ダブルインパクトの決勝戦結果発表。ニッポンの社長が優勝、漫才&コント二刀流芸人の初代王者に。ネットで賛否の声
漫才とコントの二刀流No.1を決める新お笑い賞レース『ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~』の決勝戦が日本テレビ系で生放送され、吉本興業所属のコンビ『ニッポンの社長』が初代王者となり、賞金1,000万円を獲得しました。
今年初開催されたダブルインパクトは、『M-1グランプリ』と『キングオブコント』をミックスしたお笑い賞レースで、漫才とコントの合計得点でNo.1二刀流芸人を決めるものとなっています。
出場資格は、プロアマ問わず2人以上で芸歴制限もなく、即席ユニットや異なるユニットで複数のエントリーも可となっており、2,875組がエントリーしました。
そのうち決勝戦に進出したのはニッポンの社長のほか、『ロングコートダディ』、『スタミナパン』、『セルライトスパ』、『ななまがり』、『かもめんたる』、『コットン』の計7組でした。
<↓の画像は、ダブルインパクトの決勝戦に進出した7組>
番組のMCは『かまいたち』と女優・橋本環奈さんが担当し、審査員は『千原兄弟』の千原ジュニアさん、『中川家』の中川剛さん、『フットボールアワー』の後藤輝基さん、『ナイツ』の塙宣之さん、『アンガールズ』の田中卓志さんが務めました。
ニッポンの社長はコントでトップの475点、漫才で474点を獲得し合計949点で、2位のロングコートダディに2点差と僅差で初優勝を飾りました。
<↓の画像が、ダブルインパクト決勝の得点・順位>
そして、第1回ダブルインパクトの結果に対してネット上では、
- ケツさんも結婚発表したばかりだし、おめでたい事が続きましたね。
KOCも後一歩のところまでは行ってたから、こういう大きな大会で賞を獲るのも納得できる。 - 数字上は接戦だけど、明らかにロコディの勝ちだった
- 個人的にニッ社、ななまがり、スタミナパンは素人レベルだった
- 賞レース乱立でインパクトもなんもないわ 今後キングオブコントの決勝にニッポンの社長が出て来たらどういう目線で見たらいいのかわからない
- 賞レース風のただの長時間番組って感じだった ネタ再利用多かった
- 日本の社長、面白かったけど、なんで最近の人たちの「漫才」は途中で必ずコントになるの? 漫才とコントの二刀流の大会ならしっかりと「漫才」をさせてほしいな。
自分の「漫才」のイメージはしゃべりまくって笑いを取る、って感じなんだけどなぁ。 - 予想通りコント漫才の形式が多かったしニッポンの社長も最初に状況説明するショートコント集に見える
かもめんたるのようにしゃべりで勝負してくれたコンビもあったけど個人的な許容範囲はギリギリでロングコートダディまでだったな
などの声が上がっています。
ダブルインパクトの開催は今年2月に発表されたのですが、すでに漫才No.1を決めるM-1グランプリ、コント師No.1を決めるキングオブコントが、お笑いの2大賞レースとして確立されているほか、芸歴16年以上の漫才師No.1決定戦『THE SECOND~漫才トーナメント~』や『女性芸人No.1決定戦 THE W』といった賞レースも存在するため、お笑いファンからは微妙な反応が多く上がっていました。
また、漫才とコントを両立させているコンビは非常に少ないため、ネタの質も微妙な感じになりそう、コント風漫才ばかりになりそうといった予想も飛び交い、決勝までイマイチ盛り上がりに欠けていました。
そして、ニッポンの社長が初代王者に輝き、ネット上では冷やかな反応も少なくありませんが、接戦を繰り広げたニッポンの社長やロングコートダディのネタは好評価されています。
ニッポンの社長はこれまでに、M-1グランプリに10回出場して最高成績は準決勝進出、キングオブコントには11回出場し、5回決勝に進出して最高成績は3位と実力派のコンビで、納得の結果とも言えます。
これまでの実績からニッポンの社長はこれまでに様々なバラエティ番組にも出演していますが、ダブルインパクトの初代王者となり注目度が上昇しており、これをきっかけにブレイクとなることに期待したいですね。
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