自身が監督を務めた『R100』が現在公開中のお笑いコンビ・ダウンタウン(50)の松本人志さん。
日本を代表するお笑い芸人として、高い評価を受けている松本さんですが、意外なことを告白し話題になっています。
それは2011年3月11日に起きた東日本大震災の影響で、軽い鬱になっていたと10月9日放送の『NEWS ZERO』(日本テレビ)のインタビューで明かしたのです。
震災が起きた後、テレビでは報道番組ばかりでバラエティ番組は中止を余儀なくされていました。
数日経ってようやく放送されたバラエティ番組のその多くは総集編でしたが、いち早く番組を再開したのが『ダウンタウンDX』でした。
それが2011年3月24日の『ダウンタウン超DX 沖縄生放送スペシャル』。
この日、松本さんは楽屋に入っても、まったくやる気が起きず「あの時だけはさすがに無理かなと思って。何でこんな仕事を選んでしまったのか、また何でこんな時にダウンタウンは生放送をやる立場になったのかってすごい思った」と話した。
しかし、生放送で出て行くしか選択肢はなく「はっきり覚えてないんですけど、何か一言言ったんですよ。そしたらお客さんがドッと笑ったんですよね。あん時に『あ、俺いけるわ』って思ったんですよ。『俺、結構、何かやれるかも』って思って。そこからですね、まだまだ笑いをやっていく意味はあるのかな、とは思いましたね」とその時の心境を語った。
これにネットでは、
「映画が不調だから話題作りだろ」
「何を今さら」
「叩かれすぎの間違いじゃないの?」
「松本はそんなタマじゃない」
「あ~こう言う作り話をし出したらもうおしまいですわ」
などのコメントがありました。
これまでにない東日本全体を襲った大きな震災で、あの時は異様な雰囲気がありましたね。
テレビでは連日津波の様子と被害状況が伝えられ、事の深刻さを目の当たりにしあの時は気力が奪われていましたね。
松本さんに限らず多くの人が地震への恐怖で不安にかられ、軽い鬱のような状態になっていたと思います。
そんな時に放送されていたバラエティ番組には批判もあったかもしれませんが、笑うことで地震による不安が一時的に忘れられました。
最近は何かと批判されることの多い松本さんですが、これからも笑いを届け続けてもらいたいですね。