シンパイ賞!!打ち切り終了理由は低視聴率や霜降り明星・粗品の問題言動? 後番組のくりぃむナンタラに懸念も…
バラエティ番組『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系 日曜21時55分)が9月をもって終了し、同枠で新たに『くりぃむナンタラ』がスタートすることが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』は2019年10月から金曜深夜枠で放送がスタートし、昨年10月にゴールデン・プライム帯(19~23時)に昇格を果たしました。
<↓の画像は、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』レギュラーメンバーの写真>
(左から)霜降り明星のせいやさん、粗品さん、爆笑問題の田中裕二さん、太田光さん、新井恵理那アナウンサー
番組の内容は、『爆笑問題』と『霜降り明星』の2コンビが「シンパイ(心配)を笑い飛ばそう。」をテーマに、ベテランから若手芸人世代の世代間ギャップを楽しむというもので、週替りレギュラーとして“お笑い第7世代”の『EXIT』『かが屋』『四千頭身』『宮下草薙』が出演していました。
番組は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、ロケからスタジオトーク中心の内容にリニューアルしましたが、プライム帯昇格から約1年で終了となります。
後番組としてスタートする『くりぃむナンタラ』は、2004年からテレビ朝日で放送の『くりぃむ』シリーズの最新作となっており、2014年から放送の『くりぃむナンチャラ』は昨年9月で終了し、同10月から現在まで『にゅーくりぃむ』が火曜深夜枠で放送されています。
<↓の画像は、『くりぃむしちゅー』の上田晋也さん、有田哲平さんの写真>
そして、2008年以来13年ぶりにプライム帯に昇格し、10月からスタートする『くりぃむナンタラ』では新企画に加えて、これまで番組で行ってきた様々な人気企画も放送するといい、『くりぃむしちゅー』の2人が裏でタレントに様々な指示を出し、遠隔操作する企画「人間インストール」のほか、体を張ったコントを繰り広げる「こっそり楽屋選手権」、様々な場所で間違い探しをする「ビンカン選手権」、ミニスカートを穿いて下着が見えないように陸上競技に挑む「ミニスカート陸上」などを、放送時間帯に合わせて続々とアップデートしていくそうです。
『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんは新番組について、「日曜の夜といえば、これを見て寝るのではなく、もうちょっと後に見てほしいスポーツ番組(『Going!Sports&News』)もありますし(笑)、僕、16年半くらい裏番組(『おしゃれイズム』)に出ていたんですよね。それが終わるやいなや“オマエ、もう裏に行くのかよ!”と言われてしまうかもしれませんが(笑)、とにかく楽しい番組にしたいですね。」
とコメントしています。
有田哲平さんは、「日曜夜10時台ということで、『くりぃむナンタラ』は、より多くの方に見ていただける番組になると思います。休みが終わって“明日から仕事だな…最後にテレビでも見て寝るか”というちょうどいい時間なので、次の日からの仕事の活力になるような、面白いお笑いを届けられたらいいなと思っています。」「新企画はもちろんのこと、過去の面白い企画も随時実現していけたらいいなと思います」
と語っています。
この発表を受けてネット上では、
- シンパイ大賞は、爆問と霜降りの世代を超えた絡みがとても面白い番組だったから終了は残念
- シンパイ賞、結構好きだったんだけどなー。正直、確かに最近ネタ不足って言うか、いろんなことやってるけど、以前の方が面白かったなと感じた回は何回かあったけど。
ふだん傍若無人(ぶってる)太田さんが、若手のフォローしながら真剣に話を聞いてる感じも良かったな。 - 日曜日の楽しみが一つ減った。だったら深夜枠のままにして欲しかった。シンパイ賞からのテレビ千鳥が良かったのに。。。
- 霜降り明星はフリートークが面白くないしまだMCは無理かな
- 深夜時代の霜降りチームと爆問チームの対決構造でボキャブラ芸人出てたのは好きだったけど、22時になって懸念してた通り、ただのトーク番組になってつまらなくなったから仕方ない
- 粗品がやらかしたからな。番組も土日22時台4つの中では最も話題になってなかったと思う。
TVerでも他の3つよりもランク低いし登録数も少ない。視聴率云々よりもこれが最大の終了の原因になったんでしょう。 - 霜降りはそもそもMCはまだ早いし、ひな壇のほうが笑いがとれる。爆笑問題の足を引っ張っていたって感じ。
粗品もやらかしたしもう無理だと上層部が判断したんだろうなぁ。 - シンパイ賞、いろいろな芸人の素の生活が見れて大好きな番組です。終わるのがとても惜しいです。
とはいえ、くりぃむナントカの後番組となるくりぃむナンタラも思いっきり期待してしまいます。
両番組を時間をずらして放送というわけには行かないでしょうか。テレ朝さん。
などの声が上がっています。
昨年深夜枠から昇格したばかりの『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』が、たった1年で終了となってしまうことを惜しむ声が多く上がっているほか、番組終了の理由を巡って様々な憶測が飛び交っています。
ネット上では要因の1つとして、『霜降り明星』のツッコミ・粗品さんの問題発言が挙げられており、粗品さんは今年7月に生放送のラジオ番組内で、豪雨による大規模土石流の発生で甚大な被害が出た静岡・熱海について、「熱海が終わったもんな、雨で。」などと発言し大炎上騒動に発展しました。
粗品さんは番組内ですぐさま謝罪しましたが、ただ用意された謝罪コメントを読み上げているような感じで、気持ちが全くこもっていないとして多くの批判が寄せられ、その後も粗品さんの言動が度々物議を醸しています。
粗品さんのイメージ悪化も要因なのか否かは不明ですが、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』はゴールデン・プライム帯に昇格後、微妙な視聴率で推移しており、問題発言直後の7月11日放送回は世帯平均視聴率が5.6%、民放各局が現在指標としているコア層(13~49歳の男女)の視聴率が2.1%となっていました。
低視聴率の要因としては『霜降り明星』の力不足を指摘する声も多く、その他にレギュラー出演している『新しいカギ』(フジテレビ系)、『オトラクション』(TBS系)なども打ち切りレベルの数字を連発し、見事な大コケとなっています。
このままの数字が上がらないようであれば、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』以外の番組も打ち切りは時間の問題とみられます。
そして、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』の枠では新たに、『くりぃむナンタラ』がスタートしますが、『くりぃむ』シリーズの1作目『くりぃむナントカ』は、2008年に深夜から水曜19時枠に昇格するも半年足らずで終了しており、それから3年後にスタートした『SOFTくりぃむ』以降は再び深夜帯での放送となっていました。
13年ぶりにゴールデン・プライム帯での放送となる『くりぃむナンタラ』では、様々な人気企画をアップデートして放送するそうですが、放送時間帯に合わせた内容変更によって面白さが半減してしまうといったことは、特にテレビ朝日のバラエティでよくあることなのであまり期待はできないものの、人気企画に加えて新たな面白い企画もどんどん生み出して欲しいですね。
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- https://www.oricon.co.jp/news/2205308/
- https://mantan-web.jp/article/20210831dog00m200005000c.html
- https://taishu.jp/articles/-/95810