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テレビ朝日社員がビルの窓から転落の原因、事故発生の経緯。東京五輪閉会式後に飲み会、局の対応にもバッシングの嵐

テレビ朝日社員がカラオケ宴会、転落事故問題で玉川徹が謝罪。モーニングショーや報ステで不祥事に言及も炎上続く

テレビ朝日で東京五輪番組を担当の社員ら10名が、閉会式後の8日夜にカラオケ店で宴会を行い、20代の女性社員1名が退店時にビル2階から転落、左足骨折の重傷を負う事故を起こした問題で、『報道ステーション』や『羽鳥慎一モーニングショー』などの番組内でこの件に言及、謝罪しました。

テレビ朝日の発表によれば、東京五輪の閉会式後に宴会を行っていたのは、テレビ朝日のスポーツ局所属の社員6名と社外スタッフ4名といい、転落事故を起こした20代の女性社員は、現場でAD(アシスタント・ディレクター)などを務めていたとのことです。

警視庁渋谷警察署によると、女性社員は東京都渋谷区神南にあるカラオケ店の2階窓から転落し、左足骨折などの重傷を負っているといい、目撃者から「人が落ちてきた」との110番通報があったことで事件が発覚したそうです。

<↓の画像は、テレビ朝日社員の転落事故報道の写真>

転落事故を起こした女性社員は、9日午前4時ごろに1人で先に店を出ようとした際に、1階の出入り口が閉まっていたことで2階の窓へ移動し、そこから店の看板をつたって下りようとしたところ転落したといい、女性は酒に酔っていたことから当時の記憶が曖昧とのことです。

『スポーツニッポン』(スポニチ)がテレビ朝日の関係者に取材したところ、テレビ朝日社員らは閉会式後に港区内の飲食店で打ち上げを行い、8日23時半ごろから酒類を持ち込んでカラオケ店の6階個室で2次会を開催していたそうです。

その後、9日午前4時ごろに1人で店を出た女性が転落し、通報を受けて現場へ駆けつけた警察官が、宴会が行われていた個室を訪れて「いなくなった女性はいないか」と確認を行ったものの、参加者たちは女性は帰宅しているものと思い、「いない」と答えたそうで、その後救急隊員から店の前に女性が倒れていたことを告げられ、事態を把握したとのことです。

転落事故発生から1日経った10日に、テレビ朝日は社員らによる宴会と転落事故発生を発表し、問題行為を謝罪しましたが、この日放送された『スーパーJチャンネル』、『報道ステーション』でテレビ朝日が発表した謝罪コメントを読み上げました。

<↓の画像が、テレビ朝日発表の謝罪コメント写真>

『報道ステーション』では、メインキャスターの富川悠太アナが番組開始から約30分後に事件に言及し、テレビ朝日が発表したコメントを読み上げ、『共同通信社』の編集委員・論説委員でコメンテーターの太田昌克さんは、「言葉を失い、怒りがこみ上げてきましたね。絶対にあってはならない不祥事ですよ。しかも、緊急事態宣言下。これは許されない行為です。酒類の提供停止で今も困窮されている飲食事業者の皆さま、サービス業の方々、今この瞬間、命を守るために最前線にたっておられる医療関係者。取材でお世話になった関係者の方々、お心を大変傷つけてしまったと思う。コロナ禍の今、危機を迎えているからこそ、メディアやジャーナリズムに対する市民の皆さまの信頼がなにより大切なんです。しかしそれを裏切ってしまった。私自身、自戒の念をこめて、初心に立ち返りたい」と語りました。

一方で富川悠太アナと徳永有美アナは、それぞれ独自にコメントすることはありませんでした。

また、11日朝の『グッド!モーニング』ではこの事件をスルーし、その後放送された『羽鳥慎一モーニングショー』では番組開始から20分過ぎに事件を取り上げました。

番組にリモート出演したレギュラーコメンテーターで、テレビ朝日報道局の玉川徹さんは、「テレビ朝日の社員として視聴者のみなさまの信頼を損ねたことを謝罪申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪し頭を下げました。

