ゴジュウジャーのブラック役交代。志田こはくが顔・声変えた設定で初登場。今森茉耶が未成年飲酒で降板しキャスト変更

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』（テレビ朝日系）の第40話が30日に放送され、女優・志田こはくさん(21)が一河角乃／ゴジュウユニコーン（ブラック）役で初登場し、視聴者の間で大きな反響を呼んでいます。

スーパー戦隊シリーズで初となる女性ブラック戦士・一河角乃／ゴジュウユニコーン役は、第36話までグラビアアイドル・女優の今森茉耶さん（いまもり・まや 19歳）が演じていましたが、11月8日に未成年飲酒が発覚したとして緊急降板となり、翌日放送の第37話から今森さん演じる一河角乃は完全に姿を消し、クレジットからも名前が削除されました。

＜↓の画像は、未成年飲酒で降板した今森茉耶さん＞

後半に入ってメインキャストの1人が降板となり、制作を手掛ける『東映』は11月15日に、今森茉耶さんの代役として志田こはくさんの起用を発表しました。

志田こはくさんは2022～2023年放送の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で、鬼頭はるか／オニシスター（イエロー）役を演じており、スーパー戦隊シリーズのファン等の間で反響を呼びました。

＜↓の画像は、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で鬼頭はるか／オニシスターを演じた志田こはくさん＞

そして、今日放送の第40話に志田こはくさんが初登場し、ハイクラスラグジュアリー名探偵・一河角乃は、かなりハードな潜入調査により顔と声を変えるも、元に戻らなくなってしまった…という設定となっていました。

＜↓の画像が、ゴジュウジャー 第40話の志田こはくさんが初登場したシーン＞

顔と声が戻らないことに不満を漏らしていましたが、元スーパーアイドル・百夜陸王／ゴジュウレオン（ブルー）から「その顔も見慣れてきたし、僕はそのままでも良いと思うけど」と言われると、「私もこのビジュ、見れば見るほどありなんだよね～」と態度を急変させ、「決めた、このままでいる」と決心しました。

最後には「鬼カワイイ！」と言って“鬼ポーズ”を披露するなど、随所に鬼頭はるか／オニシスターを匂わせるネタが仕込まれていました。

• ゴジュウジャー第40話の志田こはくさんの出演シーン（X）

このようにして一河角乃は顔と声を変えたという設定で、今森茉耶さんから志田こはくさんに交代となりネット上では、

• 神回だった
• 本人が顔と声を変えた！という設定は斬新すぎるｗ
• 仲間のメンツにお前の顔も慣れたの突っ込みにワロタ
• 通常のドラマなら何事もなかったかのように普通に放送するけど、子供向けの特撮だから無理くりにでも設定作って説明しないといけないんだな
• 無理矢理設定すぎて面白いけど、子供はなにも考えずに普通に受け入れてそう
• まぁ、戦死した設定より全然いい、ギャグ盛り込んでさ
• 潜入捜査でロボの力使って変装したら元戻らん！まぁええか！気に入ってるし！オープニングも撮り下ろしと合成でやってたの凄かったわ。めっちゃ頑張ったな
• この後の配信とかDVDどうすんの？
• 志田こはく代役の功労としてゴジュウ終わったらテレ朝ドラマに呼ばれるかもね　東映刑事ドラマはたぶんゲストで出る
• 老人から高校生に若返ったゴジュウイーグルがいるように、テガソードの力は割と何でもアリ感があったので、「テガソードの力で潜入のために顔を変えた」という強引な設定も納得できる落とし所になっていると思う。
  わずか数週間でここまで持ち直したスタッフ、キャストの皆様の努力には頭が下がりますね。

などの声が上がっています。

スーパー戦隊シリーズでは過去にも、1984～1985年放送のシリーズ8作目『超電子バイオマン』で、スーパー戦隊シリーズ初の女性イエロー戦士・小泉ミカ／イエローフォーを演じていた元女優・矢島由紀さんが、理由は不明ながら第9話を最後に失踪したことで緊急降板しました。

その後、小泉ミカは第10話で“戦死”したという設定で、第11話から元女優の田中澄子さん演じる矢吹ジュン役が、イエローフォーを引き継ぐ形になっていました。

途中でメインキャストが変更されるのは40年ぶりで、スーパー戦隊シリーズはゴジュウジャーをもって終了するだけに、今森茉耶さんの不祥事による降板は大きな波紋を広げました。

今森茉耶さんの緊急降板によって、8月に撮影済みだった一河角乃のメイン回（第38話）はお蔵入りとなるなど、作品に様々な悪影響を与えることになりましたが、ドンブラザーズに出演していた志田こはくさんの代役起用に対して好意的な反応が多いですし、これからの活躍に期待したいですね。