女子プロレスラー・ジャガー横田さん(57)と医師・木下博勝さん(51)の1人息子・木下大維志くん(きのした・たいし 12歳)が、難関中学に受験までを情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で密着し、11日放送の番組内で受験結果が発表されました。
『スッキリ』では昨年から木下大維志くんの中学受験に密着しており、大維志くんは父親と同じ医者になることを目標に難関中学校の受験に挑戦し、第1志望校は名門私立中学『広尾学園』(東京都港区広尾)としていました。
そして、1月から中学校の入学試験を受験し、1校目は医学部への進学者が多い埼玉の私立中学校で、4教科・300満点中172点が合格ラインとなっており、受験を終えた大維志くんは「どっちかといえば難易度は低め。受かってるでしょう」などと言って、いつものように自信満々の様子だったのですが、結果は125点で不合格でした。
2校目に受験したのは医学部を持つ有名大学の附属中学校で、今回は自信なさげな様子を見せていたのですが、2校目は無事に合格となりました。
<↓の画像が、中学受験に挑戦した木下大維志くんの写真>
次いで3校目に第1志望の広尾学園本科を受験しましたが、残念ながら1回目の挑戦は不合格、同校は3回まで試験に挑戦することが出来るのですが、3回とも不合格に終わっています。
4校目は第2志望だった今東京都内で人気という中高一貫校で、こちらも3回チャレンジすることが出来たのですが、こちらも残念ながら3回とも不合格という結果に終わり、木下大維志くんの中学受験は終了となりました。
しかし、父・木下博勝さんは「受験に失敗する可能性もあるが、大維志の人生経験として成功も残してあげたい」として、追加で急遽、5校目に医学部がある有名大学の附属中学の特進コースを7日に受験しました。
この中学校の試験は国語・算数・英語の中から2科目を選択するというもので、木下大維志くんはこれまで勉強してきた算数と、受験勉強をしてこなかった英語を選択しました。
木下大維志くんは幼稚園から9歳までインターナショナルスクールに通っており、大維志くんは受験後に英語はどうだったか聞かれると、「ボクはもう9年間、英語の道を進んでいたので、さすがにできました。」と自信を見せました。
ラストとなる5校目の試験結果は見事合格で、木下大維志くんはこれまでで一番の笑顔を見せ、ジャガー横田さんと木下博勝さんも喜びの表情を見せていました。
そんな木下大維志くんとジャガー横田さんは11日放送の『スッキリ』にも生出演し、大維志くんは受験を通して、「親への感謝とか、家族の絆にちょっと気づけたかな。応援してくださった色んな人たちもひっくるめて感謝したい」
などと感謝の言葉を語っていました。
また、ジャガー横田さんは、「そばで頑張った姿を見られたことと、親に感謝、周りの方に感謝、一人では生きていけないんだ、頑張れたのは皆さんのおかげなんだという気持ちを自然に持ってくれたことが、親としては受験を通してホントに強くなってくれましたし、諦めない気持ち、感謝の気持ちを持ってくれたことに、あたしが言葉で教えられなかったことを自分で感じ取ってくれたということで、ホントにこの受験は宝になると思います」
と、息子の成長を喜んでいました。
そして、木下大維志くんの受験結果などを受けてネット上では、
- 本命の学校に合格出来なかったので素直には喜べない部分があるだろうが、それでも2校合格出来たのは立派。努力が少しでも報われて良かった
- 木下先生の親としての気持ちわかります。広尾はダメだったけど、これで人生終わる訳じゃないし、これはひとつの通過点として努力、悔しさを次に繋げてほしいです。まだまだ12歳!頑張って
- いつも強気なたいし君が泣きながら父親に電話して来て、合格の喜びを知ってほしいと追加受験して合格して、子供の事を思っているいい父親だね。
たいし君両親大事、家族が大事、いい息子だね。合格おめでとうございます。 - 12歳で必死に頑張って得たものは大きいでしょう。我が子の中学受験を思い出し、思わず涙しました。
うちの子供達も、あの時一生懸命努力した事や、家族みんなに応援して貰った事を一生の宝物にしています。大学受験も、努力は報われるって中学受験で知ったからとコツコツ頑張ってます。 - ずっと番組で追っていた特集みてました。失敗してもきっと良い経験になると思ってましたが、高校受験、人生はじめての受験…たいし君が成功経験できて本当に良かったです。
たいし君もご両親も本当にお疲れ様でした。敏感で繊細な半年間を観せてくれてありがとうございました。良い特集でした。
などのコメントが寄せられています。
残念ながら第1志望としていた広尾学園は不合格となり、これまで見せたことのないようなもの凄くガッカリした表情を見せていましたが、医学部のある有名大学の附属中学2校に見事合格し、最後には笑顔を見せいていたのでホッとしました。
木下大維志くんはポジティブな性格で常に自分に自信を持ちながら、これまで1日何時間もの勉強を積み重ねていましたが、両親や受験のエキスパートたちから大きなサポートを受け、周囲への感謝の気持ちや家族の絆などにも気付き、一回り大きく成長したように感じられましたね。
今後は、自分が好きな生物や医学の勉強をやっていきたいという思いを明かしており、中学受験は医師になるという大きな目標の通過点の1つであるため、引き続き勉強に励み、父親のような立派な医師になれるよう頑張ってほしいです。
ちなみに、最後に受験した医学部がある有名大学の附属中学校というのは、「帝京中学校」(東京都板橋区稲荷台)とみられており、同校の4回目となる試験は7日に行われ、試験科目は国語・算数・英語の中から2教科を選択形式で、一貫特進コースがあり、特進コースは偏差値50程度、一般の進学コースは48~49程度となっています。