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キリトルTVの読唇術分析が物議、ダルビッシュ有が番組内容否定で炎上騒動に…テレビ朝日が謝罪も番組の信用失い…

ダルビッシュ有『キリトルTV』読唇術内容に怒り、テレビ朝日が謝罪も批判殺到! 絶対言ってないと否定され対応も…画像あり

5日放送のバラエティ特番『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV ~夏の甲子園直前SP~』(テレビ朝日系)で、メジャーリーガーのダルビッシュ有投手、田中将大投手らが甲子園での試合中に発した言葉を番組独自に読唇術で解析したのですが、ダルビッシュ投手本人がツイッター上でその内容を完全否定したことで物議を醸しています。

2014年から年数回放送されている特番『キリトルTV』は、スポーツ選手の口の動きから読唇術で話している言葉を読み解き、試合中にどのような会話をしているのか分析し紹介するなど、ある一部分を切り取ることで感動の事実を明らかにするといった内容の番組となっています。

5日放送の番組は「開幕直前!夏の甲子園キリトルスペシャル」と題して、2004年夏の甲子園の3回戦(東北高校×千葉経済大学附属高校)延長10回裏、表に2点差を付けられた場面で最後の打席に立ったダルビッシュ有投手が、チームメイトから滑り止めをもらった時に発した言葉を読唇術で読み取り紹介しました。

番組の分析では、ダルビッシュ有投手は「最後かな。ドキドキするわ」と話していたとし、打席に立った際には「クソー 終わらせねぇぞ コレ!」と叫んでいたことも紹介していました。

<↓の画像が、『キリトルTV』が読唇術で分析し紹介したダルビッシュ有の発言>

しかし、ツイッターユーザーがダルビッシュ有投手本人に「これって本当ですか?」と質問したところ、「絶対言ってないです(笑)」と完全否定した上で、「前にWBCの時の城島さんとの会話を確認してくださいと言われて見たことあったけど、全然違うくて読唇術って信用できないなと思いました。」と返信していました。

<↓の画像が、ダルビッシュ有投手のツイート>

さらに、「常に『あくまで読唇術で本当に本人が言っているかはわかりません』みたいなのをテロップで出しておかないと信じてしまう人多いと思います。言ってないようなことを言ったように放送してたら新聞とかでよくある偽造記事となんら変わらないと思うんですよね。」と苦言を呈しています。

番組冒頭では、「読唇術は口の動き等から言葉を“推測する”ものです」という説明は一応あったのですが、そうした指摘に対してもダルビッシュ有投手は「途中から見てる人には分かりませんよね」と返し、「これは結構大きな問題だと思うんですよね。勘違いしてしまっている人も実際多いですし」と指摘していました。

ダルビッシュ有投手のこうした発言が大きな話題になり、ネット上では、「捏造される方はたまったものじゃないだろうな」、「え?これって、本人に確認しないの?」、「本人に確認とってないのは問題やろ 捏造し放題やん」などといった批判の声が上がるなど物議を醸していました。

なお、昨年7月放送の『アメトーーク! 高校野球大好き芸人SP』(テレビ朝日系)でも同シーンが取り上げられ、どのような言葉を発したのか出演者たちが議論を交わしていたものの、最終的には答えは出ないまま終了となりました。

その後、番組を観たツイッターユーザーがダルビッシュ有投手に、「アメトークの甲子園特集で東北高校の最後の打席の場面持ち上げられてたよ!素敵でした」とコメントを寄せ、それに対して「そうなんですね!ちなみに最後の場面で何か話してましたが何て言ってたんですか?ってよく聞かれるのでついでに答えますm(_ _)m 『ほんまにこれで終わりかよー』だったはずです(笑)」と返信していました。

しかし、『キリトルTV』でもダルビッシュ有投手のツイートを紹介した上で、「キリトルTVの推測ではこうなりました」とナレーションで説明していました。

そして、今回の騒動を受けてテレビ朝日側はニュースサイト『J-CASTニュース』の取材に対して、「番組の企画は、『読唇術』を用いて口の動き等から言葉を『推測』するものです」と説明した上で、「今回のダルビッシュ選手の件につきましては、推測した内容が正確ではありませんでした。ご本人並びに関係者の方々にご連絡し、ご迷惑をお掛け致しましたとお伝えしました」と、番組で紹介した内容に誤りがあったことを認め、本人に謝罪したことを明かしています。

この報道を受けてダルビッシュ有はツイッターを更新し、「テレビ朝日の方には謝罪とかじゃなくテロップで『あくまで予想です』みたいなのを常につけておくのと、本人にちゃんと確認をしたほうがいいと思うと言いました。」と明かしています。

5日放送の『キリトルTV』ではダルビッシュ有投手だけでなく、松坂大輔投手や田中将大投手が試合中に発した言葉を読唇術で分析していました。

松坂投手が1998年夏の甲子園でノーヒットノーランを達成した試合で、ショートを守る選手から「ノーヒットノーランやれんじゃね?」「出来るよ」と言われた際に、松坂投手が真顔で怒りをあらわにしながら、「はっ!?大事なところで何言ってんだよ!マジで。お前、バカ野郎!アウト取れなかったらお前のせいだからな」と発言していたと分析し紹介。

さらに、2005年夏の甲子園決勝のマウンド上で田中将大投手が、自分に対して「うぜーよ!お前!」と言って鼓舞していたとし、2006年の決勝などでもヒットを打たれた後に「ムカつくんだよ!お前の球」「なんつう球だよ」などと言って、自身を奮い立たせていたと分析していたのですが、これらの分析についても本人に確認しているわけではないとみられるので、本当にこのような言葉を発していたのかどうかは定かではありません。

テレビ朝日側は今回の件で、本人や関係者らに謝罪したことを明かしているのですが、これは番組の信用問題に関わるかなり重大な問題で、番組の視聴者にもしっかりと説明と謝罪を行う必要があるのではないかと思います。

また、ダルビッシュ有投手が指摘しているように番組で放送する以上は、最低限このような言葉を本当に発したのか本人に確認をするべきで、今後また同様の騒動が発生しないように改善をしていってほしいですね。

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