ダンダダンの劇中曲『Hunting Soul』著作権侵害の恐れ? YOSHIKIがX JAPANに似てると指摘、弁護士から連絡も…

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YOSHIKIとダンダダン

『X JAPAN』や『THE LAST ROCKSTARS』で活動のドラマー・ピアニストのYOSHIKIさん(本名=林佳樹 59歳)が、現在放送中のアニメ『ダンダダン 第2期』(TBS系など 木曜24時26分)の第18話に登場した劇中曲について、著作権侵害にあたる可能性があることを明かし物議を醸しています。

ダンダダンは、集英社の漫画アプリ・少年ジャンプ+で配信中の人気漫画で、7月からアニメの第2期がTBS系やBS日テレ、Netflixなどの各配信サービスでも配信されており、7日深夜放送の第18話に登場したビジュアル系お祓いバンド『HAYASii(囃子)』が歌った劇中曲『Hunting Soul』の映像がYouTubeなどでも公開されました。

HAYASii『Hunting Soul』の動画

この劇中曲は、バンド『相対性理論』のギタリストで音楽プロデューサーの永井聖一さんが作詞・作曲・編曲、ソロユニット『agraph』などで活動の牛尾憲輔さんがプロデュースしています。

ボーカルは声優・歌手の谷山紀章さん、ギターはスラッシュメタルバンド『MEGADETH』の元メンバーでギタリストのマーティ・フリードマンさん、ドラムはロックバンド『ZIGGY』などで活動のChargeeeeee…さん、ベースは『East Of Eden』の元メンバーでベーシスト・わかざえもんさんが担当しています。

また、英語詞バージョンの動画も公開されており、こちらはボーカルが谷山紀章さんではなく、イギリスのパワーメタルバンド『DragonForce』のボーカルを務めるマーク・ハドソンさんが担当しています。

HAYASii『Hunting Soul』英語詞バージョン

プロのミュージシャンたちが集まって制作された楽曲で、ダンダダンの公式サイトでは『Hunting Soul』について「かなり気合を入れて制作した楽曲」と紹介し、ボーカルを務めた谷山紀章さんは、「真面目にふざけるとでも言うんですかね、オマージュやパロディーってやる側がヘラヘラやっちゃうと、受ける側には伝わっちゃって醒めるんですよね。本気でやるから笑ったりして貰えるものなので、この度のコレは音楽制作から歌唱まで、ある種の意図に沿って手応えを感じられるものになったと、おそらく一同自負してます。とりあえず自分にできる事はやったので、あとは皆さん精々面白がってみてください。」とコメントしています。

オマージュしたバンドの元ネタは明らかにしていませんが、バンドメンバーの名前はボーカルがトシロウ、ギターがヒデジとパターソン、ドラムがヨシキチで、それに加えてキャラクターの容姿や楽曲の雰囲気などから、X JAPANが元ネタとみられます。

そして、YOSHIKIさんはX(旧ツイッター)でこの楽曲に反応し、「何これ、 XJAPANに聞こえない?」「えー? この件何も知らないんだけど、こういうのってあり? ファンのみんな、何が起こっているのか教えて」と困惑気味に投稿しました。

続く投稿では、「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに.. @XJapanOfficial/@Yoshiki_Staffから緊急って連絡が来た」「最初これを知った時は、なんだか面白くて笑っていたら、弁護士達からも連絡がきた 著作権侵害の可能性があるとのことで、どうなるのだろね みなさん、この手のものは、多分先に関係者へ連絡した方がいいみたいだよ」「ちなみに、X JAPANの『紅』の著作権はソニー・ミュージックパブリッシングが管理しています。作曲したのは自分ですが、私自身も、この曲を使用する際には自分でさえも許可を得ることがよくあります。」と投稿しています。

X JAPANの代表曲『紅(くれない)』のライブ動画

これに対してネット上では、

  • 普通に紅ダーのとこもパロってて笑った
  • リフはサイレントジェラシー Aメロが紅
  • 曲は寄せてるだけでこれはセーフだと思う。見た目や名前がグレーなのかな。
  • このアニメはパロディ要素も多いし、実際にまんま歌とかセリフとかも出てくるしなぁ・・・
    今回の件も「XJAPANじゃん!」っても思ったし「紅だぁ!」じゃなくて「お祓いだぁ!」とかも寄せてるなぁとも思ったし、攻めてるなぁとも思った。まぁ笑ったけど。
  • ツインギター、ハイトーンボイス、ツーバスドコドコなんてメタルの王道
  • これをパクりと言い始めたらキリがない。メロスピやジャーマンメタルのスピードチューンはだいたいこんな感じ。
  • ダンダダンのアニメが打ち切りとか、18話が再編で見えなくなるのだけはやめてくれ。
  • アニメで見て、まんまじゃん!と思ったけど、やっぱり駄目だったんだ。。。内容が面白いだけに、ダンダダンがこのままフェードアウトなんてことになったら残念。
  • 弁護士というワードを出しちゃうとねぇ 穏便には済ませないよと主張してるようなニュアンスに…
  • 「弁護士達から連絡」なんて、どうせハッタリだろ。こんなことで著作権侵害だかでガタガタぬかす奴なんてパロってる側から見たら「ちっちゃい奴だなー」と思われて終わりだろ。
  • 弁護士達からも連絡がきた 著作権侵害の可能性がある
    これを公表することで、完全にクギを指してるよね。暗に、今回の関係者は挨拶と謝罪には来い、今後はパロディであれ必ず事前に確認とれってことだね

などの声が上がっています。

『Hunting Soul』の作詞・作曲やプロデュースなどを手掛けた永井聖一さんと牛尾憲輔さんは、『紅』の著作権を管理するソニー・ミュージックパブリッシングと同じく、ソニーミュージックグループのソニー・ミュージックアーティスツに所属しています。

また、ダンダダンのDVD・Blu-rayをリリースしているのは、ソニーミュージックグループのアニプレックスとなっています。

そして、この劇中曲をYouTubeでも公開しているわけですし、さすがに権利関係は全てクリアしているのではないかと思いますし、曲の雰囲気は少し似た感じではあるものの、パクリと言うほどは酷似しておらず、これが著作権侵害にあたる可能性は低いのではと正直思います。

ですが、YOSHIKIさん曰く弁護士の方から著作権侵害について連絡があったとのことで、今後どういった対応が取られるのかは気になるところで、引き続き動向に注目していきたいですね。

参照元
  • https://anime-dandadan.com/news/2090/
  • https://animeanime.jp/article/2025/08/08/92167.html
  • https://x.com/YoshikiOfficial/status/1953675314170855839
  • https://x.com/YoshikiOfficial/status/1953689997045063704
5件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:YmZmOWRhNm

    これは確かにちょっと似てるわ😅

  2. 2
    匿名
    ID:YzE4ZTM3Nz

    同じ曲を使ってんじゃないならいいでしょ。以前、倉木麻衣さんはダウンタウンに宇多田ヒカルのパクリなんて言われたけど、告訴なんかしなかったよ。共演は絶対にNGとなったそうだけど

  3. 3
    匿名
    ID:YjAzNDRhOW

    パクられた側が言っている以上パクリだね。

  4. 4
    匿名
    ID:OGYzYzEzNz

    ちいせぇ奴

  5. 5
    匿名
    ID:MDUxN2RhNj

    マーティで納得。
    完全にエックスだけど、メガデスっぽさもある。
    いいとこ取り(笑)

    でもこの回めっちゃ面白かったよね。

    そして、このアニメのdvdとか映像の版権もソニーっていう。

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