お笑いトリオ『ジャングルポケット』の太田博久さん(33)が、1月22日開催の『第16回全日本マスターズレスリング選手権大会』(フレッシュマンズの部58キロ級)に出場、3位以内に入賞し、レスリング日本代表に選出されたことが明らかとなりました。
3位以内に入賞した太田さんは、海外遠征や国際大会への出場権を獲得しました。
太田さんが出場した「フレッシュマンズの部」は、学生時代にレスリング経験がなく、社会人からレスリングを始めた30歳以上の選手のみを対象とした大会。
TBS系のスポーツバラエティ番組『炎の体育会TV』(土曜19時)の企画で、昨年8月からトレーニングを開始し、同9月からレスリングを始めたといいます。
柔道2段の太田さんは、高校時代に男子60kg級で愛知県優勝を果たした腕前を持つのですが、1984年のロサンゼルス五輪レスリング・グレコローマンスタイル52kg級で金メダルを獲得し、現在は全日本マスターズレスリング連盟の強化委員長・宮原厚次さん(58)は、「最初の練習ですごいなと思った。すごいセンスを感じた」「17、18歳で転向していたらオリンピックメダルもあったかも」と絶賛。
太田さんは、35歳以上の選手が出場出来る「世界ベテランズ選手権大会」での優勝を目指すそうで、これからどの国際大会に出場するかは今後決めていくとのことです。
試合に出場するにあたって体重を65キロから57キロに減量し、大会2週間前からは1日も休まず練習に励んだそうなのですが、太田さんは「番組が用意してくれた最高の環境で最高の指導者のもと、時間も深夜2時くらいまでやっていて、その時間まで道場を開けて付き合ってくれた」と周囲のサポートに感謝。
また、妻でモデルの近藤千尋さん(27)は現在第1子を妊娠中なのですが、献身的にサポートしてくれたそうで、「遅い時間でもご飯を作ってくれた奥さんに感謝しながら戦った」と語っています。
<↓の画像は、会見に出席した太田さんや『炎の体育会TV』の出演者>
今後については、「世界なんて行ったことがないのでどういう状況かわかってない」と言いつつも、「『体育会TV』からの初めての世界チャンピオンになりたい」「東京オリンピックに出るくらいの気持ちで世界大会で頑張る」と意気込み、番組司会の今田耕司さんから乗せられる形で「東京オリンピックを目指します!」と宣言していました。
ちなみに、太田さんが出場した『第16回全日本マスターズレスリング選手権大会』には、オードリーの春日俊彰さん(38)も出場しているといい、大会の模様は18日に『炎の体育会TV』の2時間スペシャルで放送されるとのことです。
<↓の画像は、レスリングの大会に出場した太田さんの写真>
そして、これに対してネット上では、
- レスリング初めて間もないのに凄い!!!頑張れ太田
- 面白くはないけどレスリングのセンスは凄い
- レスリングという競技自体が東京五輪に向けて良い流れになればいいですね。それにしても凄いことだ…
- 春日はレスリングで首怪我しちゃったんだよな。それでなくても体育会TVは春日に競技やらせすぎ
- 柔道で県大会優勝した実力。春日よりやりそう
などのコメントが寄せられています。
各メディアの報道では大会での順位は「3位以内」としており、番組内で順位を発表すると伝えているのですが、大会結果はすでに『全日本マスターズレスリング』の公式サイトに掲載されており、太田さんは見事優勝を果たした事が明らかとなっています。
<↓の画像が、順位結果>
太田さんは以前からテレビ番組などで柔道の腕前を披露していましたが、忙しい合間を縫って、たった数ヶ月間レスリングの練習を行っただけで優勝を果たし、レスリング日本代表に選出されるとは素晴らしいですね。
くれぐれも、仕事に支障をきたすようなケガだけには気を付けて、引き続き大会出場に向けて練習を頑張ってほしいと思います。
ちなみに、同大会に出場した春日さんは、太田さんとは階級が違う部に出場したものの、残念ながら初戦敗退となったようです。
春日さんについては、昨年7月に行われた『2016年 全日本社会人選手権』のマスターズの部(35~40歳)に出場し、準決勝と3位決定戦で敗退し「4位入賞」という結果に終わったのですが、大会直前には首を負傷し、軽い神経障害「バーナー症候群」と診断されていました。
春日さんも引き続き、レスリングを行っていくのかどうかは不明ですが、ケガだけには注意してほしいですね。