが決定しており、ニュース、スポーツ、エンタメなど、様々なジャンルの情報を取り上げるとしています。
また、日曜日の同時間帯にも『サンデーステーション』がスタートし、フリーアナウンサー・長野智子さん(54)がメインキャスターを務めるのですが、ディーンさんは両番組のエンディングテーマを担当するそうです。
『サンデーステーション』で報道情報番組に初挑戦するディーンさんは、「報道に関わる分野にて、何かの専門家でも特殊な技能があるわけでもありません」と恐縮しながらも、「インフルエンサーという役目をいただいたからには、少しでも番組進行の役に立てるよう、より良い未来につながる変化、気付きのきっかけを作る問いかけや、提案をしていければと考えています。“ネクストレベル”な週末の夜をお送りできるよう、全力で頑張ります!」と意気込みを語っています。
そして、この発表に対してネット上では、
- 今は俳優として需要あるだろうに。番組の1コーナーだけならいいけどメインMCやメインに近い立ち位置なら止めておいたほうがいい気がする
- 報道というには違和感が…
- 王様のブランチMCがディーンだった方が良かった
- MCやキャスターに俳優さん使い過ぎ。本業に支障が出ないのだろうか。
- 何を言うかではなく、誰が言うか。この風潮がますます強まっているようで嫌だな。無名でもちゃんとしたその筋の専門家が報道をやるべき。
- 表向きの顔として座らせて、その筋の専門家として朝日新聞の記者とかが張り付いて、実質仕切るんだよ。いつものやり方
- こういうのはプロに任せて欲しい。フジテレビの『ユアタイム』観ててそう思った。
- ディーンさんのインテリな一面が垣間見れるということなのだけど、ただ役者の需要があるのならそちらを優先した方がいいかなと思う。この方は俳優(時にミュージシャンも)が本業であり、キャスターではないから。
などのコメントが寄せられています。
ここ最近特に、タレントらが報道情報番組などに出演する機会が増えており、昨年4月からスタートした『ユアタイム』(フジテレビ系)では、モデル・タレントの市川紗椰さんがメインキャスターを務めていますが、タレントがこうした番組に出演することに対して、世間からは否定的な声が以前から多く上がっています。
ディーンさんは、NHK連続テレビ小説『あさが来た』への出演によってブレークし、幅広い年代層から支持されている人気俳優で、アジアの国々でも活躍し語学も堪能であるため起用に至ったのかもしれませんが、現時点でのネット上の反応を見る限りでは、キャスティングミスだったのではないかと感じられます。
ディーンさんは、あくまでもインフルエンサーとして不定期出演とのことなのですが、この番組への出演によって今後の活動に影響が及んでしまわないか少し心配になりますね。