今年の7月20日から公開されている『風立ちぬ』が大ヒットし、興行収入が今月12月11日の時点で119億円を突破し、動員数はのべ959万人となっており、今年公開された映画の中で、興行首位の成績を上げています。
そして現在は、高畑勲監督作品の『かぐや姫の物語』が11月23日に公開されていますが、早くも来年夏に公開をする最新ジブリ作品の映画が発表されました。
最新作のタイトルは『思い出のマーニー』でイギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンによる1967年の児童文学が原作だという。
監督は2010年に公開されたスタジオジブリ作品の映画『借りぐらしのアリエッティ』で初監督を務めた米林宏昌(40)さんで今回の長編映画監督2作目となります。
(↓の画像が、米林宏昌監督の写真)
同映画は、その年の邦画1位となる、観客動員765万人、興行収入92.5億円を記録しており、その他にも『もののけ姫』(97年)、『ホーホケキョ となりの山田くん』(99年)では動画、『千と千尋の神隠し』(2011年)で初めて原画を担当。
その後、『ギブリーズ episode2』(02年)、『ハウルの動く城』(04年)、『崖の上のポニョ』(08年)で原画を、『ゲド戦記』(06年)では作画監督補を務めています。
東宝の市川南取締役は、今回の映画では「舞台をイギリスから日本に置き換え、思春期の内省的な女の子・杏奈が謎の少女・マーニーとの交流を通じて心をひらいていく様子や、2人の友情が瑞々しく描くファンタジー作品になる」と説明しています。
これにネットでは、
「ジブリの命運はこの作品にかかってる 米林、たのむぞ!」
「もう、ラピュタやホームズみたいな冒険活劇は見られないんだな・・・」
「そろそろ映画の原作者連中はジブリ訴えてもいいんじゃね ハウルとか酷かっただろ」
「なんで日本に置き換えるのか たまにならいいけど前もそうだったじゃん 舞台くらい原作のままでいいのに」
「パヤオが引退したジブリに今までのような価値はない」
などのコメントがありました。
11月より公開されている高畑勲監督作品の『かぐや姫の物語』は、「つまらない」、「内容が薄い」と酷評を受けており、散々な事になってしまっていますね…。
高畑勲監督はこれまでに『火垂るの墓』、『おもひでぽろぽろ』、『平成狸合戦ぽんぽこ』、『ホーホケキョ となりの山田くん』で監督を務めてきましたが、どの作品も賛否両論がある作品ばかりなので、一部で批判されるのもしょうがないのかもしれませんね。
その点米林監督初作品の『借りぐらしのアリエッティ』は、万人受けする内容で初作品ながら見事なヒットとなっており、来年公開の『思い出のマーニー』もかなり期待出来そうです。
来年の夏が待ち遠しいですね。