フジテレビ系で4日から報道・情報番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』(月~木曜日23時30分~24時25分、金曜日23時58分~24時55分)がスタートし、初日の平均視聴率が4.0%だったことが先日明らかとなりました。
同時間帯には1日まで、報道・情報番組『あしたのニュース』とスポーツニュース番組『すぽると!』が放送されていたのですが、前4週の平均視聴率は4.9%となっており、『ユアタイム』は初日から約1%もダウンとなりました。
同番組でメインキャスターを務めているのは、鉄道やアニメなどが趣味で“オタクモデル”として人気のハーフモデル・タレントの市川紗椰さん(本名=シュック市川紗耶ジェニファ 29歳)で、当初は“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上さん(本名=川上伸一郎 48歳)と共にメインキャスターを務める予定だったものの、ショーンKさんの学歴・経歴詐称が発覚したことによって降板。
それによって、国際ジャーナリストやラジオDJ、ミュージシャンなどマルチに活動しているモーリー・ロバートソンさん(53)が「ニュースコンシェルジュ(コメンテーター)」として出演する事が決定し大きな話題になっていたのですが、初回から数字を下げるという残念な結果となりました。
ちなみに、番組でショーンKさんの降板について触れられることはありませんでした。
<『ユアタイム』のレギュラー出演者>
(左からフジテレビ報道局・解説委員の風間普さん、モーリー・ロバートソンさん、市川紗椰さん、野島卓アナ、田中大貴アナ)
この時間帯に放送されていた『すぽると!』は、フジテレビ系で1960年代より放送されていた『プロ野球ニュース』の後を継いで放送されていた番組で、深夜のスポーツニュース枠を潰してまで『ユアタイム』をスタートさせるという大胆な改革を行ったものの、完全に裏目に出てしまっています。
そのため、放送開始前からあった局内での反発はさらに大きくなるという話も出ています。
このような厳しいスタートとなった『ユアタイム』ですが、問題はこの他にもあるとニュースサイト『アサ芸プラス』は報じており、本来であればショーンKさんがメインキャスターで、市川さんはサブキャスター的な役割だったものの、ショーンKさんの降板によって市川さんがメインとなり、市川さんはアナウンス力があるわけでもないことから見ている視聴者も落ち着かないと指摘。
さらに、市川さんの挙動に対して番組を見ていたネットユーザーからも多くの指摘があがっており、「市川紗椰キョドりすぎ」、「顔がテンパッてる。喋りもグダグダ。言い間違え、読み間違え当たり前。史上最速で交代の予感」、「大きな事件、事故、災害が起きたときにこのたどたどしい進行ではかなり批判されそう」、見てる方がつらい 。ホラッチョのせいとはいえ荷が重すぎる。交代させてやれ」と、早くも厳しい声が後を絶たないようです。
また、このような結果となりネット上では、
- ホラッチョさんが出てたら10%は越えてたと思うけどなw
- 何やっても裏目に出てて受けるわ
- ショーンKバージョンで見たかった。ショーン、カムバッーク!
- 市川紗椰がかわいいだけで番組自体はクソ
- ホラッチョが捨て身で番宣をしてくれたのに…
- このメンツではね。古館氏起用みたいなサプライズがないと
- 華がなさ過ぎ。何がやりたいのか分からん。いっそのことモーリーをメインにした方がいいんじゃない
- ぬるい、こんなぬるい番組やるならモーリーなんて必要なかったろ。あと市川には荷が重すぎた
などのコメントが寄せられています。
市川さんのファンからは好意的な声が上がっていたのですが、ただニュース番組を見たいという視聴者からは不評で、ショーンKさんをメインキャスターとして出演させた方がいいといった声もチラホラと見受けられました。
まだ番組はスタートしたばかりで、これから市川さんが番組に慣れて、メインキャスターとしての安定感が出てくれば視聴者からの批判も徐々に減っていくと思われるのですが、番組開始直前にショーンKさんの降板騒動があり注目を集めたにも関わらず、前4週平均より約1%もダウンし、番組で取り扱うニュースなど内容に対する批判的な声も多いことから、数字の獲得には苦労することになりそうですね。
そして、早くもメインキャスターを交代したほうがいいといった声も上がっていますが、果たして今度この番組はどうなっていくのでしょうか…。