続けて「今回の問題は3つ大きな問題があると考えます」とした上で、1つ目はテレビ朝日も緊急事態宣言下での行動自粛を呼びかけながらも、社員ら10名が集まって宴会を開催していたことを挙げました。

2つ目に、東京五輪開催で新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されている中、東京五輪の番組を担当するスタッフが宴会していたことを挙げ、3つ目は感染者数の激増により医療現場がひっ迫した状況にある中で、今回のような事故で救急医療現場に無用な負荷を掛けてしまったことを挙げています。

その上で、「この3点はどれひとつ取っても恥ずべき事で、非難されるべきことだと私は考えています。もちろん私も、とても恥ずかしいことで怒りを禁じ得ません。テレビ朝日として一体、何ができるのか。一体、なぜこういうことが起きてしまったのか。調査委員会などを作ってすべて明らかにする必要があると思います。社員個人の資質の問題なのか。それとも指導が足りなかったのか。それともテレビ朝日の構造的な問題なのか。これを全てを明らかにして視聴者の皆様に全てお伝えする。まず、そこからしか信頼は回復できないと思います。テレビ朝日の社員1人1人、役員1人1人が失われた信頼を少しでも回復できるようにこれからも努力するしかないと思います。」などと語りました。

最後に改めて、「『羽鳥慎一モーニングショー』をご覧になっている皆様、テレビ朝日を見て頂いている視聴者の皆様に謝罪いたします。申し訳ありませんでした」と謝罪していました。

司会を務める元日本テレビでフリーの羽鳥慎一アナも、「自覚がないというレベルをはるかに超越しています。やってはいけない立場の人間が、やっていけないことをすべてやっていました。(中略)とても恥ずかしいです。こういう立場の人間がそういうやるのは恥ずかしい。どの口が言ってるんだという思いをされる方、ご批判をしっかり受け止めて放送を続けていきたいと思います」と語っていました。

そして、テレビ朝日の各番組での事件の取扱い、謝罪コメントなどに対してネット上では、

などの声が上がっています。

緊急事態宣言下での大宴会と社員が転落事故で重傷を負うという2つの問題により、テレビ朝日は世間から猛バッシングを浴び、さすがに各番組でスルーはできないと判断して問題を取り上げ、テレビ朝日が発表した謝罪コメントを読み上げるなどしたものの、アナウンサーら局員に謝罪コメントを読ませるのではなく、社長が会見などを開くべきといった声も多く上がっており、今もなお大炎上状態が続いています。

様々な番組で不要不急の外出自粛を呼びかけたり、緊急事態宣言下での複数人での飲酒などを問題として取り上げ、さらに東京五輪開催に対しても否定的な報道を行いながらも、閉会式後に打ち上げとして大人数で、休業・時短要請に応じていなかったカラオケ店で明け方まで宴会を行い、挙句の果てに泥酔状態?の社員が店から転落、救急搬送されるという事故も起こしているので、今回の件に関しては謝罪だけで終わらせてはいけない問題かと思います。

特にテレビ朝日では1年前にも『報道ステーション』のスタッフ20人ほどが、複数の飲食店で宴会を行っていたことが報じられ問題視されたほか、今年3月には『サンデーLIVE!!』のスタッフ4名を含む9名が、本社内のスタッフルームで送別会を行った後、6人で近くの飲食店で2次会を行い、そのうち4名が新型コロナに感染しています。

局では社員らに宴会などを禁止する社内ルールを設けていたといいますが、再びこうした最悪のトラブルが発生していることから、その社内ルールが本当に社員に周知、徹底されていたのかなどの調査や検証を行い、今後また同様の問題が発生しないように、具体的にどのような対策を行っていくのかを明らかにすることが必要なのかもしれません。

この問題に関してもこれ以上の報道、言及などはせずに、ウヤムヤにして騒動の収束を図っていくのではなく、テレビ朝日の社長らがキッチリと今後の対応を説明してほしいです。

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