今年も残り数ヶ月となり、年末恒例の『NHK紅白歌合戦』に関するニュースがチラホラと出始めていますが、今年の総合司会にタレントのタモリさん(70)が起用される事が濃厚になったと日刊スポーツが報じています。
また、白組の司会はV6の井ノ原快彦さん(39)、紅組の司会はNHKの有働由美子アナウンサー(46)が務める事も有力となったといいます。
<↓の画像左が井ノ原快彦さん、右が有働由美子アナ>
タモリさんは1983年の紅白でも総合司会を務めており、もし実現すれば32年ぶりの2度目。
紅白の司会者発表は例年10月中旬ですが、局内からは最近になって「司会がタモリさんならいいよね」と期待する声が多く上がっているそうで、関係者によれば、総合司会の候補を考えるにあたって、タモリさんの名前が当然のように浮上したそうで、タモリさんは2009年10月から現在まで第4シリーズが放送されている紀行・バラエティ番組『ブラタモリ』(NHK)に出演し、同番組が好調であることや幅広い世代から支持されているため、紅白の顔としてピッタリと考えられているようです。
前出の関係者はタモリさんについて、「紅白という大舞台の司会を安心して頼める安定感と実力、存在感もありながら、いるだけで周囲が和らぐ雰囲気もある。話題性も十分」とも話しているといい、白組の司会ではなく総合司会とされているのは、タモリさんが司会を務めている生放送の音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にはタモリさんをリスペクトし出演しているアーティストが多く、「紅白に偏らない立場がいい」と考えられているからとのこと。
そして、白組と紅組の司会者に関しては、2010年より平日の朝に放送されている情報番組『あさイチ』で司会を務めている井ノ原さんと有働アナのあさイチコンビが濃厚だそうで、お2人のコンビネーションは視聴者からも高く評価されており、昨年から司会の候補者として名前が挙がっていましたが、今年実現する可能性が高いようです。
さらに、タモリさんが総合司会を務める事になれば、タモリさんと同じ福岡県出身の親友で、『ブラタモリ』のオープニングとエンディングテーマ曲を歌っている歌手の井上陽水さんの紅白初出場に現実味が出てきたといい、陽水さんは長年NHK側からのオファーを断り続けているものの、タモリさんとの共演で前向きになる可能性も考えられるとのことです。
これに対してネット上では、
- 毎年のように、朝の連ドラの主演が紅白の司会って感じだが、今年は『まれ』では無理だものな。タモリが司会なら見てみたい。
- すごく良い組み合わせだと思う。あとは和田が出なければ…もう、あの鐘を鳴らさなくて良い。
- 嵐も飽きたし、タモリなら面白いかもしれない
- タモリにアサイチのコンビ。これが実現するなら、なかなかの組み合わせ
- 紅白がミュージックステーションみたいになるわけだな
- 以前の司会の時の様子を知らないけど、紅白みたいに進行がガチガチに決まっている番組で、タモリさんの面白さが出るんだろうか…。なんか想像できないんだよなぁ。
- 締めの言葉は『来年も見てくれるかな?』に決定だな
- 井上陽水もだけど、福山を呼ぶ為の切り札かもね。タモリが司会なら出てくれるかもしれないと…。
などのコメントがありました。
この話の真偽のほどは分からないものの、週刊誌『週刊女性』が報じていた記事では、2013年に“紅白引退”をした演歌歌手の北島三郎さんが紅白の司会を務める可能性が高いとしていたものの、もし固辞した場合には、タモリさんという名前も水面下では出ていると報じられており、実際に候補者の1人としてタモリさんの名前が挙がっているのかもしれないですね。
タモリさんは、1983年の『第34回NHK紅白歌合戦』でNHKのアナウンサー以外で初めて総合司会を務め話題になり、前年の平均視聴率69.9%から74.2%まで視聴率が上がっており、視聴率が伸び悩んでいる紅白の数字アップのために、タモリさんが起用される可能性は高いかもしれません。
今年は例年以上にヒット曲が生まれておらず、話題性があまりないと言われていますが、タモリさんが総合司会を務めるのであれば確実に話題になり、50%台の数字を記録するかもしれないですね。