フジテレビ系で放送されていた『テラスハウス』(フジテレビ系)が、今年9月を以て終了することが11日の放送回の最後にテロップで表示され明らかとなりました。
この突然の発表に対して視聴者からは大きな反響があり、また同番組の出演者からも番組終了を悲しむコメントなどがTwitterから続々と寄せられていましたが、これと同時にネットでは番組が終了した理由に対して、様々な憶測が出る事態となりました。
その中でも有力視されているのは、週刊誌によって報じられたヤラセやパワハラ疑惑によるものですが、これに対して、同番組にスタジオキャストとしてレギュラー出演しているチュートリアルの徳井義実さん(39)が、ラジオ番組『キョートリアル!コンニチ的チュートリアル』にて反論したところ、批判が殺到する事態となってしまったようです。
この日の番組で徳井さんは『テラハ』終了について、「いろんな諸事情もあり……」「社会現象みたいになってたけど、すごく視聴率を取ってたってわけでもないから」と説明。
ヤラセ疑惑については、「スタッフが『あの子とご飯とか言ったほうがええんちゃう?』とか、そんなんないよ。ただ、映像は撮らなあかんから、事前にそれ(行く場所)は知ってるってだけで。絵作って、このベンチで座りますっていうのはちゃんと分かってて、カメラ置いて撮るわけやから」と弁明。
続けて、「ヤラセっていう言葉って、『本当のヤラセとはなんなのか?』っていうものを分かってる人が使わないと、すごく間違ったふうに捉えられる」「なんでもかんでもヤラセと言われたらねえ……」と苦言を呈しました。
今月14日にも、同番組のスタジオキャストレギュラー出演している南海キャンディーズの山里亮太さんが自身のラジオ番組で、同番組のヤラセ疑惑を完全否定しましたが、この時もヤラセについての疑いは晴れることはなく、テラハファンとそうでない人がネット上で言い合いをするなど騒動となっていました。
そして今回、徳井さんがあらためてヤラセ疑惑を否定したことで、沈静化しかけていた騒動が再燃する事態に…。
これにネットでは、
- 徳井さん、それをやらせって言うんですよ
- なるほど、ヤラセではなくフィクションというわけか。まぁ言い方の問題ってわけだな
- 『演出』っていう言葉って、本当の『演出』とは何なのかっていうものを分かってる人が使わないと。その辺をよく分からない人が『演出』という言葉を使うと、凄く間違った風に捉えられるから
- めんどくさいからドキュメンタリー風なの全部やめればいいよ。文句言われたくなかったら最後にテロップでフィクションです的なの流せばいい。
- 業界人の擁護、傷の舐め合いはみっともない
などのコメントがありました。
徳井さんだけでなく、山里さんも先日必死にヤラセを否定していましたが、番組が9月で終了するにも関わらずこのような発言をするというのは、フジテレビ側から何か指示でもされているのでしょうか…。
そして、ここまでヤラセ疑惑に対して反論している徳井さんですが、週刊誌が報じていた特別手当なるものに関しては触れず、また筧さんに対するセクハラ、そして出演者に対するパワハラについては触れないのが何とも中途半端で、そして出演者が否定をすればするほど疑いが強まるばかりですから、このような発言をするべきではなく、これ以上この話題に触れない方が自身のためにも良いでしょうね。