スーパー戦隊シリーズ終了。理由は少子化? ゴジュウジャーがラスト作品、出演者の不倫疑惑スキャンダルあり物議

テレビ番組・映画
  • 1

スーパー戦隊シリーズ

『東映』が制作を手掛け、今年50周年を迎えた特撮ドラマ『スーパー戦隊シリーズ』(テレビ朝日系 日曜午前9時30分)が、現在放送中のシリーズ49作目『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』をもって終了すると『共同通信』やスポーツ紙が報じています。

関係者はスーパー戦隊シリーズの終了理由について、「イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが放送終了の背景にある」と明かしたとしています。

スーパー戦隊シリーズ終了報道に対してテレビ朝日は「今後の編成についてはお答えしていません」とコメントし、本当に終了するのかは明らかにしていないのですが、『朝日新聞』なども断定的にゴジュウジャーをもって終了すると報じています。

なお、テレビ朝日では同じく東映制作の『仮面ライダーシリーズ』を放送していますが、今のところこちらは終了するとの報道はありません。

まさかのスーパー戦隊シリーズ終了報道を受けてネット上では、

  • まじかー 1つの時代が終わったわ
  • ゴレンジャーからよく50年も続いたよ
  • 悪は滅びたんだね
  • 現実は厳しいね 少子化もあるんだろうけど
  • いわくつきのゴジュウジャーが最後の作品になってしまうとは…
  • ほんまは50年走りきっての有終の美で発表したかっただろうが、子供向けにそぐわない不貞事案もあって後味が悪くなったな。
  • 東映にとっては貴重な収入源だったのにこれに変わる新規な何かを考えてるのか?
  • ワンチャン復活があるとすれば、配信かな?
  • ゴレンジャーから再放送したらまた50年いける
  • もうずっと前に決まってたんじゃないかな? だとしたらゴジュウジャーをラスト作品と銘打ってド派手にやってほしかったな…
    仮に突然決まったとしたら、来年の作品もう撮影入ってるはずだから色々問題出てくると思う
  • 玩具メーカーや東京ドームシティの採算も取れなくなってきているし、何より撮影スタッフやアクションチームの人材不足も深刻だったみたいだしね。
    ここでズバッと終わらせるのは英断だと思いたい。
  • スーパー戦隊シリーズを一区切りさせて、新しい戦隊物や特撮が始まるんじゃないかな?完全に終わらすのは無いでしょ
    ただ、スーパー戦隊シリーズの最後を飾るにしては「ゴジュウユニコーン不倫」だけが残念

などの声が上がっています。

現在放送中のゴジュウジャーを巡っては、週刊誌『週刊文春』によって出演者の不倫疑惑スキャンダルを報じられ物議を醸しており、あくまでも疑惑ではあるのですが、最後の最後に作品全体のイメージを悪化させるような報道があり、これを最後に50年も続いたシリーズに幕を下ろすというのは本当に後味が悪いですね。

スーパー戦隊シリーズは、仮面ライダーシリーズ開始から4年後に1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975~1977年)が放送され、2作目の『ジャッカー電撃隊』まで仮面ライダーと同じく漫画家・石ノ森章太郎さんが原作を手掛けていました。

現在まで続く巨大ロボット(戦隊ロボ)の登場は3作目の『バトルフィーバーJ』からで、この作品から1年毎に新作が放送されるようになり、関連のオモチャや映画、イベントなどで収益をあげて50年にもわたって続く人気シリーズとなりました。

スーパー戦隊シリーズ出演後にブレークした俳優も多く、松坂桃李さん、山田裕貴さん、横浜流星さん、志尊淳さん、千葉雄大さん、ケイン・コスギさん、竜星涼さん、玉山鉄二さん、飯豊まりえさん、新川優愛さん、高梨臨さん、さとう珠緒などがいます。

こうして長年にわたり多くの人に親しまれてきたスーパー戦隊シリーズが、少子化の影響なのか関連グッズなどで得られる収益が減り、採算が取れずに終了とは残念の一言です。

スーパー戦隊シリーズのファンは多くネット上では、さらにパワーアップした新シリーズとして、来年から「ハイパー戦隊シリーズ」のスタートに期待する声も上がっています。

東映のキャラクター戦略部・白倉伸一郎さんは今年7月に『デイリースポーツ』の取材に対して、「よくも悪くも自転車操業」「それをずっと重ねてきて、うまくいく場合もいかない場合もある」「戦隊って、ライダーよりもなんとなく同じことを繰り返しているってイメージが世間にもあると思うし、現場にもあるんですよ」などと語っており、制作サイドもマンネリ化を感じていると明かしていました。

そうした中で「番組そのものが次のステージに行かないといけないと思いながら…絶賛構築中」とも語っており、いつかまた復活する可能性はありそうです。

ただ、グッズ販売を手掛けるバンダイナムコホールディングスの売上高を見ると、スーパー戦隊は仮面ライダー、ウルトラマン、プリキュア等と比べて、かなり低いことが分かります。

<↓の画像は、バンナムHDの2025年3月期の作品別売上高>
バンダイナムコHDの作品別グッズ売上高(スーパー戦隊・仮面ライダー・ガンダム・プリキュア・ワンピース・ドラゴンボール等)

スーパー戦隊などは、グッズの売上が大きな柱となっているだけに、すぐに新シリーズが制作される可能性はかなり低いとみられるものの、今後の動向にも注目したいところですね。

参照元
  • https://www.daily.co.jp/gossip/2025/10/30/0019651258.shtml
  • https://www.asahi.com/articles/ASTBZ3TYRTBZUCVL045M.html
  • https://news.jp/i/1356574448426206047?c=39550187727945729
  • https://gamebiz.jp/news/405334
1件のコメント↓コメント投稿
  1. 1
    匿名
    ID:ODVkODA2ZD

    白倉よ、お前らの脚本のつまらなさにも言及しろ

    マンネリの一因だろうが

コメントを残す

前の記事次の記事
芸トピの最新ニュースをお届け!