2010年に公開されたスタジオジブリ製作のアニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』で監督を務めた米林宏昌さん(40)が、4年ぶりに監督を務めるスタジオジブリ最新映画『思い出のマーニー』が今年7月19日に公開されますが、女優の松嶋菜々子さん(40)や黒木瞳さん(53)など、豪華な俳優陣が声を担当することが分かりました。
松嶋さんが演じるのは、Wヒロインの1人で女優の高月彩良さん(16)が声を担当する杏奈の養母・頼子役、そして黒木さんが演じるのは杏奈が憧れる女性の久子役となっています。
ほかにも、寺島進さん、根岸季衣さん、森山良子さん、吉行和子さんらが新キャストに決定しました。
同作品を担当する西村義明プロデューサーは、松嶋さんの起用について「杏奈やマーニーの声が決まる前、この映画の配役を考える中で、一番最初にお願いすることを決めたのが頼子役の松嶋菜々子さんでした」といい、「母としての心配と不安、同じく母としての愛と決意。今のお母さんたちに共感してもらえるであろう頼子の両面を声で表現できるとしたら、それは誰か。求めた母の声は、松嶋菜々子さんにあると感じたのです」と説明。
一方、黒木さんについては「杏奈があこがれる女性の声には、人生を経てきた深みと、大人の女性の色気、そして子どもに寄り添うような優しい声が欲しかった。
昨年末に、大地真央さんとの対談されている際の、黒木さんの普段使いの声を聞いて、黒木さんにお願いすることに決めました。黒木さんの声にはたえず微笑みが感じられるのです」と明かしました。
これにネットでは、
- ジブリは相変わらず声優さんを使わないんですね…声優さんを使った方が見る方は作品の世界に入り込みやすいと思うんですけどねー
- 腹黒木瞳の声は聞きたくない。いじめっ子の母親が声優だなんて、アニメ映画に最も不向きだ！
- いい加減現役声優を起用しろ！俳優&タレント&アイドルの下手な芝居なんて聞きたくないわ！
- 風立ちぬにしても、素人声優のせいで台無しだった。
- それぞれ、仕事より前に、犬と子どもの躾をちゃんとしてください
などのコメントがありました。
ジブリ映画はこれまでもプロの声優ではなく、豪華な俳優陣を起用していることで、キャラクターに感情移入出来ないと言う批判が出ていましたが、今作に関してもネットでは多くの批判が出ています。
確かに、作品がいくら面白かったとしても、声優陣に違和感があると全てが台無しになりますからね。
これも話題作りのためにやっていることかと思いますが、作品の魅力を最大限に活かすためにもプロの声優を起用してもらいたいものです。