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ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ完結編の特報映像公開、映画館で流れ違法撮影行為も…シン・エヴァの公開時期遅れで批判も

シン・エヴァンゲリオン劇場版の特報映像を盗撮行為に警告。ネットに違法アップは法的措置を検討

人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のリメイク映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ4部作の完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が、2020年に公開予定であることが20日に発表され、同時に特報映像が同日から8月31日まで全国の映画館で上映されており、エヴァファンらの間では話題になっていました。

劇場での公開から約1週間後の26日にはYouTubeに特報映像が投稿され、ネット上でも閲覧可能になったのですが、映画館でこの特報映像を盗撮し、ネット上にアップロードしていた方も多くおり、そうした違法行為に対しては然るべき対応をとっていくと作品を配給する『東宝』『東映』、製作・配給を手がける『カラー』の3社が表明しています。

『カラー』の公式サイトに掲載されたコメントでは、特報映像を盗撮した動画がネットに上がっていることについて、「劇場での映画の盗撮行為は『映画の盗撮の防止に関する法律』および『著作権法』により、禁止されています。また、盗撮した映画本編や特報をYouTubeやTwitter、Facebook等にアップロードすることも著作権侵害にあたります。」と警告しています。

その上で、「映画盗撮防止法」「著作権法」に違反し著作権を侵害していると判断された場合には、最大で懲役10年もしくは罰金1000万円、または両方が課せられる可能性があると注意喚起し、今後もこうした行為があった際には、厳しく対処していくと表明しています。

そして、盗撮被害に関しては共同配給業務をしている3社で協議し、対応を決めていくとしています。

<↓の画像が、盗撮映像の違法アップロードへの警告文>

公式が公開した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』特報映像

このトラブルに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は1996年3月に終了し、このリメイク作品として製作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズは、2007年に前編にあたる1作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、中編にあたる2作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は2008年3~4月、後編と完結編にあたる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は、2008年初夏にも公開予定と当初は発表していました。

しかし、徐々に公開予定時期がずれていき、『破』は2009年6月、『Q』は2012年11月に公開されましたが、完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開時期は、2013年公開とされていたのが「未定」となり、庵野秀明監督が途中で『シン・ゴジラ』の製作にも入ったことも影響してさらに完成が遅れ、現時点では2020年の公開予定となっています。

その特報映像が20日から映画館で流れ、ネット上などでも話題になっていたことから気になったという方も多くいるでしょうし、やはりファンは色々と文句を言いながらも、完結編がどうなるかは気にはなるので、第1弾として公開の特報映像に大きな注目が集まるのも当然です。

かといって映画館で流れた映像を盗撮し、動画をネットにアップロードするのは完全アウトで、擁護はできないのですが、ここまで待たせたのであればわざわざ劇場だけで映像を流すのではなく、最初からネットで公開すれば良かったのにという反応が多く上がるのも理解できます。

現時点では公開まであと2年もあり、これから少しずつ映像を小出しにしていくのだろうと思いますが、映像の違法アップロードを取り締まっていくことだけでなく、そうしたことが起こらないように、公式がしっかりと映像を公開するなどの対応をしていってほしいなと思いますね。

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