『第64回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の授賞式が30日に生放送され、4人組バンドの“セカオワ”ことSEKAI NO OWARIの『Habit(ハビット)』が今年のレコード大賞を受賞しました。
今年のレコ大の大賞候補・優秀作品賞を受賞した楽曲は、セカオワの『Habit』のほか、純烈の『君を奪い去りたい』、NiziUの『CLAP CLAP』、wacciの『恋だろ』、氷川きよしさんの『甲州路』、Adoさんの『新時代』、Da-iCEの『スターマイン』、Mrs. GREEN APPLEの『ダンスホール』、マカロニえんぴつの『なんでもないよ、』、BE:FIRSTの『Bye-Good-Bye』の10作品でした。
この中から大賞に選ばれた『Habit』は、神木隆之介さんと柴咲コウさんがW主演した映画『ホリック xxxHOLiC』の主題歌として書き下ろされ、ミュージックビデオ(MV)ではメンバー等が“クセ強ダンス”を披露し、それが若者等の間で大きな反響を呼びました。
YouTubeで公開の公式MVは再生回数が1.2億回超え、TikTokでは25億回を突破し、SNSなどでは踊ってみた動画も数多く投稿されており、曲のストリーミング再生回数も2億回を超えるなど大ヒットとなっています。
そんなセカオワの『Habit』が今年のレコード大賞に選ばれ、この結果に対してネット上では、
- よく聴いたし、クセのあるダンス動画もよく観たし、今年の大賞は納得
- 新時代かHabitの二択だと思っていたのでかなり妥当な選考
- 妥当だと思う。去年の大賞が本当に納得できなかったし。デビュー12年目での大賞、本当におめでとうございます!!
- Adoの新時代かと思ってました。でもこの曲もバズったしヒットしたのは確かですよね。
- セカオワおめでとう、Adoはやはり顔出ししないのが印象悪かったのかな?
- セカオワ好きだし、Habitも人気だし、凄くいいし好き。けど、レコ大て今年を象徴する曲でしょ?どー考えてもadoかAimerでしょ!
- 色んなとこで流れてて、かなり耳に残るリズムだったので、今回ノミネートされた中では唯一知ってた曲。そういう意味で凄くこの大賞はしっくりきてる
などの声が上がっています。
今年の大賞候補作品では、累計興行収入185億円超えのアニメ映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌『新時代』もヒットし、今年を代表する1曲であるため、『Habit』の大賞受賞に対して異議を唱える声も上がっています。
ただ、今年の結果に対しては納得という声が多くみられ、例年のように“出来レース”といった声はみられず、妥当な結果と言えそうですね。
ちなみに、セカオワはメジャーデビューから1年後の2012年に、1stアルバム『ENTERTAINMENT』がレコ大の優秀アルバム賞を受賞したほか、2014年に『炎と森のカーニバル』、2017年に『RAIN』、2018年に『サザンカ』が優秀作品賞に選ばれるなどしています。
今年の大賞に対して納得の声が上がる一方で、最優秀新人賞を巡ってネット上では物議を醸しています。
今年の新人賞は、モデル・歌手の石川花さん、『ハロー!プロジェクト』の10人組アイドルグループ『OCHA NORMA(オチャノーマ)』、シンガーソングライター・Tani Yuukiさん、細川たかしさんの愛弟子で、現役女子大生の演歌歌手・田中あいみさんがノミネートしていました。
この中から田中あいみさんが最優秀新人賞を受賞し、ネット上では「この人誰?」「初めて見た」といった声が多く上がっています。
今年も相変わらず選考基準が謎で物議を醸しており、多くの人が納得するようなアーティストを選んでほしいものですね。