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ワイドスクランブル制作、テレビ朝日映像の30代ADが私文書偽造…日本相撲協会の承認書類の改ざん発覚で処分を発表

テレビ朝日『ワイド!スクランブル』ADが相撲映像の使用書類偽造、無断で映像使用が判明…番組スタッフの不祥事で物議

テレビ朝日が29日、情報・ワイドショー番組『ワイド!スクランブル』(平日午前10時25分)でアシスタントディレクター(AD)を務めている30代の男性が、日本相撲協会の映像使用に関する承認書類を偽造していたことを明らかにしました。

この男性ADは、テレ朝から制作を委託されている子会社『テレビ朝日映像』(通称:ViViA)に所属しており、書類の偽造発覚を受けてADは番組の制作から外され、報道局次長兼情報センター長と報道局情報センターCP(番組チーフプロデューサー)は減給1ヶ月の懲戒処分、篠塚浩取締役報道局長は報酬の5%を自主返納するとしています。

発表によると、男性ADは1月17日放送で日本相撲協会の許諾が必要な映像を使用するために、11日に承認を受けた書類の決裁印の日付、放送予定日を改ざんして承認書類を偽造したといいます。

しかし、これについては社内チェックによってオンエアされることはなかったそうです。

男性ADはこの他にも、10日放送分でスポーツ局の担当者によるサインを偽造し、日本相撲協会への申請書提出を失念したまま、無断で映像を使用していたとのことです。

こうした不正が明らかになったことを受けて、男性ADが番組制作に関わった過去3年分の映像使用許可を調べた結果、昨年11月と12月に3回、使用許可を得る必要がある映像を申請せず、無断使用していたことが発覚したといい、原因については「確認作業が不十分だったため」と説明しています。

テレビ朝日は子会社の男性ADによる不正行為を重く受け止め、「社会通念上、許されない行為であり、弊社としては今回の事態を深刻に受け止め、深く反省しております」「今回の事態を極めて深刻に受け止め、心より深くお詫び申し上げます。同様のことを二度と繰り返すことのないように、社内教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」と謝罪し、「日本相撲協会との長年にわたる信頼関係を損なう事態となり、日本相撲協会には深謝いたしました」としています。

そして、この不祥事に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

男性ADが行った行為は、私文書偽造の罪にあたる可能性があるとみられますが、もし刑事告訴された場合は有印私文書偽造で【3カ月以上5年以下の懲役】、無印私文書偽造で【1年以下の懲役または10万円以下の罰金】となっています。

発表によれば、男性ADは制作から外されただけの処分となっているようですが、今回の不祥事についてはニュースを扱う番組としてはあってはならない行為で、番組の信頼を失っても仕方がないでしょうね。

テレビ朝日が公表する前に、いち早くこの情報をキャッチしていた夕刊紙『日刊ゲンダイ』によれば、この不祥事によってテレビ朝日は29日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』や『ワイド!スクランブル』で一切、相撲の話題を取り上げなかったそうです。

昨年から相撲界に関する話題が各ワイドショー番組などで取り上げられていますが、今回の不祥事によって今後しばらくテレビ朝日は、相撲界の問題に触れることは自粛するなどの対応が取られるのでしょうね。

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