フジテレビ系で2012年10月~2014年9月まで放送され、若者を中心に大きな反響があったリアリティバラエティ番組『テラスハウス』の新作が制作されることが明らかとなりました。
これは17日に発表されたもので、アメリカに本社を置き、世界50カ国に進出して会員数が6200万人以上を誇る世界最大手の有料ネット動画配信サイト「Netflix(ネットフリックス)」が今年秋に日本市場に参入し、サービスを開始することから、フジテレビはオリジナルコンテンツとしてテラスハウスの最新作『TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING(仮)』(18話予定)と、完全新作のオリジナル連続ドラマ『アンダーウェア(英題:Atelier)』(13話予定)の2作を制作、配信するとのことです。
両作品共にネットフリックスのサービス開始と同時に独占Premiere(先行)配信される予定で、その後地上波での放送に加えて、動画・コミック配信サービス「FOD・フジテレビオンデマンド」での配信も予定しているそうです。
そして、17日より公式サイトにて世界中から『TERRACE HOUSE NEW SEASON COMING(仮)』の住人募集を開始しており、オーディションによって新メンバーを決定するとのこと。
この発表に対してネット上では、
- ヤラセなんでしょ。面白くないし…。こんなの やったって視聴率上がらないよ~
- もういらんやろ、胡散臭い
- またまた迷走するフジテレビ
- 全世界から募集とかカオスなことになりそうw
- ヤラセハウスとか言われてもなんだかんだ人気あるのね
などのコメントが寄せられていました。
『テラスハウス』は男女6人がシェアハウスで共同生活を送り、恋愛などの青春模様を記録した番組で、10代~20代の男女から高い支持を受けたものの、番組のヤラセ等を週刊誌によって報じられた事が影響してか視聴率は徐々に下がっていき、放送開始から約2年で打ち切りとなりました。
しかし、放送終了後大きな反響があり続編化を望む声が多く、映画『テラスハウス クロージング・ドア』(今年2月公開)が制作され、公開2日間の動員数が18万9,897人、興行収入は2億5,113万円を記録し、公開初週の全国映画動員ランキング初登場1位を獲得、最終的な興行収入は、約2週間限定公開された副音声版『テラスハウス クロージング・ドア 禁断の副音声版』を含めて累計12.7億円を上げています。
また、未放送のサブエピソードなどのオリジナル映像を配信した番組公式YouTube動画は、累計2億8000万回の再生数を記録しています。
ヤラセ疑惑やパワハラ疑惑などが浮上し、世間から多くの批判が寄せられている『テラスハウス』ですが、根強いファンから支えられているため、恐らく新作もコケることはなさそうですね。
新作は世界中から住人を募集するとのことで、日本人だけでなく海外の方もメンバーに加わるのかどうか注目したいところです。